印刷ブログ
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コロコロ

布類に印刷するときは表面の糸くずやら何かしらの付着物を除去しなければ綺麗に印刷ができない。

特に外国製のノベルティのカバンなどはかなりの確率で糸くずのようなものが付着している、除去をして印刷しなければ、版にくっついてしまい掠れ・欠け等のNG印刷になってしまう。

添付のような家庭用コロコロ掃除機のようなもので1つ1つ汚れを除去する、わざわざ専用のクリーナーを買わずとも近くのホームセンターで買えるようなもので十分代用できる。

今週は急ぎで布製のトートハンドルバッグ、500枚に印刷がある。2日もあれば仕上がるので問題はないが、、、やはり海外製なので1ケース50枚入っているはずが、5ケースを完了し、50段のドライラックに5枚ずつ乗せたが、、、一番上の段がなぜか3枚になっている。つまり2枚不足しているようだ。幸いにも予備で5枚手配いただいたが、、残りの250枚が果たしてきっちり250枚あるのかが不安になってしまう
corocoro

テニスボールへの回転シルク印刷の治具

テニスボールの絵柄に平行になるように回転治具を調整しているが、これがなかなか難しい。

理論通りに行けばよいが、月曜日に簡易治具ができそちらで回転させテストをしたがすべてが100%平行になったとは言えない、しかしながら着実に前進はしているので時間の問題であろうと思う。

始点の位置決めはそれほど難しくはないが、あとは柄に平行にすべてのボールが回転してくれればいい。その微調整で今週が終わってしまうかもしれないが、集中して完成させようと思う。

そんな忙しい時に身体の不調が出てしまい、耳の外科に行かなければならなくなってしまった。耳介血栓という耳の上部のところに血が内出血で固まってしまう、いわゆる餃子耳だが、これまで2週間の間に10回以上抜いた。しかし抜いても抜いても膨れ上がるので、とうとう総合病院を紹介された。そろそろ外科通いの時間ももったいないし、費用も負担もバカにならない、それよりも2日に1回注射針を耳に刺されるのがいやになってきた

週末にいろいろ調べたが、どうもOK432(ピシバニール)という液体を注入すれば耳介血栓が治せるらしいとの情報を見つけた。こちらの方法が総合病院でできるか、火曜日に行って確かめてこようと思う。これでもダメならば餃子のままでいるしかないのかもしれない

新潟県は食の宝庫だ

今週は忙しくなるのがわかっていたので、せめて天気がよさそうな週末だけでものんびりしようと妻子を連れて新潟の魚沼地方に出かけた。

土曜日は十日町にある田んぼのど真ん中にあるおしゃれなお蕎麦屋さん、こちらは場所をしらなければうっかり通り過ぎるようなところにあり、それも幹線道路から外れているところだ。場所とお店を知っていなければまずはたどり着けないが、ここがまた絶品だった。山菜料理やおにぎりが食べ放題になっており、それに地元十日町市の蕎麦かコシヒカリの米粉をつかったうどんを選ぶことができる。もちろん天ぷらも季節の山菜で食べたいだけ食べれた。

ここはぜひお勧めしたい http://abuzaka.com/

日曜日はあの地酒で有名な南魚沼市にある八海山の写真食堂にいった、ここは一般人でも入れるし、なんといっても南魚沼さんのコシヒカリがおかわりし放題である。価格も日替わり定食で魚に酒粕で漬け込んだ風味の豚肉がつき、お味噌汁に小鉢、800円で食べれる。この品質に味で800円は安いと思う。新潟県は食がとにかくうまい、このおいしい食事を満喫できたので、今日から1週間はフルパワーで仕事をすることができるであろう。

今週も難しい案件が1つ待ち構えているが、そちらの治具のアイディアも夢の中で出てきたので、早速作ってみようと思う
soba

昨晩は長岡国際ビジネス研究会だった

昨晩は私が会長をつとめる長岡国際ビジネス研究会の会合と懇親会だった。

今回はインドビジネスセミナーということでインド在住の講師より講演をしてもらったが、私が知っているインドとはまったく別の事例だったので驚きの連続だった、インドもそろそろ中国を抜いて世界最大の人口になる。そこにあるマーケットをどうするのか、という部分ではそれぞれの会社にまかせることになる

私がやっているようなアナログの印刷は恐らく成熟した経済に必要になるとは思う。成長している経済では量がものをいう、成熟した経済では量より在庫をおさえること、そして小ロットが主流になると思っている

今晩は遠く高知県からの方がやってくる、これで2度目になるが、前回は話をするだけで終わったが、今夜は二人とも好きな日本酒を酌み交わしながらいろいろな話ができるとは思っている

シルク印刷に興味を持つ

先日電話にてカードケース風の素材300~500枚にシルク印刷が可能か否か、そして可能ならばいくらになるのかという見積もりがあった。初めての方なのでいろいろとお聞きになっていたが、途中から会話がシルク印刷の内容になったり実際の作業を見てみたいという事なので、快く了承しておいた

最近の印刷と普通の印刷といえばインクジェットや機械にデータを差し込んでボタンを押すだけのようなイメージになっているが、形ある成形物への印刷はシルク印刷とパッド印刷も含め、いろいろな方法でどうしてもしかもアナログな印刷になってしまう。ロット数が大きく継続する案件であれば半自動印刷機が活躍するであろうと思うが、今はそういった仕事が海外に流れてしまい、日本国内ではアナログの手刷りが主流になっていると思われる。

