よく見かける工事現場の看板、そざいはハッポートと呼ばれるPP系の素材だった。
一応PPTインキで密着試験、問題はなさそうだ。あとは印刷するだけ。
同じデータであればシルク印刷でしあげれば早いし安い。 今回は2種類のデータ、1つは30枚、もう1つは70枚。データがほとんど似ているし、このような看板は使って捨てるであろうからあまりコストもかけたくはないと思い、2版だったが1版の特価扱いで対応。
弊社はお客様のご予算に応じて柔軟に対応している、あとはその時間をどう使うかだ。
ビニル傘を留めるバンド、こちらに社名らしきものをシルク印刷
印刷はフラットになる治具を作成し、あとは位置合わせを決め、刷るだけだ。
しかし、、、バンドの成形が異なるのか1つ1つ長さが違う。 留め具が2つあるがその間隔がすべて異なる。仕方なく留める方に合わせる感じで60本程の仕上げ。
弊社にとってはこのような小ロットは問題なくできる、逆に成形物なのでロットが大きいとかなりの作業と工程になる。ロール状でできたりぐるぐる回してどんどん印刷するようなことができないのが形ある成形物へのシルク印刷だからだ
土曜日は細かい製版や梱包を行い、月曜着指定の貨物を出荷した。
日曜日はさすがにのんびりしようと思い、息子を連れて乗り鉄で新潟市の最北端村上まで出掛けた、かといって何をしたわけでもなく、後続の列車に乗ってまた戻ってきただけの単純な乗り鉄だった。
村上市方面は雪がふっていてふぶいていたが、長岡市周辺はそうでもなく、曇りだった。
今朝もおきてみたが、そろそろ春になってきていると感じる、恐らく寒波がやってきても積雪はそれほどでもないであろうと感じるくらいになった。せっかちなのでもう夏用のタイヤに変えてしまおうかと思っているくらいだが、主要道路は消雪パイプがあるので心配はなかろうと思う
今週は細かい案件が多い、気を引き締めて取り掛からなければならない
冬場のパッド印刷は難しい、乾燥しているので静電気が出るからだ。かといって暖房を止めるわけにもいかない、だが暖房が乾燥を招くので寒いのだが邪魔な存在になる
まわりで作業をしている方に寒くなるが少し我慢してくれ、ともいえない。。 かといって大型の加湿器等を買い設備投資するほど余裕もない。
となれば試行錯誤するしかない、要するに私の周りのほんの数㎡だけ湿度をあげればよいのだ。
押入れから引き出してきた吸入器、子供のころに使った覚えがある。風邪をひいたとき等、よく母親にやらされた、かれこれ35年も前の機械ではあるが問題なく動いた。
私が作業をしているパッド印刷機の近くにこの吸入器を設置、水を入れて5分ほどで卓上加湿器になった。湿度もすぐにわかるほど上がったので作業も楽になり、ひげも出なくなった。
身の回りにある道具を工夫すれば高価な設備投資なしでいろいろな事ができる。業者に言われている装置をすべて揃える方が楽かもしれないが、知恵と工夫次第で武器ができる。以下にコスト削減をするか、という事は小ロット印刷を割高にせず印刷できるようにすることと同じだと思っている
週末は珍しく仕事をせずに息子と二人で以前の勤め先の上司が住んでいる町にでかけた。
電車を乗り継ぎいろいろ移動しながら到着、その移動を二人で楽しんで景色をみたり電車を乗り換えしたり、男としては移動する乗り物が好きなので二人とも苦にはならなかったと思う
私が若かったころの上司ではあるが、今は脱サラをして農業をされている。いろいろな話に花がさき、お酒を酌み交わして楽しい時間をすごした。
お世話になった方へはたまにお会いしてお酒をくみかわしたい、そういう関係でいられる縁があることに感謝したい。
今週もまだまだ降り続ける雪だが、仕事はコツコツとこなそうと思っている。幸いなのか難しいチャレンジがないので順調にすすめれば無事納期通りすべて終わらせることはできると思う
今週前半は比較的のんびりなスケジュールでコツコツと仕事をこなした。先日は長岡市商工会議所主催のビジネスマッチングイベントに参加して5社ほどとの面談を行った
すぐに商売に繋がるとは思わなかったが、私なりのシルク印刷の思い、製造業への思い、そして弊社が何をやっているか、何ができるか等、時代の変化と小ロットの思いをお伝えした
それがどう響いたか、全く興味を持ってもらえなかったのか、個々の判断になるとは思うが、私は小ロット多品種の傾向はこれからも増加すると感じている。それにこたえることができるか否かで印刷会社の強みが異なってくると思っている。
今日は我儘をいわせてもらい午後から休んで息子と二人旅にでかけることにしている。昔の会社の上司を訪ねての旅となる、いろいろとお世話になった方とはいつまでもお互いの元気を確認し、お酒を酌み交わし語ることも多い。
そういうときに限って急ぎの案件がはいってきてしまい、来週はフル回転することになるであろう。なかなかうまくいかないのが人生でもある
写真で見た感じではいったいなんの道具だろう、、、という鉄の塊が弊社にはある。
金型の成形屋さんで特別に1枚の金属から作成してもらった弊社ならではの特殊治具となる。
これがある無いで小ロットパッド印刷の効率に品質が劇的に変わる。以前からどうしようかいろいろ試行錯誤し、年末に地元長岡市の熱処理加工専門の丸菱電子様http://www.marubishi-ht.com/に依頼し、作成していただいた。
早速先週末にあるパッド印刷でこの治具を使用したら想像通りの作業ができた、これで一段とパッド印刷への自信が持てるし、小ロットの強みを発揮できる。
できなければどうすればできるようになるか?を考える仕事が楽しい。今週も寒波ではあったが、明日は晴れるとの予報、そろそろ春がやってくるのかもしれない