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来週は販促EXPOに出展

たまたま郵便受けに届いた販促EXPOのちらし、開封するなりすぐにこの見本市だと思い申し込みを検討した。しかし価格的に弊社にはとんでもない金額(恐らく巷ではたいしたことはないのかもしれないが、、、)。 弊社のような零細企業にとってはそう簡単に出せる金額ではなかった。

ちょうど市の方と仕事をしていたので何か補助金があるかと確認してみたらちょうどよい補助金があると言われ、審査に出してみたら採択された。恐らくこの補助金がなければ出展などまず無理だと思っていたが、幸いにも補助金を受けれることになり出展することになった。

3日間、7/6~7/8にビックサイトで行われることになるが、一番小さな0.5小間で申し込み、それでもなんでこんなに高いのか、、、と疑問に思ってしまうが、初めての見本市なのでしっかりやろうと思っている。

そのために日本酒の名刺も作成した、業務を止めるわけにはいかないので私一人しか行けないので、商談中だったり話をしている際にも展示できるいろいろなスライドも用意している。もう少しパワーポイントで手を加えればあとは大丈夫だと思う。週末には展示品で足りないサンプルの試作印刷を行う。それも普通の印刷や商品ではなく他社があまりやらないであろう難しい、面倒な印刷のサンプルを作成することになる。

水曜~金曜までになるがどれだけの反響がでるのかある意味楽しみでもあれば心配でもある。補助金が出ているからといって手弁当がゼロではない、ある程度のお金を使うのでそれなりの結果を出さなければならないと思い用意に手が抜けない。

東京近辺の方で当方のブログを見ている方がいらっしゃれば、販促EXPOの印刷サービスゾーン、W9-24まで訪問いただければ嬉しく思います
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日本酒を名刺にしてしまう

ここ新潟県長岡市は地方自治体のなかでも酒蔵が多い街になっている。かの有名な久保田(朝日酒造)は長岡市の企業だ。

先日のブログでも投稿したが日本酒の1合瓶に直接シルクスクリーンの回転印刷を行い、細かい文字も含めて300メッシュで再現、1690Nインキと硬化剤で150度の乾燥を行い、昨日蔵に届けた。

以外にも蔵の方にとってはまさかここまでできるとは、との大変な驚きであった。通常日本酒の瓶にはシールやラベルを貼る事が主体で、直接の印刷をすることが無い。よほどの高価な日本酒で無い限り採算が合わないと思っているのかもしれないが、最近は普通酒よりは高級な特定銘柄のお酒の方が人気になっている。

私にとっては回転印刷よりは1合瓶を名刺にしてしまうというアイディアの方が面白くてこれを長岡市の珍100景にでも登録したいくらいである。新潟県長岡市の会社に日本酒を名刺で出すところがある、という酒どころならではの面白さを演出し、これが地方活性化になればと勝手に思っている。

今週末には純米大吟醸が詰まった日本酒名刺が完成する、業界のとある方にも差し上げようと思っている。

ガラス瓶を150度ほどで焼付け

先日upしたブログの写真の日本酒1号瓶への直接印刷、細かい文字類があまり綺麗にでていなかったので月曜に再度製版を行い、データを変えたせいもあり製版が上手くいった

何度かためし刷りをしてみたが、文字列が綺麗に出ている。ものすごく混んでいる細かい文字はそこまで綺麗には出ていないが、恐らくメッシュを355に変えれば綺麗に出るとは思う。今回は300メッシュだったのでそこそこ限界がある。しかしガラス瓶で355メッシュを使うことがあるか否か、、、恐らく目詰まりがひどいのでロット数が低くなければできないとは思う。

今回は1合瓶x12本、白で両面に回転印刷。1回で印刷できるように車輪があたる部分はなるべく文字を避けるようにしたが、それでも天地ギリギリくらいまでは印刷したと思う。

1つ1つ検品をし、ちょうど12本ぴったりはいるオーブントースターに入れ、150度ほどで30分焼きつけ。このまま朝まで放置しておけばガッチリとインクが密着していることになる。

火曜日の午後に酒蔵に持参し、瓶詰めをしてもらう。自称世界初の日本酒名刺ができあがる。ワクワクして楽しみでもある。協力いただいているのは新潟県長岡市にある酒蔵、 お福酒造 様である。中身はもちろん純米大吟醸!
sake biz

