印刷ブログ
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コンマmmのとっきしている部分にシルク印刷

成形物の画像は公開できないが、コンマmm単位ですこしだけ突起している成形物、メーカーのロゴ?と文字列があり、そこにぴったりにあわせて印刷をしなければならない

 

コンマmmなので少しのズレも許されないが、さすがにコンマmmすべてぴったりにはいかない、、もう人間業を超えている。今まで試作を2回出しているが、納得されているようだ。普通に見れば違いがわからないし読める。しかし刷っていると微妙に濃淡が異なる、おそらくコンマmmでずれているのであろう。もちろんすべて手刷りでやっているので力加減も異なる。

 

今回は3回目の試作、ずいぶんと慣れてきた。最初は相当苦労をし、長年の経験ある資材屋さんですれこんなのできるか、という始末だった。やってみればなんとかなる、しかしこれが量産となると誰がやるのか(笑) まぁ慣れてジグと位置合わせさせしっかりすればできる自信がついた。

 

今週もあわただしいが、1つ1つ仕上げてゆけば終わる案件だ。1つは難題だが、ジグ調整をすれば連続でできるところまで試作は終わっている。土曜日は子供の運動会なので少しだけ見に行こうと思うが、日曜日は現場印刷がはいっているのでその準備をしなければならない。今週も休みなくフル稼働することになる

土日は快晴

土日は快晴で気温もちょうどよい、車にのってもエアコンをつけないでそよ風を楽しめるほどだった。土曜の午前中は仕事をしたが何をしたかすら覚えていない、、、午後からは畑を見学に出かける予定だったので妻子を連れ、長岡市の山古志地域に出かけた。理由は個人でというよりは別事業で法人として農園を営みたいという目的がある。

 

スクリーン印刷事業も拡張はできるが、今までやってきた中で弊社が行う小ロット多品種、そして難しい印刷の対応は大人数では難しいと判断したからだ。こだわりのあるチャレンジ精神をもち最初から最後まで自力でできるスタッフがそろえばよいが、毎日違うやったことがない案件が連続するとどうしても私のほうに負担がかかってしまう。自力でなんとかしてほしいとも言えないし、考えている時間も給与が発生するからだ。それでもできなかった場合、給与を支払わないわけにはいかない。こういう難しい仕事は一人でできる範囲でとめておかないと先行きが難しくなる、という判断からだ

 

農園に関しては地元新潟の風土に土地柄、そしてなによりも市販されている野菜がどうしても納得がいかない。形がすべてきれいにそろっている、いつでも食べれるというのは時期を無視した人工栽培、遺伝子組み換えなど、本来の作物を人間が意図的に改造していると思ってしまうからだ。人間が手を加えない形が悪い本当の自然の野菜を育て、それを口にしたいということもある。子供の体は食べたもので形成される、それが店頭で売れるように人工的に形をきれいに冬でも食べれるトマトというのは納得がいかない。無農薬栽培、自然栽培で形が悪くとも人間がてを加えていない本当の野菜を食べたい、という思いからだ。おそらく事業としては成り立たないとは思うが、アレルギーが無くなり、健康な体ができれば、医療費が減る。それが生活費を削減できると思えば、味方によっては売り上げになると違う視点で物事を見る

 

山古志地域の一番高い場所で周辺に畑がない場所、自然栽培には最高の場所ではあったが、距離が遠く、妻が断念してしまいそうなことをいったので、再度ほかの場所を探すしかないと思っている。

 

日曜日は午前中に子供を近くの山におくってゆき、水晶を探すだとのことで学校の友達と夕方まで山を探索していた。私はおくりがてら出雲崎地域にある海岸沿いの食堂で昼ご飯を食べながら海を眺め、すこしだけリラックスしたあとに、月曜からの仕事の製版を行ったり、月曜納期のシビアなコンマmm単位の突起物の上に印刷をする案件の用意を行った

 

新潟県は食の宝庫だ、首都圏で仕事をしていたときは給与はよかったが、新潟に戻ったら当時の半分くらいになった。それでも自然にかこまれ、旨いものが毎日食べれる、これほどうれしいことはない。米、酒、野菜、なんでもうまい、そして安い

巾着袋にシルク印刷

ノベルティ風の布製の巾着袋にシルク印刷、データは前日にもらっていた、納期は月末だが、商品は金曜到着。

 

