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寒波が再びやってきた

昨晩からまた大粒の雪が降り始めてきた、今朝も続いていたので10cmほどの積雪があったが、こんかいはそれほどでもない感じがする。このまま降り続けても恐らく数週間後には消えるであろう季節になってきた。

もう2月も半ばにさしかかっている、あと1ヶ月もすれば春がやってくる、そして暖かい季節になる。昨晩は別事業で使っているダンボールへの壊れ物印刷を赤文字で行った。古いVICがあまっており、全く使わないのでこういったときにでも使って不良インクを処分するようにしている。ダンボールは1回限りのものなのでとりあえずどんなインクでも良い。

さまざまな不良インクがあるが、いずれ綺麗に片付けられるようにしようと思っている

日曜が定休日ならば

地元で新規オープンした某居酒屋さんのメニューの表裏にシルク印刷をする案件があった

素材がPVCだか合成皮革風だったのでPPインクでテストしたら問題なく密着が確認できていたのでインクはPPTで行った。ところが印刷したあとに営業時間が変わるということなので営業時間の部分だけを消して新しい時間を印刷することになった

消すのは良いとして印刷するのは少々時間がかかる。定休日が日曜ということなので、土曜の営業時間終わりのぎりぎり24時頃に伺い、メニューを全て引き取り、そして月曜の朝に仕上げて夕方には届ける。

通常であれば日曜が休みなのでできないとかいろいろ面倒なことになるとは思うが、日曜が休みならばそれにあわせて印刷を行えば全く問題がない。弊社ではこういう風に柔軟に対応してお客様のリクエストにお答えできるようにしている。

土日祝日の印刷、あらかじめスケジュールいただければ可能です

穴あけドリル

なぜ印刷会社に穴あけドリルが必要かと思われるかもしれないが、プラスチック製品に印刷をする機会があり、そのついでにカットしたり穴あけをする機会が多い。

加工はすべて外注にしてしまえばよいかもしれないが、印刷後にすぐ加工したり印刷前に加工したりできると便利な場合がある。以前からある機械で動いているので活用できるものは活用するようにしている。頻繁に毎日使うわけではないが、電動のこぎりなどは結構な頻度で使う事がある。穴あけのドリルも数ヶ月に1回くらいのペースで使用はするし、フットシャーリングという足で踏んで薄い板を切る機械も頻繁にしようする。

印刷だけでなく加工から印刷までワンストップでできるような体制も整っております。しかし細かい精密なカットなどは弊社ではあまりできない分野なので、そういった細かい作業は外注に出さなければならない

drill

PVCマグネット2個に両面印刷

PVC製の両面マグネット2枚の極小ロット印刷があった。製版は他の版を作るときに一緒に行い、手間隙を削減する。これ単体での製版だと単価があわない。2枚なので版代は無視、恐らく金額を聞けばそんな安くできるの?と思われる方もいるとは思うが、2枚のロットで版代がいくらだということなどいえるわけがないと思っている

PVC製なのでインクはSG740を使い、両面印刷。あとは数日自然乾燥させれば終わる。かかった手間隙を考えれば近所のセブンイレブンの時給よりは高いと思うが、値段がどうだのいえる業界でもない。単価が良い案件もあれば悪いものもある、それぞれ理由があり事情、そして予算もある。なんでもかんでも儲かればよいという商売ではシルク印刷やパッド印刷という事業はやっていけない。時には徹夜をしてでも仕上げなければならない難しい案件もあるからだ。そうなれば時給だの月給だのいってはいられない。こういった小ロットでも断らず仕事としてうけている。

とにかく与えられた仕事と案件を確実に仕上げる、綺麗に、インクの密着は確実に、そして納期内に仕上げることだ。私はこういった時間に関係なくできる仕事が好きかもしれない。会社員になってしまえば9時~17時といった枠内で仕事をする、しかしそんなことは関係なく仕事があればいつでも仕事をする、今日も祝日だが構わず仕事をしたり、珍しく晴れているので外の雪をばらしたりして溶かす作業もしている。

明日は金曜日だが新潟市で新潟を盛り上げる会合がある、妄想の会という名がついているが新潟県の産業、新潟県という存在が好きでなんとかこの地方都市を盛り上げ活性化させようという有志が集まる会だ。ほぼ終日の会合になるが明日はでかけることにして、週末にまた印刷の仕事をどんどん進めようとおもっている
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ポジフィルムを大きく出力できるプリンター

シルクスクリーン印刷でポジフィルムを自社で出力できるようになればコスト削減になる。もちろん精細な細かいそして小さなフィルムや逆に大きなフィルムはそれ専門のところに外注して高品質のフィルムを出さなければならない。

弊社でも355メッシュほどで行う細かい印刷は写真製版で綺麗なそして繊細なフィルムが出せるようにしている。逆にそうでない印刷は自社で出力できるプリンターをそろえてフィルムを買えばよい。

ブログのアクセスでポジフィルム関連が多いのでもしかすると皆さんお探しかもしれないと思い、今回投稿することにした。しかしこれが100%正解とはいえないのであくまでも自己責任でおこなってほしい。

市販の安価なプリンターでA3まで出力できる染色タイプのもので、EPSONのEP-4004を1ヶ月ほど前に購入した。これはA3まで出せるので以前のA4でできた10年以上前のプリンターと比較するとかなりお気に入りだ。黒の色もほぼ100%といえる位まで出せる事が確認でき、いまのところ製版に支障はない。

