印刷ブログ
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お盆明け

お盆が終わった、振り返ってみればお盆前はバタバタしないであろうと思った期間がバタバタのまま過ぎた感じであった。閑散期になるとわかっていたので、昼間はアルバイトを入れて、夜に印刷の仕事をしていた。

さすがにもう若くない、と感じたので途中で身体がどうなるかわからないくらいの疲れになったが、それでも好きな晩酌は数日おきにきちんとこなしていた(笑)

今日からまた新たな気分で仕事が始まる事になるであろう、いろいろと試作もありやりたいことも出てきてはいるので、1つ1つ処理しようと思う。

大形シルクスクリーン印刷

写真は およそ 1000x750㎜ (1メートルx75センチ)の印刷を行う前段階の写真。ここまで大きいともうシルク印刷とも言えず、たんなる大型巨大印刷、、、としか説明ができない

幸いにも弊社には大きな版の枠と紗がのこっており、このような大きなシルク印刷(巨大スクリーン印刷とでもいうのであろうか。。)が可能だ。しかしながら、セットアップ、印刷、洗浄に莫大な時間がかかる。

インクも目詰まりを起こすので印刷物やインクの種類を選ぶことになるであろうが、スクリーンのメッシュが比較的大きいので(200-250メッシュ程度)それほど目詰まりがおこるわけでもない、が、1つするのに2-3分くらいかかってしまう。

ここまで大きいと印刷圧力もことなるので2つ同じ物ができないが、それでもなんとか近づけることはできる。

昔は長台印刷と呼んでいたらしいが、今はこのような大きなシルク印刷はインクジェットに取られてしまっているであろう。しかしながら、インキジェットでインクが密着しない素材の場合はシルク印刷(あるいはシールを貼る?)で対応となる。おそらくほとんどの場合はシール対応するであろうが、どうしても印刷をしなければならない、という場合は弊社のような長台が役に立つのでは?! 1年に1回くらいは大きなシルク印刷案件が出る。

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シルクスクリーン印刷でベタ

大きな紙(紙といってもポリエステル?系の素材らしい)に全面ベタ印刷があった。

長板があるので、1mx2m程は印刷ができるが、それでも一度に仕上げるとなればなかなか難しい。ベタの場合は;

1、ムラ
2.色の均一具合
3.力加減
4.版からの離れ具合

等、いろいろな要素があり、完全なベタ100%には決してならないからだ。しかしながらなんとか100%に近づけるようにしなければならない。部分部分にわけて印刷すれば問題は無いが、重なる部分がどうしても濃くなってしまう。良く見ればわかるが、パッと見た感じではわかりにくい、しかしながらプロが見ればわかる。

ベタ面の印刷、大型も弊社では印刷可能です

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日本酒の瓶に印刷

これまた1本という超低ロット(小ロット)の印刷となるが、日本酒4合瓶に印刷をしている。

色は3色、シルバー、ゴールド、白の3色となり、いままでの中では最大の色数となるが、それ程難しい合わせではない。色の重なりが無いので開始位置さえ気を付ければ問題なく印刷はできる

インクも必要な分だけの少量を出し、硬化剤を混ぜ今回は自然乾燥させる。なんといっても中身に日本酒が入った状態での印刷となるので、高温で焼き付け乾燥をするわけにはいかない。そんなことをしてしまえば折角の大吟醸という良いお酒が台無しになってしまうからだ。

日本酒の製造工程の中で火入れ殺菌という工程があるが、それらは約60℃前後で殺菌をして出荷前にやることになる。これをやらないと生酒のまま(厳密に言えば2回の殺菌工程があるが、この大吟醸は殺菌をしていないいわゆる 生生 という物であった)であるが、その場合は冷蔵保存が絶対となる。

ガラス瓶等の印刷は100℃以上の高温で焼き付けをしなければならないが、それでも自然乾燥で十分な効果が得られる。もちろんガリガリカッターや強い溶剤でこすれば落ちてしまうが、何度も繰り返し使わないようなガラス瓶の場合はシルクスクリーン印刷で十分と言える。

ビールのジョッキのように何度も洗浄して使うようなガラス印刷の場合はそれ専用のインキに600℃近い高温でガラスと一体化させるような硬化方法でやることになるが、ロットや価格が合わないであろう。そんな時はシルクスクリーンの回転印刷が出番となる。

ガラス瓶や日本酒の瓶に印刷、小ロットからご対応できます

sake

シール印刷 ビューカルVC956

ビューカルというシール?にシルク印刷依頼があった。メーカーからとると50mだが、ネットでたまたま見つけたお店で1m単位で販売していたので、ちょうどよく案件が決まる事になった。

