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日曜日はシルクスクリーン講座だった

日曜日は地元長岡市で企業ボランティアという形でシルクスクリーン講座を行った。参加者はなるべく皆さんに体験いただくよう、12名に絞り、2つのテーブルにわかれて行った。

年齢層は高めだったが、中には実際にシルクスクリーンの印刷を商売としてやろうと検討しているかたもいるように思えた。恐らく日本全国を探してもこのように技術を教える・伝承するような講座や企業はほぼ皆無といっても良いと思う。ただ1社だけ私にパッド印刷や印刷の面白みを伝えてくれた方がいる、私は勝手に師匠だと思っている。

技術を教える=競合が増えそして自分のお客さんや事業が奪われてしまうのではないか、と感じる方もいるかもしれない。私はそれはそれでよいと思っている、日本全国のすべての印刷をうけれるわけでもなく、そして大企業に成長できるような産業ではない、と思っているところがあり、そして大企業が参入できない分野だと認識している部分もある。

プラス相当な忍耐と努力が必要な分野だとも感じているので、挫折する方も多いとは思っている。げんに私も何度の徹夜を繰り返しながらいろいろな技術や印刷方法を習得してきた。時間給でなんだといえる商売ではなく、創意工夫と忍耐力、時には発想力がものをいうものだと自信を持っていえる。

今回の講座は初めての試みであったが、またやってみようと思う。次回はもっと少人数で細かい印刷や技術を披露したいところではあるが、ある程度は見せる部分と見せない部分を区分けしようと思っている

http://www.machicam.jp/course/2015/kigyo-04.html

長寿大国日本だが高齢化が急速に

印刷とは関係ないが、たまには個人的な意見も書いてみようと思った。金曜日は東京に行かなければならない、仕事も山積みで日曜日は地元でシルクスクリーンの講座をやることになっている。その用意もまだやっていないが、土曜の夜と日曜の午前を使えば間に合うとは思う。

日本の高齢化が言われているがこれが急速に進むとは思う。ここ長岡市でもそうだが、近隣にどんどん高齢者施設が建設されている。言ってしまうと悪いのだが、若者や子供を育てるというよりは高齢者をいかに長生きさせるかにお金を使っている国に見えてしまう。

誰しも寿命がある、早く亡くなる方もいれば健康で長生きする方もいる。私は病院嫌いなのであまり行かないが、子供が怪我をした時に外科にお世話になった事がある。そのときに思ったのが病院にくる人の多さであり、高齢者が圧倒的に多かった。処方される薬の量もたくさんあり、いったい何を飲まされているのかがわからないくらいの量の方も見かけた。

無理に寿命を延ばすよりは、ある程度死というものと向き合い、そして寿命だと思えば延命も無理に治療もせずにあの世に行けばよいと思っている。これは私なりの考えなのでどうにもならないが、今の日本は無理やり税金をたくさん使って高齢者を生かしているかのようにみえてしまう。誰しも死にたくはないと思うが、まるで物を捨てるかのように高齢者ホームに親を預け、そして面会にもほとんど行かないとなればいったいどう感じるだろうか。私の祖母や祖父も入っていたが、週末になれば必ず面会にでかけた。なんとなく家にいたほうが元気だった記憶もある、施設にいれてしまえば楽ではあるが、そこで縁がきれてしまうような感じがしてならない。入れられたほうはどう思うのか、そして寝たきりになって動けなくても生きなければいけないという理由があるのか、なんとなくおかしいと思ってしまう。

死と向き合い覚悟を決めるのも生き方の1つであるとは思う

長岡市の国際ビジネス研究会

長岡市はものづくりの町でもある、そこに3年前に国際ビジネス研究会という会が発足した。地元の中小企業があつまり世界を目指す、そろそろ形に残したいということでブランドをつくりデザインを公募、そして物をつくり売り出す計画が始まる

