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月末がやってきた

今日で5月が終わるが、いったい今日が何曜日なのかわからないくらい毎日仕事をしている。土日のほうが作業効率が良いのでここのところは土日に稼働するようにし、平日と土日の区別をつけないようにしているが、だんだんと見えてきている

 

平日の朝や夜に難しい案件に集中し、昼過ぎは電話やメール対応、翌日の用意。それでも思い通りにいかず、スケジュール調整を行う日々が多い。とくに5月はGW明けが暇になったが、それ以降は急ぎや難しい案件が連続してしまい、てんてこまいになっている。

 

それでも私一人だけあわただしく行動するような、他人にすべて任せてできる案件が少ない。これはもう自力で考えてなんとか仕上げるというレベルで、1つ1つ教えるわけにもいかない。なぜならば教えている間にすべてが終わってしまい、その案件のリピートがないからだ。毎日同じ作業が連続する案件であればある程度教えれば独り立ちできる、しかし毎日異なる小ロット多品種の場合は教えるわけにもいかない。自分で考え、自分で最後まで仕上げる力を養うしかない。これはもう本人の努力次第だ。

 

ここ数年だが、同じスクリーン印刷の業者が廃業していると聞く、どこも小さな家族経営で、弊社もそれに近い。少人数だが、世間から見れば零細企業だ。おそらく廃業する=子供が跡を継がないのであろうと思う。私も東京や海外でサービス業に携わっていた時があるが、それに比べれば給与は悪いし、しんどいことばかりだ。しかし私の場合は楽しんでいるし技術取得と物をつくりあげる喜びがあるので続いている。毎日難しい案件をやっているとさすがに気疲れしてしまうが、程よくやればこれほど楽しいことはない。しかしそんなことは言っていられないし、食っていけるように効率も考える、相反することもある

 

5月が終わる、帳簿は来週か今晩整理することにして、今日は明日出荷の案件に集中しようと思っている。

テニスボールに回転印刷

硬式テニスボールへ印刷、通常はフロッキー転写だが弊社にはその設備がない、毎日やるようであれば設備を入れるが、設備投資するほどの量ではないので、知恵をしぼって印刷方法を模索

 

毎年やってくるが、これで3年目。専用の回転ジグを作成、版は70メッシュでインキが多く出る、あとは位置決めと印刷のコツだ。毛羽立っているボールなのでちょっとしたコツさえつかめばフロッキー転写に近い状態で回転スクリーン印刷でもできる。もちろん同じにはならないが、顧客よりはOKの了承を得ている。

 

金曜までに仕上げ、これで今週の難題はなんとか終わるが、来週も引き続き試作や急ぎが来ている。なんとかやりくりして仕上げなければならない。梅雨時期の製版は苦手だ、今年はどうなるのか、天気と妻の機嫌だけは読めない(笑)

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雨で涼しくなった

先日は雨模様で連日の暑さがやわらぎ、比較的涼しくなった。雨の日は製版に向かないので、とりあえず今日製版をする版の乳剤塗布を行い、今日に備えた。昨晩終わらせようとしていた案件のジグ調整がうまくいかず、予定が狂ってしまったので別案件の小ロットを先に仕上げるようにスケジュール調整をした。

 

今日の午前中に予定していた案件を終わらせ、お昼に焼き付け、夕方までに梱包すれば間に合う。今日の午後からは土曜出荷予定になっている案件のセットを行い、そちらの印刷を開始しなければならない。このさき3日間が正念場となるが、仕上げる自信はある。

 

急ぎの案件も舞い込んできているのでなんとかしなければならないが、5月もあっという間に終わってしまい、2019年も半年が終わる。明日何がどうなるかわからない、前向きに生きることだけは忘れてはいけない。そして時間はみな平等だ、昨日のニュースでは悲惨な事件があったが、世の中が少しおかしな方向にむかっているかのように思えてしまう。私も子供を2にん授かっているので、他人ごとではない。

円形のデラ二ウム アルミ複合板へシルク印刷

円形のアルミ複合版、自治体のバス停で使用するらしい、枚数は1枚、以前弊社で40枚ほど作成した記憶があるが、そのうち1枚が事故か何かで破損したので再制作となったらしいが、自治体を走るバスなのでまたどこかで破損する可能性がある。

 

1枚やっても4枚やっても変わらない、ということで弊社で4枚在庫を持つことにして、とりあえず2枚刷る。インキが足りなく、2枚だけ、、、となったが、とりあえず1面。もう反対側は今日印刷を行い、乾かせば完成だ。円形は位置合わせが難しいので片面の印刷部分の位置を目印に反対側を刷る

