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30秒に1つしか印刷ができない

土曜日はほぼ丸1日を利酒グラスへのパッド印刷で過ごすことになった。総数量は500個とそれほど多いわけでも無いが、インキの特徴があるのでパッドに転写してからすぐに印刷できない。

パッド上である程度インキを蒸発させ、転写させなければ綺麗に全てのインキが転写されない、つまりパッドにインキが沢山残ってしまう(ということはインキの膜が薄いという事になる) パッド印刷の弱みはインキの膜がシルクスクリーンのそれに比較すると非常に薄い所にある。それなのにパッドにインキが残っているということは更に薄いという事なので印刷品質としてはNGとなる。

およそ15~20秒程の間をおいてから転写となるので、早くても1個30-45秒はかかってしまう。結局焼き付け乾燥が終わるまでトータルで10時間ほどかかったことになるが、最後の焼き付けも150℃になるまでに1時間半の時間がかかった

しかし今回使用した1690Nインキのガラスへの密着はかなり良い結果となっている。もちろんガラス専用のインキとは異なるが、シルクスクリーン印刷・パッド印刷でできる印刷としては良いインキだと感じた

kama

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