印刷ブログ
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湾曲した板に印刷

全体的な印刷をのせる事ができないが、写真のような湾曲した板2枚にそれぞれ異なる絵柄を印刷することになった。

印刷面が平ではないので、なかなか難しい。製版の時も故意に紗張りが緩い版を使い、枠も細めのものにした。テトロン紗張りだと張が強すぎるのでナイロン風の紗張り、いつ張った紗張りなのかもわからないくらいだったが、久しぶりの出番だったとは思う。

絵柄の違うものを2個印刷、表面には塗装がされているのでSG740と念のために硬化剤を入れた。失敗は許されないので、1つ1つシールで試し刷りを行い、問題がなければそれを剥がしいざ本番。

失敗できない素材への印刷のコツとは、、、そうあるんです。 

もう ”エイっ!”と、躊躇せずに手を止めず、最後まで同じ力で刷りぬく!(笑)

これだけですね。ホント、途中で手を止めたり躊躇すると必ず滲んだりおかしくなったり。最後には自分を信じで手を止めず刷るだけです。でも意外とこれが一番良いコツだというのが、、、気づきました

sukeboforblog

ようやく春が来た感じ

週末もなにかしら作業が入り、連日夜遅くまで仕事が続いたが、週明けになってほっとしている。

今週も気が抜けない、いろいろな作業が入っているが先週と比較すればそれほど納期に追われているわけではないので、気持ち的にも楽にはなっている。

難しい印刷もあるので今日明日で準備を行い、明日以降は現場で集中しようかと思っている

日曜日は快晴で10℃以上になった、新潟にもようやく春が来たと感じた週末だった

ガラスコップとマグカップ印刷

ここまで小ロット、極小ロット(サンプルではあるが)は私もなかなか経験が無い。ガラス製のコップ、そして陶器のマグカップ、それぞれ1個だが色が違う。

どのくらいの密着度なのかを確かめるよいチャンスだとも思い、セイコーアドバンス社の1000インキ+硬化剤、そして140℃程の高温で焼き付けを行った。爪引っ掻き、テープ剥離はもちろん合格だったが、塩ビ等の素材をおかすくらい強い溶剤でゴシゴシ擦っても落ちない。何度か強く擦っているうちにウエスに若干インキの色がついている感じではあったが、それでもまだ落ちない。最後はカッターで強制的にインキを削ってやっと落ちた。

ガラスコップの印刷は比較的やりやすかったが、マグカップは取っ手があるので治具と版に干渉しなかなか位置決めと綺麗に刷れない。ああだこうだしている間に3時間ほどたち、もうすぐ夜中になりそうなときまで続けたが、最後はなんとか仕上がった。これが量産であればそのまま終わらせるのだが、1個なので折角しあがってもそれで終わりなのでなんとなくさみしい(笑) 

ここまで擦る方もいないではあろうと思う。もちろん長期間洗浄し食器洗い機等で何度もつかえばいずれは落ちるインキだが、そこまでの耐久性をもとめない用途であれば十分だと思う。

陶器やガラスせんもんの水転写はあるが、その価格とロットを考えればアナログなシルクスクリーンでやったほうが安く仕上がる可能性もある。いろいろな技術が世の中に出回っている、4月はビックサイトでちょっとした見本市があるので視察にいこうかと思っている。
cupandglass

沢山のサンプルに1つ1つ印刷

昨晩の夜中12時まで、サンプル依頼のあった1つ1つ異なる素材に1つ1つ異なる色でいろいろな印刷を行った。

パッド印刷からガラスの回転シルクスクリーン印刷まで、様々であったがなんとか終わった。パッド印刷の方はまだ課題が残っているが、こればかりは100%解決には至らなかった。どうしてもインキ膜が薄いという弱点がパッド印刷にはあるので、それをどう解決するか、細かい細い文字等も含まれているので何回も重ね印刷をすると滲みがでてしまう。更に手刷りなのでミクロ単位でのズレが出るとすぐにわかってしまう。

1つ収穫があったのが100円ショップで売っているようなガラス製のコップに1000インキで印刷、硬化剤をいれて120℃くらいで焼き付けをした。そのご剥離をしてみようと強力な溶剤でゴシゴシと何度も擦ったがいっこうに落ちない。かなり頑固に密着してしまい、サンプルで2か所刷ってあり1か所は剥離試験用だったが落ちなくなってしまった。

