色指定がある場合はどうするか? DICに合わせるならば特色調合を行う、もちろん無償ではなく多少の手間賃を頂戴する。人間の感覚と確認で、長い時は数時間もかかる場合がある。刷ってすぐにわからないので、乾燥させて何度か調合を重ねる。完成品はOKだが、そこまでの手間がかかる
黒や白という場合は缶から取り出した1発の色で刷る。問題はそれ以外の場合で黄色、赤、緑、青~等だ。原色でもかなり違う場合もあれば、赤の場合は3種類も原色で存在する。アメリカンレッド、ファイヤーレッド、ルビーレッドの3種類。どれも全部違う。。。
今回はクライアント様に1発の赤を刷って写真で送付。写真と現物、光の当たり具合、モニターなどでも違うがそこまでシビアではないらしいので、1発の原色の赤で量産を開始する