今日の午後から始めたマグカップへのパッド印刷、小ロットの30個程なので2-3時間もあれば終わると思っていたが大間違いだった。気づけば乾燥も入れて夜中までかかってしまい、通算で8時間は費やしたと思う。
使うインキがこれまた厄介なインキでパッド専用のインキでは無いので、希釈に取り扱いが面倒だった。かといって高価なパッド専用インキを買っても1kg殆ど余らせることになるので、そうするわけにもいかない。
希釈は10個くらいやったらインキがダメになるので、5-6個くらいでとめてそのまま乾燥させ、次にとりかかる作業を続けた。途中納得のいかない仕上がりのものはやり直し、それも2度の重ね印刷になるのでいくら治具をしっかりと作ったとしても100%完璧に2度目が重ね刷できるとは限らない。
そうもこうもしているうちに夜中になってしまったが、なんとか全数仕上げる事ができた。インキが厄介なので希釈をしすぎると気泡がでる、希釈をしないとパッドで拾えない、絶妙のバランスとタイミングを模索するのに2時間くらいかかったが、結局は後から修正する方法がベストという結論が出たのでそのあとはスムーズにいった。
これでまた1つ技術とコツをつかんだことになるが、ここまでたどり着くのに相当疲労してしまったのでもう絶対に忘れないであろうコツでもある
年末なのか急ぎの納期の物がどんどんきている、もう少し早めに動いてもらえれば良いのだがそうもいってはいられない。これから年末までフルスピードで行かなければならない