 

昨日は暑かったが今日は比較的涼しい、涼しいうちにどんどんと仕事を進めようと思う。おそらく今週は毎晩深夜までだ、しかし私は午後はほとんど現場の仕事をしていない、電話やメール対応を午後に行い、そしてよく日の用意をすることにしている。その分夕方~夜にかけ、人の出入りや電話が鳴らなくなった時間帯に一気に仕上げる

猛暑の中の出張印刷

日曜日の午後は新潟県上越市にて出張現場印刷となった、日曜日なので現場も静かで誰もいない、と思い向かったが、その日の気温がそうとう上昇し、印刷には苦労をした。

 

まずは版の目詰まりに気温、現場の気温がおそらく30℃を超えていたので、版の目詰まりがでてしまい、連続印刷を想定していたが、途中で版の洗浄をせざるをえなくなった。大きな版なので洗浄だけでも15分以上かかる、そこでタイムロスが出てしまった。しかし気を取り直して再開。

 

今度は現場の気温が高く体力消耗となり、同じ夜に予定していた仕事を断念し、早めに寝ることにした。無理をすると体調を崩してしまうと思い、21時ころには寝て、そのかわり朝早くおきて、8時前までにできるだけ進めることができるように早起きで仕事を開始しながら、このブログを書いている。

 

場内のエアコンを稼働するまでもないが、今朝は3台を試運転させ、空気の換気も行いながら夏場に備える。今故障しているとわかればすぐに直せるが、本場の7~8月に故障してしまってはすぐには直らないからだ。早め早めの行動をとりたい

黄色いアクリルの両面にシルク印刷

黄色いアクリル板、材料とカットは業者に依頼(自分でもできるが、印刷に集中)、表面は3色、裏は1色なのでひとまず裏を仕上げる

 

来週納期なので来週から毎日1色終わらせれば水曜には仕上がる。多色や両面の場合は早めに動かなければ間に合わない。今月はあと3件ほど難しい印刷が待ち構えている、1つはなかなかの難題だが、ジグに版、試作もすべて終わりあとは量産するだけだ。

 

もう1つは球体のUFOのような大きな成形物、こちらも版を固定するジグに印刷方法で試行錯誤、いろいろと考えたが昨晩ヒントがでて通常の刷り方とは異なる方法でやってみようと思い、とりあえずセットとアイディアを今日実行する。2台の校正サンプルだが、こちらがOKになれば10台、その時はすでにすべてそろっているのであっという間に終わるであろう。段取りに時間がかかっているが、量産はおそらく1時間もあれば終わる。こういう下準備が大切だ。

 

もう1つはテニスボール1000個だが、回転シルク印刷で仕上げる、例年やっているが、位置合わせが難しい。これで3年目なので来週集中すればできるであろうと自信はある。

 

土曜の午前は子供の運動会、午前中だけ見て午後は少し仕事をしようと思っている。日曜は現場印刷だが、それが終わったら夜も引き続き難題にチャレンジする。5月もあっという間に終わりそうだ。。。

マットバッグに2色のシルク印刷

PPコーティングされている感じのバッグ、展示会で使用するかのようなバッグ200枚ほどに2色でシルク印刷

 

データ自体は離れているがほんの数ミリ、少しでもズレが出るとNGだし、やり直しができるものの、作業時間のロスになる。午前中は1色目、午後は乾燥させ、夕方から2色目。位置合わせをぴったりしなければならないので、作業スピードは遅い。昨日搬入され、今日だしという1日納期。

 

なんとか場内のスケジュールを調整し、仕上げたが、今週後半は様々な案件があり、うまく調整しなければ納期に間に合わない難しく手間のかかる案件ばかりだ。日曜日は出張印刷を控えている。土曜は子供の運動会だが、少しだけ見て、あとは朝から仕事をしようと計画。それで来週が少しは楽になる可能性があるが、いつ何がやってくるかわからないので万事用意をすることにしている。

 

今月はGW明けはのんびりだったが、その後はフル稼働。月末まで気が抜けない。

どこでも密着しなかった素材へ

とある依頼で海外の製造地でも密着がせず、国内の他社でも密着がしない、なんとかならないか、と弊社にテスト依頼。素材はポリエステル生地の傘で撥水加工がされている

 

