黄色、赤、薄い色といった淡い色はインクが飛びやすい。インクが飛ぶ = 年数が経過するとだんだんと色あせてくる現象でもある
シール印刷でやっていたステッカーをシルク印刷で色がなるべく飛ばないようにしてほしい、という依頼で急ぎの3色ステッカー依頼がやってきた。製版をして3色印刷、その上にPPラミネート加工をすれば恐らくかなり長持ちするとは思うので、来週までの仕上げ納期で手配することになった
インクも塩ビシート用のインクを使えば刷りやすく乾きも早いのではあるが、それだと耐候性がいまいちとなるので、SG740で耐候性のあるインクで刷ってみようと思う。もちろん乾きが悪いので早めに印刷を済ませ、週明けまで乾燥させ、その後にPPラミネートをすればよいとは思う。
色が飛ぶという相談は何度も受けているが、最後に透明のインクでオーバーコートをすればかなり長期間耐えることができる。5年ほど前に長岡市内を走るバス会社様の屋外看板に4色(赤や薄い肌色等飛びやすい色もあった)を行い、最後に透明でコーティングをしたが、いまだに色あせがまったく見られない。
色数を1つ増やしてコーティングするだけでかなりの効果がでることもある、が、それがプラス1色というカウントになるので、色数が増える=工賃が多少あがってしまうが、強度を持たせるという意味では良いのかもしれない