すべて形が異なる花瓶へのパッド印刷がおもったよりスムーズにすすみ、順調に終わった。
場内の温度が低いのでストーブを2つつかい、インク返しのプレートに向けて温風乾燥機をあて、インクのゲル化を遅くし、そして静電気対策を行った。
花瓶の中にはまっ平らなものもあったり凹凸があったり湾曲していたりといろいろだったが、無事終わった。平らの物がほとんどだったのでデータは調整せずにそのまま出したが、湾曲しているものや凹凸があるものは少々データとの再現性が異なるが、これは版を変えなければならないのでどうにもならない。
焼き付けは温風で80℃程、40分くらいかけて乾燥させた。印刷の色が白で1000シリーズインクを使ったので、100℃以上にすると白が白でなくなってしまう。本来であれば1690シリーズを使いたかったが、その場合は窯の温度を150℃以上にあげなければならず、かなり時間がかかってしまう。ノベルティということなので、1000シリーズでも十分な密着性が期待できるので今回は1000シリーズで行った