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とうとう月末

3月は例年通り忙しかった、年度末に関係している案件や通常の案件、又新規の案件など、いろいろあった。昨年は消費増税前の駆け込み需要もありだいぶ忙しかったので今年はそれほどでもないと思えば、昨年と同じくらいの忙しさになった。

ただ今日31日だけは印刷が無い(笑) その代り下準備やフィルムの出力、月末の処理や落版等、いままでできなかった事を今日やろうと思う。外も晴れているので落版するには最高の日だと思う。太陽のエネルギーと紫外線の強さ、印刷にはおおいに関係する。やはり晴れている方が印刷はやりやすい。

明日からはまた大型の案件が2つほど続くことになる。1つはタイベック紙に全面ベタ印刷、その他はB1のポスターに2色程の印刷。大きな案件、小さな案件いろいろあるが、4月がどうなるかがよくわからない。

弊社ではよくあるB1ポスターへシルク印刷

ここのところ固定といって良い感じであるデザイナーの方よりB1サイズのポスターにシルク印刷依頼がある

依頼されるデザインは決まって機械で出せない色、つまり金銀や蛍光色がある場合だ。これらの色を再現するには銀粉と金粉、そして蛍光カラーの粉が必要になる。機械では出せない色なのでどうしてもシルク印刷となる。

ロットも数枚程、1式おいくらという金額で出してはいるが、恐らくかなり安いとは思う。通常の見積でだせば版代だけで数万円、それであってはやるべきデザインや案件もまずほぼ0%の確率で決まらないと思う。そこらへんは効率と採算を度外視、版のかけあわせ、データの調整やらでお互い譲歩しあい、最後にはできるようになんとかする。

今回の色も蛍光マゼンタ、銀、そして特色の3色だったが、版をうまく回転させれば流用できるサイズ、そして弊社のおんぼろプリンター(笑、だがバリバリの現役)で出力できるポジフィルムのサイズにおさまったので可能だった。

こちらとしても週末の時間を使い仕事を仕上げる。平日であれば電話がなったり来客があったり、集中しなければならない紙の印刷なので週末を使い仕事ができるのであればこれはありがたい。

こちらもだんだんと完成するにつれて面白くなっていくのでやっていても苦にならない。しかし素材が紙、、、インキがちょっとでもつけばそれでNGなので、一番神経を集中する印刷だとは思っている

大型のポスターにシルク印刷、お気軽にご相談ください。

poster

クリヤファイルにシルク印刷

例年この時期になると出るクリヤファイルへのシルク印刷。印刷面積は小さいが色が3色、枚数は2000枚。ここまで多いとなかなかの作業になる。1色2000回、3色で全行程6000回となる。

2日間で終わらせたが、やはりしんどい。腰が痛くなる場面もあり、毎日とはいかない作業だ。

クリヤファイルはそれ専門の機械をもっている業者さんがいる感じではあるが、そこそこの制限が出る。印刷位置、色、そして使う素材。

シルク印刷の手刷りの場合、素材はインキの密着が確認できれば何でもOK,通常PP素材なのでいつも同じインキを使っている。印刷位置と面積はできる限りの大きさで印刷、あとは色。

シルク印刷の色はインキの膜が厚いので白うちをせずそのまま印刷してもそこそこの色ができる。これがインキジェットや機械の場合はなかなか出せないので白を印刷した上に色をのせてある場合が多い。

小ロットで100枚~300枚くらいのクリヤファイル印刷であればシルク印刷の方が圧倒的にコストが安いとは思う。

gidai

大型の印刷案件

今週末~来週にかけては大型の印刷案件が入った。大型といっても数量では無く、サイズ。B1ポスターに蛍光マゼンタ2色、シルバー、そして1.5M程あるタイベック紙に全面黒ベタ印刷

両方ともまる1日はかかるであろう作業とはなるが、どこも受けないようなサイズと内容。決して価格的にいいわけでは無いが、やってみせる!という気合だけで受けた案件(笑)

週末遊んでいるならば仕事をした方が楽しい、という仕事大好き人間だからの事かもしれません。

天気が良くなってきました、そろそろ落版もして天日干ししようかな

タンブラーに印刷

ここのところよくてがけるセルトナというブランドのタンブラーに印刷。

よく調べてみるとメーカーで名入れもできる感じではあるが、名入れできる面積に制限があり、大きくそして広範囲に印刷することができない感じになっている。理由は恐らく印刷方式がパッド印刷、又はいろいろな大きさが印刷されるとなると治具や版も変えなければならないので、統一しているのであろう。

もちろんその方が担当者がやりやすいし、スムーズに行く。かと言ってそれでは個性のある印刷もできないし、希望のデザインを入れる事もできない。メーカーの指定の大きさだとなんとなく小さい、と感じる人もいると思う。

