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文字が細ければ何回も版を洗浄

文字やデータが細かい場合はデータを多少なりとも調整することを先方にあらかじめ確認をとるが、それでも綺麗に印刷するには連続で印刷ができない。

データの調整は見た感じ1-2回くらいで目詰まりがおきそうな極端に細い線であったり、使用するインクが目詰まりしやすい場合に調整を行う。 ある程度調整したら、印刷をしながら目詰まりを確認して版を何度も洗浄する。

データを限りなく太く・大きくできれば目詰まりが出ないかといえば、そうでもなくインクの種類によってはいくら大きなデータでも目詰まりを起こす。どのくらいで調整すべきかはもう勘にたよるしかない

ABSインクで密着するポリスチレン風の素材のミラーだったが、個数は100個ほど。データは調整してあるが、細い線があるのでメッシュは300、15個くらいで中断し版を洗浄、これを6-7回繰り返した。綺麗に均一に印刷するにはこのくらいの手間暇を惜しんではいけない。印刷は手間暇かかる仕事なので手間暇が嫌であれば印刷など最初からできない仕事でもあったりする(笑)

無事終了、ばらつきも少なく完成した。7回洗浄したが1時間ちょっとですべてが終わった。やはり綺麗に印刷ができると気持ちがよい

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