肝心のプリンターの設定だが、私は添付画像の設定でポジフィルムを出力し、ほぼ黒100%に近いポジができている。1つだけ気になることはインクが高いことだ、互換を使えばよいのだが、以前それでポジフィルムがおかしくなった経験があるので、それ以来は純正を使うようにしている

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ファンタスという紙にクリヤーコード

社員手帳のようなものがありファンタスという紙でできているらしい。見た目は表面にPP加工されている感じだが違うとのことで素材が何かと聞けばファンタスという色紙?らしい

当初は手帳カバーを作成して汚れを防止するということだったが、枚数が100枚、それに1年で捨てるものらしい。カバーも特注でつくらないでよいサイズであればいいのだが、寸法が特注なのでどうしても割高になってしまう。

表面だけとりあえず汚れなければ良い、ということなので安価な方法としてシルク印刷のクリヤーコートをお勧めしておいた。とりあえず1年、表面の文字が汚れないようになればということならばそれでよいと思ったからである。

どんなインクがつくかわからないので、SG740のクリヤーでためし刷りしてみたが、問題なく密着はしていた。あとは製本前の用紙をもらって印刷すればすぐに終わる。

カバーをわざわざ作って何万円も消費するより、クリヤーコートだけであれば版も必要はない(弊社では綺麗に出したいので長方形の版を作る)、1万円もしないで完成できるであろう

ご予算にあった印刷方法のご提案をいたします。印刷とコンサルティングをあわせたインサルティングをいたします

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急ぎの週になりそうだ

少しだけのんびりさせてもらったので今日からはたまっている案件をどんどんこなさなければならない。夜更かししてでも仕上げる気持ちで取り掛かることになるが、体だけはこわさないように気をつけようと思っている

特にインフルエンザがはやっているとのことなので、十分に気をつけなければならない。ここ十何年以上もインフルエンザのワクチンは打っていないしかかってもいないので大丈夫だとは思うが、いつ何がおきるかわからない。

今朝は早速急ぎのパッド印刷から仕上げることになる、午後は他にもやらなければならないことがあるのでフル回転させなければならない

安心、安定は無いと思っている

自営業をしているといつも思うが、安心安定という世の中の理想は全く存在しない、ということだと思う。弊社は家族でやっている印刷工場なので従業員はいない。親子二人でなんとかきりもりしている本当に小さな印刷工場といってもよいであろう。

毎月の売り上げがどうなるのか、それは全く読めない。来月の飯が食えるのかと言われれば100%大丈夫だともいえない、ましてや失業保険などないので仕事がなくなってもとりあえず保険でなんとかなる、という安心感もない。常に自分でなんとかすべてを切り抜け、売上(仕事)を継続させ、案件をこなし、そしてなんとか仕事を増やそうといろいろなアイディアや努力をすることになる

年金に頼ろうともしないので日本政府になんとかしてもらおう、ということも考えない。最後は自分のことは自分でしか面倒がみれないという危機感を若いころからもっているので、大企業に勤めるとかいうことも考えない。

世の中のニュースやいろんな方と話をしているとどこか他人頼りになっている気配がしてならない。大企業でも銀行でも破たん寸前になれば政府が介入し、税金を注入して救済する。こんなニュースを見るたびに大企業の経営者は経営者と言えないのであろうか、と思ってしまう。日本は中小企業が国を支えているといってもよいであろう。この先日本のおかれている状況はどんどんと厳しくなると思う、自力で生きることができるように用意しなければならない

小ロットはいまだにニッチかもしれない

ニッチといえば技術かもしれないが、シルク印刷やパッド印刷に限って言えば小ロットで1個から~100個くらいに印刷できるのもニッチと言えるかもしれない

毎回思うのがどこかで断られた案件でできない印刷のほかにロット数が少ないということで断られることが多いそうだ。いまだに10個でもできますか?という案件があるが、弊社は喜んで受けたいロット数でもある。逆にロット数が多い案件はいずれ新興国に行ってしまう、印刷は人件費がほどんとなので大きなロットの案件はどうしても人件費の安い海外へ、もしくは都内や首都圏で割高だと思われる案件は地方都市へ向かえばよいと思う

東京には月に1回出ているが、首都圏の求人を見ると時給900-1000円といった広告が多い、それでも人があつまらないそうだ。一方地方では最低賃金の700円あたりから800円がほとんどで、2割もの差が出ている。それだけで印刷単価が下がるかもしれないが、首都圏と地方都市で2割の価格差が出るといってもよいかもしれない

今後も増え続けるであろう小ロットの印刷、お気軽にお問い合わせください

数年に1回はのんびりと

正月にほとんど休まずに働いたので今週の後半は少しだけ羽伸ばしで休むことにした、実際の印刷はできないがもう1名いるのでなんとかなると思った。データ類の加工やメール処理などは遠隔でもできる、急ぎの案件も幸いになく2月は例年多少暇になるのでそれを狙い以前から計画していた。

子供家族を連れ出しのんびりと、出先でも職業病なのでいろんな印刷物を見つけてはどう印刷されているかを見たりどうやって印刷しているかなどを考えて参考にしている。たんなるのんびりではなく、いろいろな成形物、特に難しい印刷物へのサンプルなどがあれば大いに参考になる場合が多い

3月は毎年の決算期で多忙になるので今からできることを前倒しで行い、3月にむけて用意をしようと思う