いろいろな段取りをしているなかで金曜の午後に仕上げたほうが良いと思いすぐに製版し15時ころから印刷、ベージュの巾着には黒、黒い巾着には白で。合計500枚ほど

黒はよいが白は白を濃く出したいので希釈はほとんどしたくない、よって温度が低くなる夜のほうが作業性が良い。9時~6時という定時感覚をわすれ、作業性の良い時間帯にできる仕事をすることで効率よく仕事が進む

なんだかんだ夜には仕上がり、その間ほかの急ぎの案件で夕方にデータと材料をもらい、土曜までにほしい、、、しかし乾燥が微妙なので週明け月曜の朝一に納品ということになった。・これも自社製版できるのでこういった即対応が可能だが、毎日ここまでの短納期はさすがに無理がある、、タイミングよくちょうど印刷台とスケジュール調整ができたので仕上がったが

 

今月はGW明けはスローだったが、今では月末まであわただしくなりそうな感じで受注している。土日も私は一人小ロットや試作案件をコツコツ行うが、少しだけ休もうと思う。日曜日は来週の段取りを行い、用意する予定だ

 

セパレートドリンクボトルに回転シルク印刷

セパレートドリンクボトルというPP ポリプロピレンでできたボトルがある。こちら20個の小ロットに回転シルク印刷

 

白いボトルには黒1色、黒いボトルには白1色。小ロットだが、データが細かいのでPPインキは目詰まりしやすい、T-950で希釈し乾燥を遅くさせることによりある程度連続印刷ができるが、再現性を重視し、10本で版を洗浄。 PPへの密着をあげるためにプライマー処理もする。

 

再来週納期ではあるが、今週後半より回転スクリーン印刷の大ロットが2件あるので(弊社にとっては、、、だが)、そちらに集中するために、小ロットは早めにしあげてしまう。

製版に最高な日和だった

昨日は気温25度ほど、快晴の良い天気だった。100メッシュの製版が2つあり、昨日に乳剤の塗布がうまくいかず、綺麗に製版ができなかったので、天気の良い、それも紫外線が強く温度も高い午後に後露光をしようと思い、昼間の間に再度塗布し、15時ころに製版、外で後露光をしたらきれいに仕上がった

 

天の恵みともいえる太陽、その力を借りて後露光をするときれいな版ができるのは経験から言える。冬場は仕方がないが、これからの製版の作業性はよくなる、しかし梅雨時期だけはNGだ。最新の設備がそろっていればよいかもしれないが、なくてもアナログ的な考えできれいな版ができる。停電になっても電気がなくなっても製版ができる知恵はある。

 

写真はそのあとに製版をした270メッシュの細かい版だが、こちらもきれいにできた。

 

今日も引き続き急ぎの案件を仕上げることになる、いまのところ順調にすすんでいるので日曜だけは休めることができるかもしれない

ナルゲンボトルに回転スクリーン印刷

アメリカ製のナルゲンボトルという製品があるらしい、弊社ではもう何回も印刷をしているが、印刷そのものは毎回小ロット、単純な円柱形なのでそれほど難易度は高くはないが、既存のナルゲンロゴにあわせて位置決めを行うため、位置合わせと位置をあわせて印刷するのが一番難しい。

 

1㎜単位でぴったりとまではいかないが、おそらくほぼ狂いなく印刷ができるところまできている。既存のロゴも切りかけを基準に回転させていると思われるがそれは想像するしかない、、、

 

1つ1つ位置合わせ、今回は80本ほど。位置合わせに気を使うので夜の静まり返った現場で一人コツコツと、2時間ほどですべてを仕上げ、よく日まで自然乾燥させる。こういう集中する仕事は夜が向いている。これで来週納期の難しい案件が1つ終わった、あと3件ほどあるが毎晩1つ1つ仕上げれば土曜までに仕上がる。日曜だけは休もうと思っているが果たしてどうなるかはわからない、世の中の景気が悪化するようなニュースが出ているが、私は楽観的に考えている。世界の動きを見ているとあまり気にならないような感じがする

ハンガーにパッド印刷

木製のハンガーにパッド印刷、印刷そのものは問題はない、ハンガーの中心に凹みがあるのでスクリーン印刷では不可ということでパッド印刷。

 

