印刷ブログ
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卒業証書のシーズン到来

先月から卒業証書の印刷が始まった、小学校、幼稚園、高校、と様々だが全て地元だ。恐らく最近はコピーしてしまうか、インクジェットで出すのであろう。弊社でやる枚数は200枚とかなので、シルク印刷でやったほうが早いし安い。

 

そのうちデジタル化がすすんで、PDF証書になると思う。その方が紛失や焼失がない、仕事が減るのは困ることだが、私的にはPDFで良いと感じる。紙への印刷はどんどんデジタル化で無くなるが、成形物への印刷はどうなるのかわからない。 時代の変化を察して動くしかない

2層のジグが到着 from USA

年始にアメリカから頼んだ商品が到着、これは2層の生地を押さえるジグで先日の自作治具のバックアップとして購入した。恐らく5年前だったと思うが、私がラスベガスの印刷見本市で見つけた製品で、その時は使うとは思ってはいなかったがあれば便利だな、と写真とメーカーだけ保存しておいた。

 

2層に刷る案件が増えてきたのでそろそろ欲しいなぁというところで、継続するであろう案件が出たので、購入を決めた。昨晩2層の生地を押さえてみたが、やはり自作よりは早い。具合としては自作とはあまり変わらないが、セットの速度がことなるので作業性を考えればメーカー治具の方が早い

2層の生地をシルク印刷する治具

2層になっている製品がある、その場合はそのまま刷れない、中に板を入れても2層目に付着しないので刷れない、ではどうすればいいのか、という事で2層を押さえる専用のジグが必要となる。

 

メーカー製は結構な値段だ、10~20万円程度、使ったことも無いし使えるかもわからないのに投資はできない。それも毎日使うわけでは無いので弊社には不要だ。しかしあれば印刷できる製品のジャンルが増える。ということでとりあえず自作で作成してテストしてみた。案外使えるが、もう少し改良が必要だ。メーカー製も検討はしているが、ひとまず自作製品でトライアンドエラーでやってみよう

PP袋にシルク印刷

PP、ポリプロピレンの袋にシルク印刷で1色。これは弊社のスタッフの1名が個人で展示会に出るらしく、その印刷を終業後に行った。設備やインクはあるので、版だけ用意してあげて、刷るのは本人。30分ほど、何枚刷ったのかはわからないが、50枚程かな。インキは譲り受けた特色のPPT(N)インキ、使う予定が無いのでこういう時に消費してもらえるとありがたい

 

今日はスタッキングマグのもう1面を刷ったり、明日の用意をしたり。明日は土曜だが急ぎのプラダン200枚を仕上げる予定で、午後からはのんびりすることにしている。

 

ポリエチレンのシートにシルク印刷

PE素材、ポリエチレンの作業場に掲げるような大きな1mを超えるシート、こちらにシルク印刷。PEなのでまずは下処理を行い、インキの密着を向上させる。あとはポリエチレン用のインキ、これが使いにくいインキだが、セイコーアドバンスの60Aインキだ。冬場は寒天のような状態になるので希釈して緩く

 

ドライラックは2つ並べて乾燥させる。1時間程度で乾くのでそれほど神経質にならないで良いが、なにせ場所をとる。今日はスタッキングマグという急ぎの案件があるので、それの1面を先に仕上げて、明日反対を行おうと計画するが、計画はいつも変ってしまうので臨機応変に行動しよう

アルミ風の蓋にシルク印刷

容器の蓋にシルク印刷、SG740に硬化剤で熱乾燥。印刷は難しくは無いが、位置合わせが難しい。瓶にも印刷してあり、その絵柄に合わせての位置合わせなので、おおよその配置を見て、蓋を締めたときに正面にくるように印刷する

 

昨日はよい天気だった、今日はどうなるかなぁと、今朝の通勤中はまだ晴れていた。

ボツボツしたポーチにシルク印刷

表面状態がボツボツしているユーティリティポーチにシルク印刷、デザイン的にも製品の表面的にもなかなかやりにくい案件だ。

 

インキは高濃度インキの希釈をしない固めの状態で刷る、柔らかいインキで刷れば必ず潰れてしまう。これ専用にオーダーしたインクだが、果たして今後も使うか否かというレベルだ。1㎏を消費するには時間がかかるが、また同じインクを使うような案件と色が来てほしいと願うばかりだ

 

今日は快晴、こんな日は仕事もせずにどこかに出かけたいくらいだが、そうもいかない

山間部は積雪が多かった 神楽南蛮味噌

先週の週末が休めずずっと仕事だったので、土日は休むと決め、新潟県十日町の山の中のリゾートに出かけた。ちょうどお得な家族割りがあり、小学生以下は1泊2食の豪華なバイキング(これがかなり豪華だ)で、4000円ちょっと。大人は2万だったが、子供の友達も連れて出かけた。

 

3人子供がそろうとほったらかしで遊んでくれるので、私は日々の疲れを落とす意味でものんびりして、ビールをのんだり温泉につかり、あとはバイキングを楽しんだ。新潟県でも豪雪地帯と呼ばれる津南町の手前だったので、2mは余裕に超えていた。私のいる長岡市でも1mに満たない程度だが、山の方がさすがに多い。

 

子供はほったらかしで遊んではいけないような場所に勝手に行ってしまう、まぁ私に似たような感じでどこまでも進んでいなくなってしまうが、心配はない。

 

夕飯は豪華だった、コスパが良いが、私は高級食材とかはあまり興味が無く、素朴な魚沼産のコシヒカリに神楽南蛮というからしの味噌漬けをご飯にかけて食べるのがすきだ。これだけでごちそうになる、あったかいご飯に神楽南蛮味噌、これは食べた人にしかわからない味だ

エンボス加工された紙袋にシルク印刷

表面がエンボス加工、少々凹凸がある。指で触るとわかるレベルだ。こちらの表面にシルク印刷1面1色

 

予備があったのでテストしたが、SG740インキでは粘度が柔らかいのでエンボスの凹みに文字列がかかると滲んでしまう。作業性を考えるとSG740だが、ここは再現性を重視して粘度の高い硬いインキで刷る。作業性は悪いが再現性は全然良い。200枚程、無事終わった。

 

今日は証書をやったり、来週の用意をしたり、なんだかんだ追われている。そして雪かきも(笑)

寒い雪の日にあう味噌ラーメン

印刷ネタもあるが、なんだか雪が続いていて美味しいものが食べたい、新潟は意外と食の宝庫だ。小さな家族経営の食堂に入ってもかなりレベルが高い味が出ていると感じる、昨晩は除雪の疲れもあり夜にマッサージで身体をほぐしてもらうので、その前に行きつけの食堂で味噌ラーメンを食べた

 

長岡市といえば生姜醤油ラーメンだが、寒い雪の日はなんだか味噌ラーメンが温まる。1杯食べて近くのスーパーで買い物をして、マッサージに向かった。今日はこれから紙袋、エンボス加工されているので、そのまま刷ると滲んでしまう。粘度の高いインキを使って少し工夫をすると滲みを多少なりとも解消できる。ある程度の滲み了承済みだが、やはりプロとしては綺麗に仕上げたい。

 

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