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ノベルティマグカップへは回転スクリーンは不向き

外国製の陶器のマグカップ、よくある名入れだが、今回はいつもよりひどかった

まず径が異なる、、1つ1つ径が異なるので治具と版のクリアランスが違う、途中でなんだかおかしいと思ったが、やはりそうだった。今回は特に激しい個体差だ

あきらめるかできません、と言えば簡単ではあるが、やはり工夫だ。ラボジャッキという上下する治具をつかい、クリアランスを1つ1つ確かめながらZ方向の高さを1つ1つ調整する

合計500個だったのでしんどかった、、、しかし無事終わった。知恵を絞ればなんとかなる、しかしここのところかなり難題が多く納期におわれてしまっている。心身ともに気を付けなければならない、といいつつしっかり晩酌はしているが(笑)
rabojack

樹脂製のコーヒーセットにブランド名を名入れ

誰もが聞けばわかるとある自動車メーカーの名入れ案件

コーヒーメーカーのようなものの受け皿にパッド印刷、60個程だ

弊社では得意な小ロットのパッド印刷、セットと位置合わせに一番時間がかかった、コンマ0.1-0.2mm程度の誤差でなんとか全て仕上げた。

治具が自作なのでどうしても多少の誤差はでてしまうが、それでもコンマmmでおさまった。高精度の治具を高いお金を出して作成するほどの予算もない、ということで自作。

印刷そのものは1時間ほど、それまでの準備に校正で何日もかかった。全く割に合わない案件かもしれないが、こういう積み重ねが技術の更新そして経験になるので努力は怠らない
AUDISAN

半自動スクリーン機械導入

個人的には機械はあまり好きではないが、、、なんとなく入れてしまった。

半自動で平面及び曲面印刷ができる、弊社にとっての大きなロット(1000+)はこれを使ってできる成形物なら印刷を使用と購入した。

数年前に弊社にあってほこりをかぶるくらい使用しなかった半自動機、使わないであろうと思っていたが、やはり人間は疲れてしまう。1000~のロットもたまにあるので手でやっていたが、さすがに体力にも限界がある。

しかしまた借金だ(汗) 元をとれるだけ動いてくれるのかなぁ、、まずは使い方を学ばなければ!

小ロット得意ですが、中~大ロットにも対応できるようになります
kikai

梅雨時期がやってきた

火曜日の新潟県は晴天だったが、温度が30℃近くまであがった。そして湿度も高い、こうなるともう製版やスクリーン印刷にはいやな時期だ。

しかし乗り越えなければならない時期だ、除湿機を稼働、製版も一度塗った乳剤が水分を吸収しないように気を使う。通常であれば前の晩に乳剤を塗布して翌朝に製版をすれば問題は無いが、この時期だと夜中の時間にも乳剤が空気中の湿度を吸収し、見た目乾燥している乳剤ですぐに製版ができそうに見えるが、それでは版が崩れてしまう

今週もいろいろな案件に短納期で追われている、週明けにはとある機械を見る為に関西方面にでかけようと思っていたが、急遽日程を変更し来週末にした。その分今週末はまたフル稼働することになるが、土曜の夕方だけは別の案件での打ち合わせをしながらBBQを予定している。ほんのわずかな休息ではあるが少しだけのんびりできると思うと待ち遠しい

デジタル温度計は信用ならない

マグカップ500個程ではあるが温風乾燥で焼き付けを行う、メーカーの温風乾燥機にはデジタル温度計があるが、これがまた信用ならない

150度焼きではあるが、実際に温度を150℃にしても窯の温度が150℃とは限らない、なのでオーブン温度計をなかに入れてそちらの温度を見ながら調整する

150℃に達していると思っていると実際の窯はそれよりは15-30℃程低い、なので本来の乾燥条件とは異なる温度で焼き付けていることになる

これらも何度か失敗を繰り返して学ぶことだ、今や慣れているのでOKだが最初は乾燥不良が出たことがあった

念には念を、マグカップ、ノベルティ印刷であれば弊社対応可能です
ondokei

たった1枚の立て看板にスクリーン印刷

地元の知り合いが東京に発酵製品専門のお店を開店する、ということでそちらの看板にスクリーン印刷

1枚だが、弊社の得意技だ。 木材なので表面がかなりボコボコしているが、味があってよい。 濃いめ目の木材なので白を3回ほど重ねる。これでも150メッシュで3回、高濃度白を使用