位置合わせとジグが難しいくらいで、それができれば量産は早い。データも多少湾曲させ、製版を数回繰り返し仕上げる。急ぎとのことなので今週中に仕上げ、来週着で手配予定だ。もっと急げるが、、、今週はなぜか締め日の20日までに収めてほしいという依頼が続いてしまっているので動けない。日本特有の締め日が世間をあわただしくさせている理由だともかんじてしまうが、この商習慣が変わるには相当時間がかかるであろう。

 

ある意味合理的ではあるが、その反面マイナスな面もでていると強く感じる。締め日までに納めなければ、という場合と締め日近い日には発注をせずに、締め日以降にと、なかなか難しいところではあるが、変わらなければ働き方改革にはならない

スローな1週間

GW明けは蓋をあけてみれば、のんびりな4日間となった。GW中に稼働したので、そのせいでもあるが、、本来であれば今週行う予定の案件をGW中にやってしまったので、スローともいえるかもしれない。

 

しかしこれも今日で最後となり、来週からは短納期が連続して入ってくる。それも同じ機械を使う案件でどれも一度セットしたら外したくない、、、ので、納期をみながら上手に調整して仕上げるしかない。 合間に小ロットの急ぎがはいってくる、これらは夜にやるしかないので、来週は朝から夜まであわただしくなると思われる。

 

それがわかっているので、今週は無理に動かず、片付けをしたり落版をしたりと、できることをやっておけばよいと思っている。いつ何がどういう形でやってくるかはわからない、備えるしかないと思っている。写真はコーヒーのスリーブ、こちらも急がないといわれたが、すべて仕上がった。いつ何がきても対応できるように備えなければならない

円柱の成形物にぐるりと1周

小さな円柱形の成形物に1周印刷、余白が5mmもなく、かなり難しい、試行錯誤でジグを作成したが、どれもうまくいかずに悩んでいたが、、、なんとあっけなく解決してしまった。いろんなジグを作成したが、一番最初のオリジナル製品に戻し、試してみるとドンピシャだった。画像は公開できないが、私の世代の方が聞けばわかる有名な人らしい。

しかしもう1つだけ問題がある、余白が5mm程度なので始点と終点の版離れが悪いので、どうしても終点の部分のにじみが出てしまう。ぴったりコンマmmで始点に重ならないようにstopすればできるとは思うが、もう少しの試行錯誤だと思う。いろいろな方法を考えたが、ふとしたことからあっけなく解決してしまった。既存のジグをほんの少し調整し、創意工夫を考えただけのことだった。

 

こういうことはよくある、そういえばトイレに入ったり寝る前にジグのアイディアがよく出る、特に寝る前はアイディアが豊富だが、メモをとらないとそのまま寝てしまい忘れてしまう(笑)今後は寝室の壁にでもメモボードを設置しようかと思う。アイディア次第ではなんでも解決できる、これが仕事だと思いながら今週も突き進む。来週からは大忙しになりそうだ。しかしなぜか集中する回転スクリーン印刷、5月は月末までフル稼働する回転スクリーンになりそうなスケジュールだ

早めに仕上げておく

続けてくるおおきな3x6のベニヤ板を半分に切ったようなもの、こちらは5~6色印刷で時間がかかる、即納ができないのであらかじめ時間のあるうちに印刷をしておく。

 

もう5年も続いているのである程度は読める、受注なしでも先にすすめ弊社で在庫をしておかなければならないし、先方にも伝えてある。特に夏場は暑くて大きな印刷は体力を消耗してしまうので、夏場前には秋口までの数量をある程度終わらせておかなければならない。昨年は在庫が切れそうになり、夏場の暑い時期と多忙な時にやっていた記憶がある。今年は同じことを繰り返すわけにはいかないので、10月ころまでのおおよその数量をあらかじめ印刷、明日には終わる予定だ。

 

小ロットの場合はいつ何がどれだけやってくるかわからないので、先を見越してやらなければならない。今週はGWが明けたばかりなのでまだまだ出だしはわからないが、いつ何が来ても受けれるように現在の案件はある程度終わらせてあるが、残っている案件はどれも難しく、自分でセットをしてやらなければならない、というものがたまってしまっている。どうもうまくいかないが、そういう世の中なので仕方がない。

 

今週末は別案件で出かけなければならないが、そちらも10年20年先を見据えての先行投資だ。凶と出るか吉と出るかなどわからないが、経験で判断をしている

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