印刷とは関係ないが、たまには個人的な意見も書いてみようと思った。金曜日は東京に行かなければならない、仕事も山積みで日曜日は地元でシルクスクリーンの講座をやることになっている。その用意もまだやっていないが、土曜の夜と日曜の午前を使えば間に合うとは思う。
日本の高齢化が言われているがこれが急速に進むとは思う。ここ長岡市でもそうだが、近隣にどんどん高齢者施設が建設されている。言ってしまうと悪いのだが、若者や子供を育てるというよりは高齢者をいかに長生きさせるかにお金を使っている国に見えてしまう。
誰しも寿命がある、早く亡くなる方もいれば健康で長生きする方もいる。私は病院嫌いなのであまり行かないが、子供が怪我をした時に外科にお世話になった事がある。そのときに思ったのが病院にくる人の多さであり、高齢者が圧倒的に多かった。処方される薬の量もたくさんあり、いったい何を飲まされているのかがわからないくらいの量の方も見かけた。
無理に寿命を延ばすよりは、ある程度死というものと向き合い、そして寿命だと思えば延命も無理に治療もせずにあの世に行けばよいと思っている。これは私なりの考えなのでどうにもならないが、今の日本は無理やり税金をたくさん使って高齢者を生かしているかのようにみえてしまう。誰しも死にたくはないと思うが、まるで物を捨てるかのように高齢者ホームに親を預け、そして面会にもほとんど行かないとなればいったいどう感じるだろうか。私の祖母や祖父も入っていたが、週末になれば必ず面会にでかけた。なんとなく家にいたほうが元気だった記憶もある、施設にいれてしまえば楽ではあるが、そこで縁がきれてしまうような感じがしてならない。入れられたほうはどう思うのか、そして寝たきりになって動けなくても生きなければいけないという理由があるのか、なんとなくおかしいと思ってしまう。
死と向き合い覚悟を決めるのも生き方の1つであるとは思う