以前も同じような依頼があったのでテストをしたことがあるが、1つ工夫、、、というか無茶をすれば密着する。そこで同じ方法でテスト、サンプルを送付したら喜ばれた。種明かしをするほどでもないが、逆転の発想をすれば密着することに気づく。しかしその方法は先方の了承を得なければならないが、今回は問題はないとのことで決まれば弊社で量産となる。枚数は100枚だが、よほどやりたい案件なのであろうと思う

 

難しい印刷や他社ではできないといわれた案件、時間の許す限り対応をしてゆきたい。

コンマmmのとっきしている部分にシルク印刷

成形物の画像は公開できないが、コンマmm単位ですこしだけ突起している成形物、メーカーのロゴ?と文字列があり、そこにぴったりにあわせて印刷をしなければならない

 

コンマmmなので少しのズレも許されないが、さすがにコンマmmすべてぴったりにはいかない、、もう人間業を超えている。今まで試作を2回出しているが、納得されているようだ。普通に見れば違いがわからないし読める。しかし刷っていると微妙に濃淡が異なる、おそらくコンマmmでずれているのであろう。もちろんすべて手刷りでやっているので力加減も異なる。

 

今回は3回目の試作、ずいぶんと慣れてきた。最初は相当苦労をし、長年の経験ある資材屋さんですれこんなのできるか、という始末だった。やってみればなんとかなる、しかしこれが量産となると誰がやるのか(笑) まぁ慣れてジグと位置合わせさせしっかりすればできる自信がついた。

 

今週もあわただしいが、1つ1つ仕上げてゆけば終わる案件だ。1つは難題だが、ジグ調整をすれば連続でできるところまで試作は終わっている。土曜日は子供の運動会なので少しだけ見に行こうと思うが、日曜日は現場印刷がはいっているのでその準備をしなければならない。今週も休みなくフル稼働することになる

土日は快晴

土日は快晴で気温もちょうどよい、車にのってもエアコンをつけないでそよ風を楽しめるほどだった。土曜の午前中は仕事をしたが何をしたかすら覚えていない、、、午後からは畑を見学に出かける予定だったので妻子を連れ、長岡市の山古志地域に出かけた。理由は個人でというよりは別事業で法人として農園を営みたいという目的がある。

 

スクリーン印刷事業も拡張はできるが、今までやってきた中で弊社が行う小ロット多品種、そして難しい印刷の対応は大人数では難しいと判断したからだ。こだわりのあるチャレンジ精神をもち最初から最後まで自力でできるスタッフがそろえばよいが、毎日違うやったことがない案件が連続するとどうしても私のほうに負担がかかってしまう。自力でなんとかしてほしいとも言えないし、考えている時間も給与が発生するからだ。それでもできなかった場合、給与を支払わないわけにはいかない。こういう難しい仕事は一人でできる範囲でとめておかないと先行きが難しくなる、という判断からだ

 

農園に関しては地元新潟の風土に土地柄、そしてなによりも市販されている野菜がどうしても納得がいかない。形がすべてきれいにそろっている、いつでも食べれるというのは時期を無視した人工栽培、遺伝子組み換えなど、本来の作物を人間が意図的に改造していると思ってしまうからだ。人間が手を加えない形が悪い本当の自然の野菜を育て、それを口にしたいということもある。子供の体は食べたもので形成される、それが店頭で売れるように人工的に形をきれいに冬でも食べれるトマトというのは納得がいかない。無農薬栽培、自然栽培で形が悪くとも人間がてを加えていない本当の野菜を食べたい、という思いからだ。おそらく事業としては成り立たないとは思うが、アレルギーが無くなり、健康な体ができれば、医療費が減る。それが生活費を削減できると思えば、味方によっては売り上げになると違う視点で物事を見る

 

山古志地域の一番高い場所で周辺に畑がない場所、自然栽培には最高の場所ではあったが、距離が遠く、妻が断念してしまいそうなことをいったので、再度ほかの場所を探すしかないと思っている。

 

日曜日は午前中に子供を近くの山におくってゆき、水晶を探すだとのことで学校の友達と夕方まで山を探索していた。私はおくりがてら出雲崎地域にある海岸沿いの食堂で昼ご飯を食べながら海を眺め、すこしだけリラックスしたあとに、月曜からの仕事の製版を行ったり、月曜納期のシビアなコンマmm単位の突起物の上に印刷をする案件の用意を行った

 

新潟県は食の宝庫だ、首都圏で仕事をしていたときは給与はよかったが、新潟に戻ったら当時の半分くらいになった。それでも自然にかこまれ、旨いものが毎日食べれる、これほどうれしいことはない。米、酒、野菜、なんでもうまい、そして安い

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