先日はサンプルということで市販の凹凸のあるライターにパッド印刷を行った。
市販の普通のライターであればシルク印刷で簡単にでき、セットアップも早い。その分単価も低いであろうが、最近は嫌煙されているのであまりライターが出ないのかもしれない。
凹凸があるライターなのでパッド印刷で行わなければならないが、ベタ面が多いので製版でも手こずってしまった。最終的には納得がゆく版ができるまで10版程作成、時間がかかったが最後の版で印刷したロゴは綺麗にできていた。
ベタ面のムラやインキの乗り具合、ブリッジのかけ方など、いろいろな調整をしなければならないのがパッド印刷でもある。データ上では直線だが、被印刷体が曲がっているのでデータのまま印刷すると仕上がりが曲がって見える。それを防ぐためにもデータをわざと湾曲させ、印刷すると仕上がりがまっすぐになる。
この調整はすぐにはできるわけではなく、何度も試をしなければならないので、必然的に製版をする回数が多くなる。1回でできればベストではあるが、殆ど2-3回はやらなければならない
ライターへの小ロット名入れ印刷、市販ものでも湾曲したライターでも、印刷は可能です