日本酒の180mlの瓶で名刺を

作ってみた、恐らく日本発、世界初の名刺だとは思う。日本酒の1合瓶をそのまま個人の名刺に仕上げ、今週中に酒蔵で瓶詰めをしてもらう。

来週の東京ビックサイトである見本市に運良く出展できることになった。市の補助金をもらうことになり、参加することになる。そこでの商談後に潜在顧客になるであろう方に名刺として差し上げる、いわばインパクトのある名刺を作成することにした。

ラベルを貼ればそこらへんにある日本酒と変わらず名刺とも呼べない、しかし弊社の得意でもある回転シルクスクリーンの小ロットで印刷、高温焼付けをしてさらに中身は純米大吟醸、決して忘れることの無い名刺になると思い、10本くらい作成することにした。

ためし刷りをしてみたが細い線があまり綺麗に出ていない、300メッシュの1690Nインキ、これ以上だと作業効率が悪いので非現実的になってしまうが、そこは見本市なのでできるところまでやってみようと思う。月曜に再度製版を行い、仕上げることになる

ガラス瓶にシルク印刷、小ロットから可能です。ご相談ください

biz cards2biz card

イギリスのEU離脱と印刷

表題に関しては全く関係がないとは思うが、ここまで世界経済がつながりいろんなマネーゲーム(為替、FXに先物取引)が行われている世の中では何がどうなるかわからない。

個人的にはFXとかいう為替の売買は大嫌いであり、あれほど無責任なマネーゲームはないと思っている。ないお金を勝手に遊びでギャンブルのように為替にかけ、儲かればもうかったで大金を手にし、逆に大穴をあければあけたでかってに自己破産をしてしまう。ネット広告などを見ると楽して儲けるFXなどという甘い誘い文句が広告で出るが非常に気に食わない。そもそも世の中楽して儲かる商売などあるはずがないが、弱い人間であればそういった罠にはまってしまう

私は人とは逆に大変で苦労をしてめんどくさいことをしながら印刷をしている、それが世の中で必要とされていることであり、その仕事が楽しい。楽をして儲かることがないとわかっているのであえてその逆を行き、しんどくて儲からないようなことを楽しんでやっている。しかし印刷が完成するとその達成感がたまらない。おもしろくて楽しくてそれが仕事になっているので毎日が楽しい。こういった仕事を手にすることができ、非常に幸せだとおもっている。

世の中すべてうまくいくとは思わない、私もつらい思いをしたことが何度もある。仕事を楽しくできている今が一番楽しい、そしてそれが自分の事業となっているのでなおさら楽しい。イギリス1国のことで世界経済がおかしくなる世の中がどうしても納得いかない。

このような経済に左右されないような印刷会社を目指したいと思っている

高エネルギー加速器

印刷とは全く関係がないが、今日は東京から茨木まで移動して高エネルギー加速器がある施設でスイスの方の通訳を行うことになっている。この仕事が終われば新潟に戻り、来週納期の印刷をしあげたり7月の見本市の準備をしたりすることになる。

高エネルギー加速器といえば難しいジャンルにはなるが、私はこういったマニアックなことが大好きでもある。ドラえもんの世界のような場所で成功すればタイムマシンができるのではないかという研究でもある。こういう未知の世界に関してはわくわくしてしまい、訪問するのが待ち遠しい。しかし私は仕事で通訳なので、昨晩は難しい単語のおさらいをしていた。原子、分子、陽子、電子、そして粒子、普段使わない難しい言葉だらけだ。

今日はイギリスの欧州残留か離脱の投票の日となる。この結果によっては金融市場が荒れることになるだだろう、そしていろんな経済が影響を受けることになるとは思う。最近の経済には疑問が多く、物作りといった形を残す産業が金融といったマネーゲームで遊んでいる人たちによってバラバラにされてしまう。私的な意見ではあるが金融といったマネーゲーム、先物や為替はとっととやめてほしいと思う。おそらく儲かるときは儲かっているのだろうが、何かがあった場合は国民と政府が救済するといういい加減な商売になっている。そんなことをやっているから世の中がおかしくなると思うが、人間の金欲がある限りなくならないことであろう。