東京にオープンするらしい、東京の方でご興味あればぜひ立ち寄っていただきたい
「FARM8 STAND ~ Hacco to go! ~」
場所:東京都品川区戸越4-8-6
内容:発酵のファーストフード店。持ち帰りできる発酵メニューを用意

企画・運営
株式会社FARM8
http://farm8.jp

hacco to go

折りたたみ傘にスクリーン印刷

折りたたみ傘の本体ビニール部分にスクリーン印刷、見た感じそれほど難しそうではないが、、、やってみるといろいろな問題が出る

一番は折りたたんであるので通常のビニール傘より皺が多い、その皺を完全に無くさなければ印刷ができない、その作業に手間がかかるが、それさえ解決すればOKだ

今回は100本程、初めての試みだったがいろいろな成形物への印刷で慣れているのでスムーズに進んだ
oritatamikasaJIN

大手企業と零細企業

ここ最近なんだか大手企業の印刷が重なる、それも小ロットだ。弊社のような零細企業は直接取引があるわけがない、と思っているが間接的にやってくる

昨日も100枚程の紙のバッグだが、誰もが聞いてわかる大手量販サイトのバッグ、2色だった。

意外とすんなり終わり、もう片面を木曜の午前で仕上げ、温風乾燥して夕方には発送。何かの記者会見で使うのか、またはどこかの誰かが勝手にロゴをつかっているのか、私にはわからないがただミスをしないように印刷することに集中。厚手のしっかりした紙ぶくろだが、紙素材なのでミスができない。

しかしなんだかここのところAのつく企業の印刷が多い、世界大手の通販サイトA〇〇ZON、ドイツ車メーカーのA〇D〇、等、Aに縁があるのかな?!
amazon

吸引台 バキューム台が無くても

紙や薄い素材に対してはバキューム台という印刷対象物を印刷台で吸いこみ・固定する装置がある。

こちらを使用しなければ皺だったり版にくっついたり等、いろいろな問題が出る。

現在弊社にとっては大ロットになる5000枚程のトートバッグを印刷している関係でバキューム台が使えない、厳密に言えばトートはバキュームを使用しなくてもよいのだが。。。

そこへ100枚の小ロット紙ぶくろ印刷依頼、それも2日後に欲しいという。現在のスケジュールや装置の空き状況を見るとかなり厳しい、しかしここは工夫次第だ。

バキューム台を使わなくとも紙ぶくろへの印刷はできる、少々手間がかかるが創意工夫で解決、やってみれば意外とすんなりできるし、窮地に立たされると人間知恵と工夫で解決する(笑)今かかえている案件は時間さえあればなんとでもできる案件だ、毎晩こなして週末も稼働すればすんなり終わる。

紙ぶくろへの急ぎの案件、今週はもう無理かな(笑)

no vaccume

キャンプ用のチェアにスクリーン印刷

よくアウトドアで見かける折りたためる椅子の背もたれの部分にスクリーン印刷。

こちらも表面が粗い&2層になっているので印刷の方法や治具も特殊だ、1つだけサンプル&印刷ができるか否かの依頼があったので、専用の簡易治具を作り、100メッシュの版で印刷

素材はポリエステルなのでポリエステル用インキを使用、1つだったが、意外とスムーズにセットが終わり30分ほどでできた。もう少し時間がかかるかと思ったが、いろいろな成形物への印刷が慣れているのではやかった

ポリエステル製の折り畳みチェア、印刷可能です
chair
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