数か月前に見積もりを出しておいた難しい成形物への印刷が決まったと先日連絡があった。これは最近のテニスボールへの印刷より更に難易度が高く、相当苦戦するであろうと思う案件になる
見積もり当初はパッド印刷で3回にわけて印刷をすればなんとかなる、と思ったが、文字列のつながりからして回転シルク印刷の方が適していると思うので、そちらに変更しなければならない
それでも通常の版ではできないのでテンションを弱めにした版を手配して、まずは治具を自分で作ってみようと思う。治具も円錐形の成形物を回転させるので場合によっては専門のところに作成してもらわなければならないかもしれない
こういった難しい案件を適度にこなすことにより、技術力の向上につながるので、面倒だと思うことが無い。普通であれば面倒なので嫌がるところは多いとは思うが、私は逆に面倒な案件を頼んでもらい感謝したいくらいだ。これから解決策と試行錯誤で奮闘することになるが、必ずや解決し印刷ができると思っている