印刷ブログ
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採算と効率を度外視する

弊社は親子たった二人の小さな印刷屋といっても良いくらいの規模のまちなか印刷屋さん、という感じかもしれない。

設備は昔からの物があるので自社製版や小さなフィルム出力であれば問題なく全て自社内でできる。大きなデータ等になるとめったに出ないので外注でフィルム作成をしてもらうが、それでも製版は全て自社内で行う。

今朝もB1ポスターの原寸大を2色行うために、おおきな製版を行った。版だけでも外注すれば受注金額をはるかに超えるであろう大きさになる。

採算と効率を考えればおそらくどこの印刷屋も受ける事はないであろう案件であるが、たまに採算(いわゆる儲け)や効率(時間給にすれば最低賃金を下回るであろう)を完全に無視して受ける仕事もある。

それはそれが経験となり、ある意味他社にはできないという分野のPRにもなるからだと思っている。世の中儲けばかり考えてしまうのは商売としては間違ってはいないと思うが、PRの為になにかを行う、という行為があっても良いと思う