11月は正月前の年末年始でどこの企業様も忙しくなるのかもしれない、弊社は小さいながらも11月中はいろいろな案件が舞い込んできていて週末ものんびりできそうにない感じが出てきた。
もちろん難しい印刷等は週末や夜といった静かな時間を活用して治具をつくったりテストをしたりと、いろいろな試行錯誤は電話や来客が無い時間帯に行わなければならない。なので私は週休2日という概念がなく、ほぼ365/7の仕事となる。もちろん夜は寝ているが、遅い時は時計の針が24時を回っても仕事をしている場合がある。
それでも子供の寝かしつけや翌日の朝食やお弁当などを考えながら夜19時~21時の間はのんびりさせてもらっている。その後子供が寝たら工場に戻り一人コツコツと細かい作業を行っている。夜の静まり返った空間の方が細かい繊細な作業がはかどる。
今もポリエステルポーチへのシルク印刷を行っているが線が細い、デザインも細かいので版の目詰まりが一番でない時間帯=夜になる。温度が低い工場で印刷をやったほうが目詰まりがでないので作業が早い、しかしもう11月なので夜は寒くいくらストーブをつけても工場全体が温まるわけでもない。20年くらい前にユニクロで買ったジャケットをいまだに着ているがそれが役に立っている。インクがいつ付着するかわからない印刷業にとって着るものはいつ汚れてもよいものだと思わなければならない
いろんな仕事が来ていることが嬉しく、私を飽きさせない。同じ仕事を毎日していれば作業になるが、私は幸いにも作業ではなく仕事をさせてもらえる幸運の持ち主なのかもしれない