どうしようかと最後の手段はカッターでインキを削り落としてなんとか元通りにもどった。幸いにもガラス素材なのでカッターで削ってもキズなどが残らない。ここまで高温で焼き付けを行ったのは恐らくあまりないが、完全な密着になっていたので、良い結果だとは思う。しかしながらガラス素材はそれ専用のインキと硬化をしなければならないので、完璧な密着を希望する方はガラス専門の印刷屋さんに問い合わせた方が良いかもしれない

cups

昨日はサンプル三昧

先日は依頼されている回転印刷、タンブラーに名入れを行った。途中調子がでるまでいろいろとあったが、どうしょうもない原因にいつまでも気づかなかった自分にいら立ちが出てしまった。

ひとまず依頼されているうちの1/3程を終わらせた。種類も沢山あり結局途中で製版をやりなおし、色出しも5種類程あったのでそれだけで午後~夜までが終わってしまったような1日だった。

残念だったことは使っていた1つの版が最後にやぶけてしまい、どうにもならないことだ。そのまま別のガラスコップに版を使おうと思っていたがやぶけてしまってはどうにもならない。幸いにも代替の版があるが、そちらは今日の印刷用に製版してあるので、終わったら落版をし、再度新しく版を作らなければならない。

こういうときに自社製版ができるのはありがたいが、紗張りまでは出来ない。これは外注するしかない。

寒波がやってきて雪がかなり積もっていた、折角の春の到来もまだまだ先になりそうかもしれない

マーフィの法則が連続した夜だった

昨晩はさんざんになってしまった。駅前のシール作成で現場の写真を撮影し家にかえったら携帯電話を落としてしまい、そのまま画面がみれなくなった。これはおそらく修理をすると1万円くらいかかってしまう、古いiphoneなのであまり修理しようとは思わない。

一応音だけは聞こえるのでバックアップだけはとっておいたが、カメラ代わりにつかっていた携帯なのでしばらくはつかえないであろう。新しいのを買う気にもならない、最近はスマートフォン依存で自分的にも嫌になっていた時もある。なにかあればすぐ携帯を見ている人間がばからしくなってきたので、いっそのこと少しの間だけでもスマートフォンを離れようかとも思っている。

印刷の写真はデジカメで撮影すればよいが、使い勝手が悪い。しかしつかわないわけにはいかないので慣れなければならない

その後もポジフィルム用のプリンターのインキがきれてしまい、いつも在庫していると思ったら最後の1個を使い果たした後だった。急ぎの納期がある時にかぎってこういったハプニングがおきてしまうが、仕方ない。

多種類のサンプル印刷が待っている

今週はサンプル印刷で忙しくなりそうだ。マグカップだけで形の違う物が2種類、タンブラーで2種類、そしてお皿類で2種類ほど。全てことなる治具と製版になり、色も違うので2-3日はかかるであろうと思うが、一度セットアップさえできてしまえば恐らくスムーズに進むであろうと思う。

陶器が含まれているので最後は高温焼き付けになるが、大きな窯の電源をいれるのでできればすべてを刷り終わったタイミングで焼き付けを行いたい。

それが終わると恐らく予定していたフラスコ風のガラス瓶への名入れ印刷が始まる事になるであろうが、こちらは版もあるし色もだいたいわかっているので、あとは治具さえできれば順調にすすむであろうと思っている。

3月も15日を過ぎれば山かもしれないが、引き続き気を抜けないであろう

CD DVDに印刷

CDやDVDのレーベルに印刷は今は家庭用のインクジェットで簡単にできてしまう。それ専門の業者もいるので、CDの手配からケース、データコピー、名入れまですべてを一括で行う所もある。それはそれで任せてしまえば良いと思う。

単色の小ロット、急ぎともなればそこらへんの100均やホームセンターでCDを買い、弊社に持ち込めば翌日には仕上がる。以前と比較してCDもインキが密着しやすい表面になっているのでインキ選択も楽になった。

SG740、硬化剤なし、250枚程、即日仕上げ。データコピーはどこでやるんだろう(笑)

cd

部品が無い

昨晩に大型のパッド印刷案件の下準備をしようと思ったところ、肝心の部品1つが無くなっていた。

普段はいつもパッドにつけていたのでまさかなくなるとは思ってはいなかったが、これがなければ作業がすすまない。ほんの小さな部品1つだけではあるが、それがある無いで変わってしまう。

いくら探しても出てこないので後程ホームセンターに行き、類似品の部品を買い加工することにした

今日明日も気が抜けない、忙しい事は自営業にとって最高の宝物だと感じます