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パッド印刷と相性がよいスクリーンインキ

先日までルミカというブレスレット風の光るライトにパッド印刷を行った。パッド印刷自体は慣れたものでそれ程難しい印刷ではなかったが、前処理の工程と印刷工程を合計すると少しばかり時間がかかったともいえる

いつも感じることだが、パッド印刷専用に開発されたインキを使えば作業効率等がUpするのであろうが、パッド印刷専用のインキはかなり高い。メーカーのラインに導入されるようなパッド印刷で年間に何十万個もでるようなもの恵あれば良いのであろうが、小ロット対応となればそんなことは言ってられない。

その場合はスクリーン印刷のインキを代用して使うことになるが、全く問題は無い。メーカーに言わせればできればパッド印刷用のインキを~と言うが、それは実際に実験をしてみればそうでもない事がわかる

比較的相性が良いといつも思うのがシリコンパッドとFPPインキ(PP用のスクリーンインキ)である。パッドについたインクのほぼ100%が完璧な転写で被印刷体に転写できる。SG740等の比較的乾きの遅いインキをパッド印刷で使う場合がが多々あるが、これはパッドにインキが残る場合が多い。希釈やパッドを押すスピードを調整しなければならないのだが、FPPインキの場合はそれが無いので私の中ではかなり相性の良いインキだと思っている。

今朝もメールBoxを開封したら難しいボトルへの回転印刷案件が入っていた。これは今までの中で一番難しいと言える印刷でもあるが、すぐに試験をしたい旨を連絡しておいた