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とあるホテルの傘のシルク印刷

土日は少しのんびりと思い、子供と子供の友人を連れて山の中のホテルに宿泊。3人は楽しそうにしていた、その中私も少しのんびりしながらメールや総務省のアンケートをネット入力したりと雑用を済ませた。

 

そのホテルに名入れ済みの貸出し傘があった、弊社でやった案件ではない。いつも通りのQC検品で印刷仕上がりを見てみたが、まぁまぁだと思った。子供の分も含めて合計4本を借りて全てQCしたが、恐らく弊社のQCではこの4本は全てNG扱いされてしまう。原因は滲みだ、理由はわかるが、傘を使う人にとってこの滲みは気にならないのであろう。。。というレベルなのかもしれない。

 

厳しいQCを時間をかけてすべきか否か迷ったが、今までやっている弊社のスタンダード品質を崩したくはない、それが技術にもつながるからだ。日曜は午後から晴れ間がでて気持ちが良い日曜になり、夕日も綺麗だった。今週も気合を入れて1つ1つ仕上げていこう

大きなゴルフの傘にシルク印刷

70㎝以上あると思うが、大きなゴルフ用の傘。大きいので取り回しと乾燥が大変だ。1日でできる本数も限られる。

 

今回は外側ではなく、内側に指定DICで1面1色。昨年もやったので同じ版で色だけ変えて刷る。ここまで大きいと倉庫のスペースをとってしまうので、金曜の夕方や土日に誰もいない場所でおもいっきり開いて乾燥させるのがベストだ。硬化剤も注入するので、すぐには乾燥しない。金曜の夕方に開始できればベストだ。

コクヨのフラットファイルにシルク印刷

市販でよくあるコクヨのファイル。こちらの表紙と背表紙にシルク印刷。会計処理保管で使う感じで、1つ1つ手書きでは大変であろう。刷った方が早いし、その分別の仕事に集中できると思う。

 

手書きで書くのは年賀状くらいで、あとは印刷してしまえば本来の仕事に集中でき、残業せずに帰宅できる世の中になるとは思う。私的には残業は悪だ、人件費Upになるが単価をその分Upできないからだ。経営者としてみれば残業程やってはいけない行為となる

スクエアミラーにシルク印刷

マットスクエアミラーという製品、印刷は簡単だ。昨日届いて300枚程、すぐに製版を行い午前中1時間ほどで終わった。素材がPS/ABSなので、ABSインキがあればよいが、滅多に使用しないので在庫はあまりない。

 

SG740に硬化剤を混ぜればPS ポリスチレンでも問題なく密着が確認できた。もちろんノベルティなので100%までは期待はされていないと思う。工業製品等であればPS専用のインキを揃える

 

今週はまだまだやることが沢山あり、難題の百万塔の反対側が始まった。なんとか金曜までに終わらせて週末はのんびりしたいと思っている

PCVのビニール腕章にシルク印刷

ビニールの腕章、選挙で使うらしい。片面で2色、枚数が多いがなんとかなる、PVC素材にはACTというインキ、これが使いにくいインキだが、幸いにも弊社に在庫があるので使用。

 

2日程かけて2色を仕上げる、重なりがあるデザインなのですぐには刷れないが、ACTは揮発が早いので乾燥も早い。その分扱いにくいインキでもある

山の中の有形文化財古民家でランチ

小千谷市の山の中、私が子供の頃からずっと通っている母側の実家に近い、ちょうど山をはさんで反対側の部落ではあるがなじみがある。

 

そこに古民家を改造してランチができる場所があったので、ちょうどよい晴れ間をみつけて出かけた。昔の家の雰囲気と香りで懐かしい、食べるものもすべて旬の山菜に手作りの味噌の味だ。なんだか小学生の頃にもどったような味わいで懐かしかった。

 

土日は今までで一番難しいといわれる回転パッド印刷で百万塔を200個程仕上げた、とりあえず片面は無事終わったので今週で反対側を一気に仕上げる。大きな部分が土日で終わった、反対側は小さな面積なのですぐに終わるし、難易度も低い。

使い捨てスリッパにシルク印刷

合計で1000足程、つまり2000行程。刷りも版を強く押し付けながら3回重ね刷りなので、6000行程となる。右手と左手を最大限に使うので1日で150足も刷ればクタクタだ。

 

今はできるが、60歳を超えたらもうこの仕事はできなくなると思っている。それまで体力があればよいが、そんな先の事はわからないし読めない、そもそも気にもしていない(笑)

 

今日は雨模様、製版はやりたくない湿度だが、1つだけ急ぎの製版がある。あとは来週の晴れ間をみて製版をしようと思っている

難題 回転パッド印刷

数年前にやった百万塔という凹凸のある木製の塔の側面に印刷。凹凸があるので回転スクリーン印刷では不可だ、どうすればできるか、、と試行錯誤、パッド印刷で転写して成形物を回転させればできるとやったらできた。しかし今までで一番の難題で苦労した。

 

そのリピートがやってきた、データは異なる。しかしあの苦労を思い出すとやらない、断る方が楽だ。。。しかし既に決まっているらしい、前回できたので今回も大丈夫だろうと、嫌な予感が的中だが、もうやるしかない。前回できているので、今回はスムーズにいくとは思うがそうも限らない。

 

今週来週での仕上げ、1個で様々なテストを行いコツを思い出す。長岡市も非常事態宣言が出ている、外に出ても夜はお店が閉まっている状態だ、集中すればできるかな(汗)

テーパーのあるタンブラーに回転スクリーン印刷

以前もブログで紹介したかもだが、テーパーがある場合は専用の機械が必要だ。今回はデザインが小さいので無理やりできると判断し、セット。何度かやったことがあるので、デザインが小さければクリアランス調整と手のコツでなんとか刷れる。

 

面積的にパッド印刷でもできるが、データ調整やらジグやら、製版で少し面倒だ。だったらまわした方が早いし、素材もPPなのでやり直しもできるから気が楽だ

 

これが面積が大きくなれば完全にNGとなるが、弊社協力工場があるのでそちらに依頼か直接紹介するようにしている。横のつながりが大事な時代、アパレルはどこどこ、テーパー関連はどこどこ、ガラス関係はどこどこ、無理難題は、、自分でやるしかないかな(笑)

バーガー袋にシルク印刷

ハンバーガーを入れる袋、ん、こちらに油性のシルク印刷はどうかな、、と思うが、健康に害が出るほどでもない、微量なインキだし、食材に直接ふれているわけではない。

 

2層になっているのでインキの希釈が悪いと版に付着する、緩いと滲む、簡単そうに見えて意外と難しいシルク印刷かもしれない。希釈を手で感じて調整できればよいが、それに慣れていない人だともたついてしまう。まぁ慣れるしかないのかな。

 

今週から梅雨模様で製版がやりにくい時期がやってきた、早く梅雨があけてほしいと願うばかりだ。。。

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