シルク印刷で小さなシール、300枚程で1色、型抜き有。こういった案件はシルク印刷で仕上げた方が比較的安く仕上がる場合が多い。素材にこだわりがなければプリントごっこのようなものでシール印刷ができるのかもしれないが、耐候性等が必要になればやはり本格的に印刷をしなければならない。

小ロットのシルク印刷、お気軽にお問い合わせください

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車検証に印刷

写真のような車検証がある、ここに金色1色での印刷、小ロット10枚があった。こちらを依頼されてきた方もいろいろと見積もりを聞いて回ったそうだが、小ロットすぎて受けるところがあっても版代だけでとんでもない金額になり、まいっていたらしい

こういった小ロットの場合は版代という計算をするとまず案件が決まらない。昔からの商習慣なのかはわからないが、どうしても印刷屋さんは版代いくら、印刷代いくら、として見積もりを出したがる。それでは小ロットの案件が絶対に決まらない、という事は以前から何度も見積もりを出しては感じていた。

私はそれを感じていたので小ロットの見積に関しては版代を出さずに1式幾ら、という方法で見積もることにしている。それであわないようであればでは予算はいくらなのか?という所を聞き、現実的な金額であれば印刷をうけることにしている。弊社の場合は比較的安い?感じなので、だいたい予算内に収まる事がおおい感じだ

小ロットのシルク印刷やパッド印刷、得意としておりますのでお問い合わせください

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テストしているものが本番となる

ここ数週間ほどテスト依頼が多かったが1つ1つ本番化してきている。恐らく大部分はお盆明けに来るであろうと思うが、お盆前にも本番に進んでほしいという案件もある。

今日明日でお盆前の仕事が最後となる企業も多いであろうと思う、朝の道路の込み具合も比較的感じないスムーズな交通となっている。私は今朝早く東京を出て、途中魚沼市により新潟では有名な八色スイカを引き取り、先ほど戻ってきた。湯沢あたりからずっと下道だったが目立った混雑も無く順調に進んできたので予定よりは早く着くことができた。

午前午後とやることはつまっているので、今日は忙しい日になるであろう。明日は比較的のんびりかもしれないが何がいつやってくるかわからないので常にスタンバイしておかなければならない

お盆中も休まない

早いところでは昨日から1週間ほどの連休になっている模様だ、インキメーカーに問い合わせしている案件もあるが、昨日から休みで最短で盆明けの18日くらいになるといわれ、そうのんびりもしていられない。零細企業である弊社のような自営業はお盆など関係なく稼働することになる。

仕事が毎日あるわけではないが、お盆中に処理したい事ややりたいこともあるし、お盆のさなか急ぎの印刷ができるところを探している方もいるかもしれない。

お盆や休み期間中の急ぎのシルク印刷・パッド印刷などがあればご遠慮なく問い合わせてほしい。 

 

Uターンラッシュのさなか

今日から妻子を連れ、神奈川方面へ行くことになる。子供が夏休みなので妻の実家にある神奈川へ出かけ、そのまま2週間ほど預かってもらう事になる。その間私は仕事をしたり本業で仕事が少なくなるお盆の間はじっとしているのも嫌なので外で出稼ぎにでも行こうと思う。

消費増税後の売上が思わしくない、しかしながらサンプル依頼や問い合わせが続いている。それが100%仕事になっているわけでもないが、いずれ仕事になるであろうと思ってはいる。自営なのでどうしても仕事が少ない時はなにかしらの方法で穴埋めしなければならない、人が休んでいるからといって私も休もう、というサラリーマン感覚では自営業を営むことができない。むしろ仕事があるから休むわけにはいかない、仕事がなければどうすればよいのか? 新しい事を始めるべきか? 何か強みは無いのか?等々、常に仕事の事を模索するようになる

そんな私をみている妻は少しおかしいとも思っているかもしれないが、私にはサラリーマンという感覚は昔からなく、自営で育った身ではあるので仕事をしなければ食べてゆけない、という感覚が強い。 たまには息抜き、もちろん、やっているので仕事ばかりでは無い。

今日明日のUターンラッシュはものすごい渋滞であろうが、我々は逆方向に運転することになるのでいつも渋滞都は無縁だ

アクリル板1枚に金色印刷

添付のような多少厚みのあるアクリル板に金(ゴールド)1色の印刷があった。

素材と色からしてインキジェットや機械ではあまりできなさそうな案件、シルクスクリーンであれば簡単にできる。価格もそれほど高くはならない、1枚なので1式いくら、という価格設定になっている。

シルク印刷、パッド印刷の極小ロット印刷、低ロット印刷は弊社の得意とする分野だ

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