もちろんメーカーのラインだったり量をこなす中規模の印刷会社であれば半自動の印刷機を多くもっているのかもしれないが、弊社のような小さな印刷工場にはそのような機械が必要なく、仮にあったとしても1年にまったく稼働せずにほこりをかぶってしまうような道具になってしまうかもしれない。

半自動のシルクスクリーン印刷機が工場に1台あったが、それも2年前にオークションで売却し、さようならをした。5年以上も稼働させずに、工場の一部にあったので、場所をとるし使用方法もよくわからない。セットしたい案件もあったが、結局は手刷りで印刷をしたほうが早く、いつまたリピートがくるかわからないような案件だったので、版自動機を使用せぬままだった。平成初期に導入したらしいが、その当時は活躍していたのかもしれない。そして大量印刷がメーカーとともに海外にいってしまい役目を終えていた機械だった。

今はすべてがアナログの手刷りだが平面のシルクスクリーン印刷、局面の回転シルクスクリーン印刷、凹凸のある成形物にも印刷ができるパッド印刷でほとんどをこなすことができている。小ロットとアナログの印刷はこれからさきもっとニーズが出てくると思っている

ビニール傘が続く

梅雨時期の前だからだろうか、ビニール傘への社名の名前を入れる案件が続いている、少ない時はロット1箱の60本、お店によっては600本であったり、様々だ。

60本ロットだと恐らく世間では小ロット扱いとなり名入れしにくいのかもしれない、ビニール傘なのでなくなってしまうと思えばあまりお金をかけたくないのが本心であるとは思うが、おもてなしの心をお客様に伝えることができる

旅館でもビジネスホテルでも、名前が入った傘と入ってない傘では入っている方が良いと思う。うっかり忘れた傘を無料で借りることができ、かつロゴが入っていれば返却率もよいかもしれない。それか名前を入れた傘を安く提供してあげるようなサービスがあれば傘代金はともかく、ホテルや旅館の宣伝にもなる絶好な広告ツールになるかもしれない。

傘への名入れ印刷、小ロットでもまったく問題ありません、お問い合わせください

色合わせは難しい

色合わせは意外と難しい、いままで他社で行っていた色に合わせた欲しいとなるともう現物を入手し何度も調色して近づけるしかない。これがかなりの手間暇になってしまうが、色にこだわる場合はこれしか方法が無い。

写真で送付されてきても、その写真撮影に使用しているカメラの精度や光の当たり具合、そしてパソコンのモニターにより色が違ってくる。色に妥協できないような会社指定のカラーであればDIC指定でもダメだ、もうその現物をみなければならない

逆にDICやPantone等で指定できればそちらを参考にするが、これも100%同じになるとは限らない。そこそこ似ていれば~ というのが一番簡単ではあるが、被印刷体の色によりまた色がことなるので、難しいであろう。

色合わせ、意外と大変な作業ですので、できれば原色指定だと助かります、特に急ぎの場合は(笑)
dic

気持ちが良い週末だった

週末の土日はとてもよい天気だったが、どうしてもやっておきたかった仕事があったので、土日ともに午後だけ2時間ほど印刷をしたが、それ以外はのんびりと過ごすことができた。

これだけ天気が良いので場内の窓を開放し空気の入れ替えを行いながら仕事をしたので乾燥も早かった。今週も比較的天気がよさそうなので、いろいろと進めることができるであろうと思う

週半ばに難しい案件が到着し6月納期になっているが、チャレンジすることになる週かもしれない

落版日和となった

木曜日は晴れ晴れとしており、朝から夕方まで最高の天気だった。こんな天気が良い日にはたまっている版を落版し、天日干しすることで場内の整理整頓ができる。木曜だけで10版くらい落版したので、だいぶ綺麗になった。

もう1つは大きなベニヤ板へのシルク印刷が年に3-4回あるので、そちらの材料をホームセンターで購入し、カットだけ行った。場所をとる大きな3x6のベニヤ板なので晴れの日をみて外に保管し、そこからカットの電のこぎりで切らないとスペースが足りない。

最近場内のスペース不足を感じることもあるが、小ロットの小さな印刷が多いので、いまのところ無理に工場を広くしたり移ろうとは思わない。それよりは小ロット(最近は極小)で足軽のような臨機応変に対応できるシルク印刷屋でいたいと思っている。

金曜日も引き続き快晴の模様だ、こんな日は早くかえって1杯という感じでもあるが、納期がある案件が並んでいるのでそうもいかない。土日だけすこしはのんびりしようかと思っているが、土日も続けて仕事をしなければならない案件が待ち構えている

凹凸のある紙でも

多少の凹凸がある紙でもシルク印刷で印刷ができる。紙製品で細かいデータなのでメッシュは270メッシュ、紙なので紙用のインキを使用すればよいのだが、線が細いので別のインキを使う。

紙用でないインキを紙に使ってはいけない、というルールは存在しないので、知識と経験で使い方を独自に変えることは日常茶飯事だ。カタログにのっている事だけではなく、いろいろな試行錯誤で印刷することが多い。

インキは密着していれば、メーカーの仕様通りでなくても問題はない。今回は紙のお札?のようなものにとある寺院の名前を印刷。

予備が無いので緊張する印刷だが、やはり紙製品の場合は予備があったほうがありがたい。
temple

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