通訳をする

以前の職場では英語と日本語を駆使しながら取り扱い説明書をつくったり、海外の法人で営業や経営活動を行っていた。父親の急死による事情で以前の職場をやめ、新潟に戻り印刷業を継ぐことになった

海外にはなれているので印刷の合間をみながら、地元企業の海外進出のお手伝いをやったりもしている。昨日~明日まで通訳で外出しているが夜は仕事に戻り仕事をしたりしている。今日の午後から明日は東京にいかなければならないが、週末は戻って仕事をこなさなければならない。来週は忙しくなるとは思うが、忙しい事が嬉しい

Drupaからのメール

先々週訪問していたDrupa見本市で訪問したイタリアやドイツの会社よりメールが届き始めた。業界の最先端と印刷発祥の欧州の技術を習得する目的で訪問したが、ある意味充実した2日間でもあった。4年後にまた同じ見本市があるらしいが、恐らく行くことはないとは思う。しかし8年後にはまた行ってみようかと思うことになるかもしれない。

最先端でも特に乳剤やスキージ、そして様々なインク類に関しては習得できるものが多かった。今後の弊社の展開に多少なりとも影響するであろう素材もあったとは思う。

今日からもいろんな案件に外でやる仕事が待っている。体力勝負になるかもしれない

月曜日はいろんな印刷だった

週明けの月曜日はいろいろな印刷が始まった。午前中はPP印刷、そして午後からの布製のデニムバッグへの布印刷が2種類、初めての形だったので少々手間取ったが、最後にはコツをつかみ、白が綺麗に再現できていた。途中何枚か失敗してしまったが、予備があったので幸いにも助かった。布印刷はまだ始めたばかりなので、コツを掴んでいないが、ここ数週間で何種類かの布を手がけ、数百枚を刷った。

ある程度のコツとやりかたを掴んだので今後は失敗も出ずにスムーズにセットアップをして印刷ができるようになると自信がもてた。これでできる仕事がまた増えたことには経験として重要だとは思う。今までは布系はあまりやらなかったが、これからは自分である程度は手がける事ができる。しかし布系は本来はインクの違い、版そして乳剤の違いがあるので多少は初期投資が必要になるが、私は既存の道具を工夫して使い、インクは必要最低限でそろえて印刷をすることにする。

月曜の夜は急ぎのパッド印刷で円錐形でも曲がっているようなAS樹脂のタンブラーにロゴマークを1色、特色で100本行った。これも1日おいて出荷すれば納期に間に合う。今週の後半は付き添いで通訳の仕事が入っているのでバタバタするが、夜は印刷を行い、そして週末も印刷をすれば十分に間に合うスケジュールとなっている。7月も予定でいっぱいになりそうで、気が抜けない

メガネのバンドに白で印刷

サングラスに引っかかっているようなバンドに白1色で印刷。素材が合成繊維のような特殊な素材で伸縮性があるので、通常のインクでは密着しないと思い、SG410にてテスト。

引っ張ってもひび割れたり取れたりもしない、ということでSG410で合格。あとは白の再現だが、被印刷体が黒、青、赤とありどれも白が負けてしまう。コンクホワイトで印刷しても白の再現率が50-60%ほど。発泡インクやゴムインクなどで印刷すればよいのであろうが、弊社にはその設備が無い。

設備投資をしてもいつ回収できるかわからない世の中、こういった場合は知恵と手間隙をかけるしかない(笑)

メッシュは80メッシュで弊社にある一番粗いメッシュ。世の中には60メッシュもあるが今回のデータの細さを見ると80での製版が限界。それでもかなり大変な製版ではあった。

あとは2度の重ね刷りをする。とはいっても1回目を乾燥させなければほとんど変わらない。ということで手間隙かけて1回目を印刷してからすぐにドライヤーで乾燥、そして2回目を印刷。ここでコツもつかんだ。1回目はかなり強い印圧で印刷、2回目は1回目の乾燥したインクの上にやさしくなぞるようにインキを載せてあげる感じで印圧は弱めにする。そうすることにより1回目のインクがはがれるようなこともなく、綺麗に白が再現できる。

幸いにも小ロットの60個ほどだったのでこのような手間隙ができたが、これが大量ロットであればそうもいかない。

小ロットの印刷、ウェルカムです

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