印刷ブログ
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パッド印刷が一気にやってくる

先週から見積もり依頼をうけていたパッド印刷でしかできないような成形物への見積もりが決まった。それもほぼ同時にきまりすべて月内に間に合わせ、しかもなるべく急いでほしいという案件なので時間調整とスケジュール調整をうまくしなければならないと思っている。

1つは地元長岡市の有名な花火玉にパッド印刷で記念品の名入れ、もう1つは某有名なお菓子メーカーのおかしいれの丸い部分にキャラクターを印刷する、そして月内に納めなければならない公官庁向けのボールペン2色となる。

どれもロット数としては一般では小ロットになるが、弊社にとっては中~大ロットの作業になる。週末や夜を駆使すれば問題なく仕上がるとは思っているが、3連休も来客があったり子供の帰省があったりでバタバタしてしまう。

花粉症の時期になったのであろうか、最近鼻水がとまらない

密着するインキが無い

かれこれ2週間以上テストを繰り返しているアルミ風のバルーンだが、ニッチなインキメーカーに連絡を取り、テストをしてもらったが、やはりNGという回答ではあった

もともと下処理無しではインキが密着しない素材ではあるが、2液性のとある特殊インキを使用すればそこそこの密着が確認できる、という連絡をもらった。私の中でも全く見当はずれのインキを試しに使ってみたらそこそこの密着が確認できたので、恐らく同じであろうと思っている。

サンプルを100gほどもらえるので、そちらを使い再度テストを行い私がつかったインキとサンプルでどちらが結果が良いかを報告して差し上げようと思う

年度末を感じる時期になってきた

ここのところ年度内に仕上げてほしい、という印刷依頼が増えてきている。今週末は3連休となるが、それも東京へ往復する予定が入っているのでキャンセルもできない。恐らく来週から月末にかけては忙しい日々を送ることになるであろうと思う。

3月の最終週の土日も稼働を視野に入れている、あとはすべての案件が問題なくスムーズに進めば大丈夫だと思う。仕事があることに感謝したい、幸いにも新潟県の桜シーズンは4月になってからなので、花見を逃すという事はないとは思っているが、そろそろ冬も終わり春の到来になっているので気持ち的にもなんだか嬉しい

年度末の急ぎの案件、とりあえずまだ時期的にはなんとかなります。お急ぎの案件があればご相談ください

難題苦戦

写真のようなアルミのバルーンへのシルク印刷で苦戦している、そこそこ密着するインキは判明したのだがこんどはバルーンの色によりインキがはじかれたりしてしまう。

もともとはグラビア印刷がされているので、その上に無理やりシルク印刷をしているのだが、それが上手くいかない。ここまで苦戦しているのは今迄では初めての素材だ、しかし必ず解決策があると思っている

baloon for blog

取っ手のあるマグカップへシルク印刷

写真のような取っ手のある陶器マグカップへはなかなかシルク印刷を受けてくれるところがないらしい。

某有名なノベルティメーカーの印刷方法でもパッド印刷のピンポイントか昇華転写によるフィルムの貼り付け以外は方法がのっていない。回転シルク印刷でできるのだが、恐らくどうすればよいのかまでは考え付かなかったのであろう。それもそのはずで、取っ手がシルク印刷の版に当たってしまい始点が上手く設定できない。

弊社では何度か試行錯誤を行い、通常の回転印刷の機械では絶対に無理だと思う方法でアナログな印刷方式を発見し、取っ手付きマグへの回転シルク印刷を実現させている。そこまでたどり着くにはいろいろな工夫や試行錯誤を重ねたが今では弊社の武器となっている。

パッド印刷よりも1回で濃い色が印刷できるので個人的には回転シルク印刷の方が印刷としては気持ちが良い

取っ手付き陶器マグカップへの回転シルク印刷、可能です。お気軽にお問い合わせください
white mug

ポリエステル傘の内側にシルク印刷

市販されている傘の外側に社名やロゴを入れるシルク印刷は何度も手掛けているが、内側はいまのところ地元新潟県のとある学校地区の1件だけだ。 ここでも少子高齢化を感じるのか、年々本数が減っている、今年は33本という弊社にとってはちょうど良いロット数ではあるが、小ロットの中の小ロットの部類に入るとは思う

内側は意外と難しそうに見えるが私は外側よりは印刷がしやすいと思っている。もちろんどちらでもできるように治具を考案し作成してあるが、内側の方がなんとなくスムーズにできる感じがする