みな下請けでは終わりたくない、自分の商品を持ちたい、そして直接消費者に売りたい、という意見は一致している。これをやるかやらないかは経営者の判断だが、チームが揃って一丸となり突き進めば不可能ではない

早速提案をしてデザインを公募する準備をしようと思う

沖縄の人との会食

昨晩は地元長岡市の農業と食を世界へ発信するということで会合があり、それに参加してきた。そのまま酒席となり、かなり早い時間から飲み始めてしまったが、その分早めに寝れたので良かった。

沖縄の方に無理やり日本酒を飲ませていろいろ語り、地方都市ながらお互いがんばらなければという結論で終わり、私は恐らく11月に沖縄に2日ほど行くことになると思う。印刷とは関係が無いが、それでも瓶に印刷をすることになるので、印刷のもっている付加価値を消費者さんに伝えることもできる。

今日の夕方からは今年度最後の長岡国際ビジネス研究会の定例会になる、連日の会合で仕事があまり進まないが、週末を使えば挽回できるペースだとは思う

中国の景気後退が影響するのか

弊社はほぼ地元新潟県での取引が90%を占めるといってもよいであろう、ブログをはじめてからここ数年で県外のお客様とやりとりしている部分もあるが、それでも定期的にということは無く、1回きりでの受注だったりそれが難しい案件だったりといろいろだ。 継続する案件があればそれはそれでうれしいのだが、いまの時代は継続する案件がほぼ皆無となっている。

よって来月にどれだけの売り上げがたつのかの予測すらできない、幸いにも印刷は在庫をかかえるような商売ではないのでそれほど資金繰りが厳しいという状況にはならないが、それでも毎月不安な部分もある。

単価が良かったり悪かったり、いろいろ言える立場でもない。今はお客様のご予算にあわせてほとんどの印刷を行っているので、場合によっては空の納品書を出してお客様に書いてもらっている案件もあったりする。印刷業は何もしないのが一番の売り上げが無い時で、印刷をすればそれだけ単価が利益になる。

毎日忙しく仕事があればよいがそれがいつどうなるのか?それすらわからない。業界によっては世界経済の影響を受け減産となったりすればそれだけで印刷が減ることもある

理想だがいろんな業界のいろんな方のいろんな印刷の案件を手がけたい。景気に左右されずにいられる日々をすごすことができればそれだけでうれしいと思えるのが経営者かもしれない。私はどちらかと言えば経営者よりは頑固な技術者という人間かもしれない

トートバッグに印刷

トートバッグに印刷があった、小ロットで50枚ほど、色はシルバー。位置的にも色的にもそして数量的にも弊社にある油性インクでOKとの判断になったので、あえて印刷をした。

本来であればアパレルはアパレル専用のインクがさまざまあるので弊社では手がけない事が多い。その分知り合いのアパレル専門のところに依頼して印刷をしてもらう。

幸い大昔だったのかもしれないがアパレルに印刷をしたことがあったので紗張り120-150ほどのメッシュがあるのでそちらで製版、テスト印刷したら問題ない仕上がりだったので50枚ほどを印刷しておいた。

今週はいろいろな会合がありなかなか実務が進まない週になってしまいそうだが、夜を使ってコツコツと仕上げなければならない。今週が終われば来週からは期末となり多忙が予測されるので、体調管理に気をつけようとおもっている。が、しかし大好きな晩酌だけはやめられない、ある程度のアルコールが私の薬になっているともいえよう

toto

2月は短い - 年度末がせまってくる

今年はうるう年だが、それでも2月は2日も短い月になる。来月になれば年度末でどこの企業様も忙しくなると想定できる。年度末の調整に在庫やその他の処理、印刷物を増刷する会社も多いかもしれないが、弊社のようなシルクスクリーンやパッド印刷でできる成型物への印刷はあまり年度末は関係が無い。

