土日は快晴で気温もちょうどよい、車にのってもエアコンをつけないでそよ風を楽しめるほどだった。土曜の午前中は仕事をしたが何をしたかすら覚えていない、、、午後からは畑を見学に出かける予定だったので妻子を連れ、長岡市の山古志地域に出かけた。理由は個人でというよりは別事業で法人として農園を営みたいという目的がある。
スクリーン印刷事業も拡張はできるが、今までやってきた中で弊社が行う小ロット多品種、そして難しい印刷の対応は大人数では難しいと判断したからだ。こだわりのあるチャレンジ精神をもち最初から最後まで自力でできるスタッフがそろえばよいが、毎日違うやったことがない案件が連続するとどうしても私のほうに負担がかかってしまう。自力でなんとかしてほしいとも言えないし、考えている時間も給与が発生するからだ。それでもできなかった場合、給与を支払わないわけにはいかない。こういう難しい仕事は一人でできる範囲でとめておかないと先行きが難しくなる、という判断からだ
農園に関しては地元新潟の風土に土地柄、そしてなによりも市販されている野菜がどうしても納得がいかない。形がすべてきれいにそろっている、いつでも食べれるというのは時期を無視した人工栽培、遺伝子組み換えなど、本来の作物を人間が意図的に改造していると思ってしまうからだ。人間が手を加えない形が悪い本当の自然の野菜を育て、それを口にしたいということもある。子供の体は食べたもので形成される、それが店頭で売れるように人工的に形をきれいに冬でも食べれるトマトというのは納得がいかない。無農薬栽培、自然栽培で形が悪くとも人間がてを加えていない本当の野菜を食べたい、という思いからだ。おそらく事業としては成り立たないとは思うが、アレルギーが無くなり、健康な体ができれば、医療費が減る。それが生活費を削減できると思えば、味方によっては売り上げになると違う視点で物事を見る
山古志地域の一番高い場所で周辺に畑がない場所、自然栽培には最高の場所ではあったが、距離が遠く、妻が断念してしまいそうなことをいったので、再度ほかの場所を探すしかないと思っている。
日曜日は午前中に子供を近くの山におくってゆき、水晶を探すだとのことで学校の友達と夕方まで山を探索していた。私はおくりがてら出雲崎地域にある海岸沿いの食堂で昼ご飯を食べながら海を眺め、すこしだけリラックスしたあとに、月曜からの仕事の製版を行ったり、月曜納期のシビアなコンマmm単位の突起物の上に印刷をする案件の用意を行った
新潟県は食の宝庫だ、首都圏で仕事をしていたときは給与はよかったが、新潟に戻ったら当時の半分くらいになった。それでも自然にかこまれ、旨いものが毎日食べれる、これほどうれしいことはない。米、酒、野菜、なんでもうまい、そして安い
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