今回の名入れは縦が約80㎜それにあわせた横幅ではあるが、メーカーの指定範囲よりも大きい。十分に印刷は可能、その上急ぎの納期。通常であれば自然乾燥でOKではあるが、印刷した翌日に発送しなければならないので、温風乾燥で強制乾燥させておいた。

窯が大きいので上の部分だけにタンブラーがのる様に配置、乾燥した。窯の上と下で温度が異なる、必然的に上の方が暖かくなるので、効率よく乾燥させるには上に物を置いた方が良いと思った

tanbler

ブログを始めて

なんとなくブログを始めて早3年ほど経過することになる。当初はある方のブログを拝見しているうちに、自分も書こうかな?という簡単な感覚ではあったが、毎日継続するという目標を立てた。時と場所によっては投稿ができず何日か飛ばした日もあるが、それでも継続して毎日書いている。

書く内容は印刷の情報、こんなことをやった、こんな素材に印刷した等、たまにはプライベートな事も投稿する。印刷業を始める事(引き継ぐ)になり、ホームページを作成しようと思ったが、商品が無い。そして印刷する成形物は毎回異なり素材も変わる。何をどうホームページに載せればよいのかが絞れないのでブログで投稿することにした、という理由もある。

もうすぐで1万人のユーザーの方がこんな私のような小さな町工場の印刷会社のブログを訪問した履歴となる、嬉しい事ではあるが、常に継続することを忘れないようにしたい。

今日も急ぎのタンブラー回転印刷がある。メーカーでは印刷名入れ範囲がかぎられているが、弊社ではそれ以上の大きさで印刷を仕上げる事になる。メーカーが範囲を固定しているのは手間暇と効率、あと版の大きさではないかと思う。弊社は他社が断る仕事を率先してうけるようにしている

ダンボールに印刷

注文ではないが弊社の別事業で使っている輸出用のダンボールに印刷をしてみた。いつもは コワレモノ と英文で書いてあるテープをダンボールの周囲に巻きつけているのだが、その作業がだんだんと億劫になってきた。

テープもそれなりのコストがかかると思い、インキであればいくらでも余っている。ちょうど古い償却したいQセットのインキがあったので、それを使い、ダンボールに直接印刷をした。

やはりダンボールなのでインキを吸う、かなりのインキ量を使ったかと思うが、テープの費用を削減したと思えば安いと感じている。

ダンボールへの印刷は通常グラビア?又はオフでやる場合もあると思うが、ロット数が多いと想像する。小ロット、単色又は2色程度であればシルク印刷の方が安く仕上がる

写真は4か国語のコワレモノ表記、日本語、英語、マレー語、中国語。そう、弊社は多言語翻訳も得意としております。隠れたサービスも提供できうる、グローバルな印刷工場?!(笑)

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ガラス瓶に印刷

ガラス瓶200本程への名入れ、高温焼き付けで乾燥させればある程度の密着が確認できたのでセイコーアドバンス社の1000インキで印刷。本来であれば1600が良いのだが、高価なインキでそこまでの密着度も変わらない(試験済み)

ピンポイントでパッド印刷にてピンクを1色、あとは窯に並べて40分ほど90℃くらいで焼き付け。密着は問題なし、白インキが混ざっているのであまり高温にしてしまうと白が茶色くなってしまうので注意が必要だ

ガラス印刷は水転写シート、またはガラス専用のインキとなるが、小ロットや予算によってはシルク印刷かパッド印刷の再現・密着でもよければという場合もある。ガラス専用だと600℃くらいの窯で完全硬化、ガラスと一体化するのでまずインキが落ちる事は無い。しかしそれなりのロット数と価格にはなるとは思う。

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アクリルにベタ印刷

写真のような薄いアクリル板。カッテングシートを貼れば良いような小ロットではあったが、弊社ではカッテングシートが無い。それでは印刷してしまえばと自社製版、そしてベタ印刷。

ベタ印刷はムラが出やすいのですが、なるべく気を付けて印刷。いつかはカッテングシートを貼る練習もしないと(笑)

アクリル板等、印刷できますのでお問い合わせくださいscrilic

赤ベースフィルム

すっかり使わなくなった赤ベースフィルム。インキジェットプリンターの水生インキでできるポジフィルムが出る前は赤ベースフィルムでポジフィルムを作成がほとんどでした。カッティングシートのような感じで、プロッターでカット。

今はほとんど使わない赤ベースですが、ベタ面が多い印刷のポジフィルムを作成するときは、赤ベースが便利です。ベタ面が多いフィルムはインキを多く使うので、最初から赤いいろのついているフィルムを切ってポジフィルムを作る方が簡単で割安です。

しかしむしり取り作業が大変(笑) これもまた仕事ですね

akabesu

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