新年度のノベルティや卒業・卒園といった際に使うようなものの印刷が増えるとはおもっているが、まだまだ私の営業力が足りないのでそこまで大忙しという3月ではない。そろそろホームページを新しくしようとおもってから3年も経過して何もやっていないので、今日は夕方に知り合いのデザイナーさんに会うことにして強引に進めることにした。少しでも今風のページになって私のブログがリンクされればよいとおもっている。決まった商品を売っているわけではないので、ブログを使いいろんな印刷物を紹介することが一番だとおもう。

今日は終日仕事をして明日は子供と遊んでのんびりしようかとおもう。来週は忙しくなるのでいまのうちにどんどん進めなければならない

ベニヤ板を切る

木曜日は快晴になるという予報だったので、あらかじめいつもやっているベニヤ板への印刷の材料を買いに近くのホームセンターにゆき、午後から2時間ほどかけてカットを行った。ホームセンターでそのままカットしてもらえればらくだが、コスト的に割高となり、自社でもカットできる電動のこぎり(これももう30年以上前のもの?)があるので、それを活用している。

弊社にはいろいろな機械があるが、どれも古い。先代が買ったもので露光機、電動のこぎり、大型の窯があるが、どれも以前ほどは活躍をしていない。最近はアナログの印刷機械(とはいっても電動ではなく全て手作業)が一番活躍しているとはおもう。

ベニヤ板を全て切ったので金曜日か週末、または来週には黒の印刷を行い、あいまを見て白べた~色をどんどん刷っていこうとおもう。3月は毎年多忙な時期になるので、その前にできるだけのことをやろうと重い、早めにいろいろと動いている。

納期が命とも言ってよいほどの業界なので、できることはどんどん早めにしなければならない

材料のカットから印刷、仕上がりまで、ご相談ください

beniya

PPコートのあるコクヨファイル

PPコーティングがしてあるコクヨ製のファイルがある、汚くならないファイルでよいのかもしれないが、印刷するほうにとっては少し厄介だ。とはいってもPPインキを使えば問題はないのだが、このPPインキは目詰まりが激しい。そして印刷する文字が非常に細いので作業効率が悪い。

特遅乾溶剤を入れて印刷をしているがそれでも30~40冊もすったら版を洗浄して再開しなければならない。枚数は200枚にも満たないが、細い文字のところと大きなロゴを別で印刷、そして背表紙は別でやるので全部で3行程という長い作業になってしまう。それでも2日もあれば終わり、乾燥が速いので次の作業にすぐとりかかれる。

明日は晴れの予報、トートバックへの名入れをしたりいつも出ているベニヤ板の材料を買ってきてカットしたりする予定だ。

目詰まりがある分作業効率は悪いが乾燥が速いので結局はプラスマイナスゼロなのかもしれない。PPコートがしてあるファイルへの名入れ印刷、お問い合わせください

file

YKKのボタンに名入れパッド印刷

YKKといえばチャックで有名な企業だがボタンも作っているらしい。そのボタンに刻印するのにロットがかなり多くなったということで、刻印の変わりにパッド印刷でなんとかならないかということでテストをしてみた。

インキはやはり焼付け硬化をしたいので、1000シリーズでもOKだとは思ったが、あえて1690シリーズを使い、ボタンは小さいので300個ほどでもオーブントースターで十分焼付けができるサイズ、ということで1690にした。乾燥後の印刷はまず取れない、ほぼ一生取れないといっても過言でもないかもしれない。

弊社にある1690インクの色はそれほど多くは無いので、在庫色以外の場合は1000シリーズを使うしかないであろう、それでも十分な密着を得られるとは思う。

メーカーにたくさんのロットで作成して在庫を持つよりも小ロットで必要な分だけ作成、足りなくなれば追加作成することにより資金繰りをラクにでき、かつ不良在庫を減らす事ができる。これは企業にとっては重要なことであり、バブルの頃のような行いではなく、必要な分だけを作るいわばトヨタのカンバン方式でもあるかもしれない。そのカンバン方式が印刷でもできる

ボタンへの小ロット名入れ印刷、お気軽にお問い合わせください
botan

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