内側に印刷しても何も見えない、、ということかもしれないが、どこの誰に属するのかというネームタグ風に思えば内側に印刷してもよいのかもしれない。

ビニール傘の内側にシルク印刷、可能です。お問い合わせください。
kasanoura

花火玉への印刷依頼

弊社がある新潟県長岡市は長岡花火で有名らしい、私は子供のころから毎年のように見ているので、そう珍しいとは感じなくなっているし、今年はみなくても来年がある、という感覚になっている。遠方からこられて鑑賞する方達がいうにはここまでのスケールで打ち上げる花火は見たことが無い、とみなさん感動されている

その花火で有名な地域柄なのかわからないが、先週から今週にかけ花火玉への印刷ができないか?という問い合わせが連続であった。ぐるっと1周だと相当な治具を作らなければならないが、ピンポイントで1色であればパッド印刷で仕上げることができますよ、とお伝えはしてある

直径が大きくなればなるほど大きなパッドを使わなければならないので、機械ではできないかもしれない。弊社には60x60mm角のパッドがあり、それでサッカーボールに印刷をしたことがある。そちらを使えばそこそこ大きな面積に印刷ができるとは思う。
nagaoka firewrosk

RAMインキ

アルミ風のバルーンへのインキ密着で難航している。PPTや60Aインキでそこそこ密着が確認できたが、やはり衝撃や摩耗に弱かった。

クライアントよりはそこそこ密着していればよい、という条件だがそこはシルク印刷屋の技術者の意地が出てしまう。完璧な密着は期待できない素材だが、やはり商品としての耐久性がなければNGだとは思う。

バルーンはPRで使うので到着して膨らませたらインキが剥がれたなどという事は許されない。それなりのいろいろな試験を繰り返し恐らくRAMインキがベストではないであろうか、という個人的な判断ができるところまでやってきたがまだわからない

水曜の午前中に剥離試験を行うがその結果次第ではサンプルを提出することができる、逆に結果がNGであればまたいろいろと試行錯誤を行い密着するインキを探さなければならない
RAM ink

印刷とは全く関係が無いが、、、

今日のブログは印刷とは全く関係が無いが、新潟県にはこのような変わった面白い飲食店が意外と多いので紹介したかった。

週末に子供をつれ夏用のタイヤ交換をしたりメンテナンスを義理の兄がいる柏崎市にいって行った。帰りの食堂でカツカレーを頼んだが大きかった、もともと大きいのは知っていたが、いざ注文して届いたのをみたら本当に食べきれるのかというくらいの大きさではあった

仕事でもなんでも小さな企業であれば何か変わったことをしなければならない。このお店も恐らく何かしらの理由でこうなったのであろう。弊社も同じシルクスクリーン印刷をやっていては生き残れないと思い、他社が嫌がる案件や素材、形やロット数の印刷を積極的に受けるようにしている

外見からみれば単なる食堂にしか見えないし、デカ盛りの看板やPRすらない。知る人しか知らないお店でもあるが、知り合いから聞いて訪れてみた。

デカ盛りが好きな方は新潟県柏崎市を訪問するチャンスがあればぜひお試しあれ。店名は 萬来という、googleで萬来 カツカレー 検索すればすぐに出てくるとは思う。 写真は長男と長女をバックに撮影したカツカレーの普通盛りだった、、大盛りもあったが、、、私は頼めなかった。。 長男の顔とカツカレーの大きさを比較いただければおおよそのボリュームがわかるかもしれない(笑)
curry

サンダルの鼻緒にシルク印刷

サンプル時は形になっていたので相当苦労はしたが、今回の量産(とはいっても2ケタの数量ではあるが、こういった小ロットが弊社の得意分野となる)は形になる前の状態なので比較的印刷がしやすい

邪魔になるような部分を避けるような簡単な抑え治具を見つけ、あとは位置合わせをしっかりすれば印刷ができる。黒い鼻緒に白のシルク印刷なのでメッシュは粗いものを使用、2回刷りは怖いので1回で白がでるようにわざとメッシュの粗いものをつかった

通常のシルク印刷屋の場合は恐らく形を見る前の商品名を聞いた時点で断ってくるに違いない。できないことをできるようにするのが技術向上であり仕事だと思う。いつもやっていることを繰り返すのは仕事とは言わず、作業だと思う。

他社が断るような印刷案件、お気軽にご相談ください。

hanao