印刷ブログ
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スピード落版

シルク印刷屋さんであれば落版の苦労をご存じだと思う、剥離液で版をゴシゴシ、、、これはもう重労働だ。

忙しいとき等は落版ができず、どうしてもたまってしまう。今日は幸いなのか不幸なのかはわからないがかなり暇だったので、落版をコツコツと。それでも合計30版程

1つ1つゴシゴシやっていては間に合わない、ということで剥離液をPE製の大きなお盆のようなものに入れて、版を漬けこむ。1分もつけておけば裏面はOKだ、あとはスポンジで表面を軽くなでてあげれば、ほとんど落ちる。最後に高圧洗浄で洗浄すれば完了だ。

このやり方になってから効率が随分あがり、落版の作業が嫌いではなくなった。しかし、まぁたまるとしんどいw
how-to-rakuhan

合皮のしおりにシルク印刷

合皮でできた本のしおりにシルク印刷、表面かと思えば、、、裏側のごつごつして、そして合皮なので毛がごわごわ。。

1つ1つ印刷しては版の裏側に付着する合皮をなるべく除去、しかしそうも言っていられない。。。検品でOKと判断したものは連続印刷、20枚ほど印刷するまではなんとかOKっぽいので、20枚x5洗浄で100枚を仕上げる。

本来であれば1枚1枚版を洗浄すれば理想だが、そこまではやっていられない。それでもかなり綺麗に再現ができたと思う

合皮へのシルク印刷、小ロット可能です。お問い合わせください
shiori

印刷はベタが一番難しい

アクリルの板10枚ほど、シルバーのベタ印刷を行った。ベタといってもシルバーやゴールド系はムラが目立たないので比較的気が楽だ。

白や黒もあまり目立たないが、それ以外の色はムラがものすごく目立つ、メッシュを細かくすると綺麗に出せるがそれは素材が硬い物の時に限られる。柔らかい布などにベタを刷るときは一番難易度が高い。

かといってそれを説明しても理解してもらえることはほとんどが無いので、何とか仕上げるしかない。モノによりベタの仕上がりが異なりそして難易度が異なるという事実、インキジェットが主流な時代になっているので説明する原理も難しい。

アクリルなどは簡単な方だ、こういう素材と案件で技術を向上させることにより、他の素材にも応用ができるようになる
ginbeta

土日は充実した

土日は東京からおいでの方を弊社にお招きし、パッド印刷の説明や魅力などを語っていただいた。実際の作業はほとんどなかったが、これは慣れで自分でやってみて失敗して覚えるしかない。一度聞いたからすぐにできることではなく、本人のやる気次第と工夫次第でどうにでも変化する武器に代わる。

単なるオペレーターで終わってしまう人もいれば水を得た魚のように変化して職人に化ける人もいるとは思う。言われたことをコツコツやっているだけではオペレーターの域をぬけることはできない。そうなれば半自動の機械を買ってしまいあとはとる作業だけをするだけの人がいれば誰でもできてしまう。

簡単に誰でもできる仕事はすぐになくなってしまう、そして機械や海外にとられてしまい先が無い。人間楽をしたい動物なのでそれは仕方がないが、それと戦う気力をもたなければ仕事などすぐになくなってしまう。AIやIoTは無関係という印刷業界かもしれないが、そんなことも言っていられない。

この先どう生きてゆくのか、会社に任せるのではなく、一人一人が緊張感をもち考え行動する社会がやってきていると強く思う。

カラーガイド入れにシルク印刷

写真のような関西ペイント社のケース?に社名をシルク印刷。40冊程、素材がわからないとの事なので3種類ほどのインキをためし、SG740が一番よかったのでSG740にて印刷

フニャフニャしているので平らになるような簡易治具を作成、こういった小ロット印刷は弊社の得意分野だ。価格も小ロットなので1式でいくら~ という感じで行っている。

新潟県は寒波がやってきた、昨日はゆきかきに追われたが、いろいろな案件を終わらせることができ充実した1日となった。残るは1件、、、手ごわい仕事があるが、金曜の夜までにはある程度の目途をつけようと思っている。

paint

猛ダッシュだがスローダウン

年明けから猛ダッシュで仕事を進めている、毎晩遅くまで仕事をしたりその後は事務作業をしたりしているが、あまり無理をしないようにしなければならない

年末まではそうとうなスケジュールで身体が異変を起こしているのに気付いた、年末年始は少々のんびりして仕事を忘れたが、それでも年明けの案件が気になってあまり寝付けなかった日々もあった

年末あたりから脈が乱れて気になっていたが、年始も続いていたので昨日の夕方に近くの内科で心電図をとってもらった。何かあるかと思えば、、、全くの正常で病気でもなんでもない、という結果だった

たんなる寝不足やストレスだろう、ということで検査結果だけを聞き、よく寝なさい、というアドバイスとなった。そういえばここのところ突っ走っている傾向があるが、今週末は少々のんびりしようかと思う。

今週末は大事な方が東京から新潟にやってくる、二人とも酒好きだから土曜の昼間から呑んでしまうかもしれないが、酒大国新潟にお越しになるので美味しいお酒を堪能してもらおうと思っている

紙製のカップのズレ

シルク印刷とは関係がないが、職業病で世の中の印刷が気になってしまう。

写真は某有名なアイスクリーム屋さんのカップ、紙製で大量生産なのでもちろん形になる前に印刷されているはず。それが成形され円柱形のカップになっているが、つなぎ目がズレている。

もともとは平らな物なのでここまでズレるとは、、、と思いながら見ていたのは恐らくお客さん全員の中で私一人だけだとは思った。

私は形になっている円柱形の物に回転シルク印刷を行う、もちろんズレが絶対に出ない事は無いが、極力完ぺきに近づける。そう思えばかなり難しい事をしているんだ、、、と気づいたが、今年も挑戦が続く年になるとは思うし、挑戦を続けなければ技術は向上しない

zure

42版を仕上げる

42個の折りたたみ傘、持ち手に1つ1つ異なる名前を記念として名入れ。42版といっても1つのアルミ枠に収まるので正確に言えば1版、42データだ。

当然のごとくシルク印刷で行う、治具は簡易でできたので、あとは1つ1つ位置合わせをして印刷をする。想像よりも速いペースでできたので正直驚いている。当初は1個20分くらいかかるかと思ったが、想像とは異なり42個の異なるデータを2時間ほどで完了。

細かいデザインだったのでメッシュは355、だが1回しか刷らないので目詰まりなども気にならない。

3連休もコツコツと仕事を進め、だいぶ仕上がった。連休明けのドタバタは無く、スムーズに今週は始まると思う。難題が何件か待ち構えているが、時間さえかければ問題なくしあがるのを知っているので時間のコントロールと調整さえすればなんとでもなる。

1月はあっという間に過ぎると思う、そしてまた1年があっという間に経過するのであろうと思うが、今年もカンダプロセスは飛躍します。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます
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仕事始まり

今年は少しのんびりして5日からの開始としてみた、そのせいかブログを書くのを忘れてしまい今頃書いている。。正月ボケであろうか。

休み明けなのでいきなりのハイスピードはいけないと思い、徐々に慣らし運転をしようと思っている。今日は定時で終わらせる予定だが、よく考えれば明日明後日も難しい印刷を手掛けることになりそうだ。

正月明けの急ぎの案件、なんとかなりますのでお問い合わせください

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