ガラスの被印刷体に関してはセイコーアドバンス社のインキの場合、1000シリーズがリストにのっているが、1690Nシリーズという高性能のインキもある。
自分なりに比較してみた感想としては:
1000シリーズ: 粘度が高く使いづらいが臭いに関しては我慢できるレべス
1690Nシリーズ: 粘度が程よく印刷しやすい、密着度及びインキの膜も1000シリーズに比べると厚め?しかし 臭いが独特で長時間作業する場合は少々頭が痛くなる
全くの個人の感想なので実際のメーカーの見解とは異なるかもしれないが、1690Nは高性能?らしきインクなのでその分刺激臭が大きい。インキを混ぜているだけでも少々気分が悪くなるくらいだが、そこに専用の硬化剤を入れるともっと頭が痛い。マスクか何かをしなければダメだと感じたが、そこまで頻繁に使うインクでも無いのでいまのところは気にしていない。
2日前にパッド印刷でベタを刷った物を今朝触ってみたがまだインキがべたべたしており、乾いていない。やはり1690Nは高温焼き付けタイプということが分かった。今はサンプルなのでOKだが、本番はガラスをアルコールで事前に拭き、表面の脂を落としてから印刷しなければ本来の性能が引き出せない。
印刷工程だけを見ていると単純かつ簡単に見えるが事前のセットアップ、表面の処理、乾燥後の箱詰等、いろいろな作業が関わってくる