印刷ブログ
BLOG

...100101102103104...

青い高級な和紙にシルク印刷

どこかのお偉いさんが作ったらしき青い和紙に、墨と朱色の2色、1枚の名入れ依頼があった。

その和紙はたいそうお高いものらしく、失敗が許されない。かといって失敗してもその和紙の弁償はどうするのか、、、そんなことも考えながら恐る恐る印刷してなんとか仕上げた。代替、予備がないものへの印刷は緊張するし、そのものの値段によっては断らなければならない。できない、という理由ではなく、もし失敗した場合の損失をカバーできないという理由からだ

なんとか無事に終了、地元の有名な団子屋さんで展示されるとは思う。たまに出かけて寄る店なので次回立ち寄ったときに確認してみようと思う

和紙へのシルク印刷、可能です。

融通が利かない印刷会社にはなりたくない

なんにでも印刷ができる、もちろん空気と水にはできないが、素材にインクさえ密着すればシルクスクリーン印刷、パッド印刷というものであればほとんど世の中のものに何でも印刷ができる。

融通が利かない、やってくれない、という話をよくきくことがある。そういった断られた案件が弊社にやってくる場合があるが、私は断らないでなんとかしようとする。たまにうけてみてから大変な思いをして印刷を仕上げる案件が念に何回かあるが、それは私の経験として残っているのでなんとも思わない。3日3晩の試行錯誤で仕上げるような案件でも、最後には経験となる

やってくれない、融通がきかない、というのは恐らくできるとは思うが面倒なのでやらない。費用対効果を考えると時間だけかかってしまうのでやりたくない、というものだとは思う。よく私が思うのがシルク印刷やパッド印刷の難しい案件は時給換算や月給換算ができない、ということだ。法律で設定されている最低時給を下回るような案件もある、そういったことに関しては従業員を雇用している印刷会社ではできない。

私は自営業なので従業員もいない、時給がいくらだとかも関係ない。とにかく仕上げることを念頭におき、仕事をこなす。

難しい案件、他社で断られた案件、他社がやってくれない(挑戦してくれない)案件、まずはお問い合わせください

大きな看板にシルクスクリーン印刷

幼稚園だか保育園でつかうようなキャラクターの看板1枚にシルクスクリーンの印刷依頼があった。当初は平面で問題なく簡単にできると思ったが、、、実際にやってみれば4隅に突起物があり版を邪魔している。

いろいろと計測して製版を繰り返し、結局は2回目に製版した枠でなんとか全てを印刷することができたが、それでも3行程、合計で3日もかかってしまった。

版のあわせも難しいのでなんとか試行錯誤でのりきったが、突起物がなければ恐らく1時間くらいで終わっていたとは思う。

想定もしていなかった突起物だが、なんとかしなければ、という事が毎回ある。1枚ものの看板にシルク印刷、可能です。カッティングシートなどでNGであれば印刷しかありませんが、なかなか受けてくれる業者がいないかもしれない。まずはご相談ください

kangaru

ネオプレン ネオプレーン素材に印刷

ネオプレン? または ネオプレーンという素材があるらしい。合成の繊維の感じで若干の伸縮性がある。

こちらに少し細かいロゴと名前を白1色で印刷してほしい、という依頼があった。最初はサンプルなので8個ほど、なるべく白を濃く出して欲しいということなので、版はメッシュが粗いもの、そしてインキの粘度はかなりねばねば、、ほぼ希釈していない。(つまりヒゲがでる)

インクは使い勝手が悪いインクを使うので、2-3個印刷してすぐに版を洗浄しなければならない。サンプルの個数なのでなんとかなったが、これが量産となるとしんどいかもしれない。。。しかし印刷は手間隙、それを惜しんではいけないので量産の時も辛抱強くやることにする(笑)

少しのズレでもロゴがつぶれるデザインなのでずれないよう工夫をし、1回刷ってはドライヤーで乾燥、そしてその上に再度重ね刷りを合計3回。これでやっと白が白らしく出るようになった。1回では素材にインクが吸い込まれてしまい白の再現率が30%ほどだった、3回重ねることにより80-90%ほどになったのでそれで合格という判断だが、もっと重ねればもっと白くなると思う(しかしあまり重ねるとつぶれになってしまうので、3回でやめておいた)

自分なりにかなり完成度が高くできたのだが、写真公開はできないのでモザイクをいれてある。ネオプレン素材にシルク印刷、可能です。お問い合わせください

neo

オーバーコートクリヤー印刷

シルクスクリーン印刷では透明インクがある。これをつかって印刷面を保護する目的でオーバーコート印刷をする事があり、今日もとある企業の手帳のカバーにオーバーコートクリヤー印刷を行った。

当初は手帳カバーを作成したかったらしいが、ちょうどよい型がないので、全てつくり、そして100冊となるとかなり高い手帳カバーになる。とりあえず1年だけ使えて表紙の印刷が汚れないようになればよい、であれば透明インクでオーバーコートすれば安く仕上がるという提案でそうなった。

予算がなければ何か代案を提案する、そして予算内で仕上げるようにする。こういったことは弊社ではよく行うことであり、コンサルティングの1つでもあると思っている。言われたことをハイハイとやるだけではなく、こうすればよくなる、こうすれば安くなる(品質を維持した上での話しではあるが)、といった提案も行う。

私の性格がひんまがっているからかもしれないが、何か工夫をして仕事をしたい、ということを常に考えるようにしている。何も考えないで行うのは仕事ではなく作業、作業はいずれ自動化や機械にとられてしまう。人間は考えて工夫し、知恵をしぼってやるから仕事と言えると思っている

clear

市販の手提げ紙袋にシルク印刷

とある首都圏の会社さまより急ぎで市販の手提げ紙袋に印刷の依頼があった。紙を販売している業者でも印刷ができるのだが納期が間に合わないらしい。

そこでその紙袋販売会社のHPを確認したところ特急仕上げで2週間かかるという、こちらとしては急ぎ=即日か翌日くらいのスピードではあるが、特急で2週間となれば弊社の通常納期の倍くらいの時間になる。

ということで早速袋を直送してもらい、製版、昨日印刷して仕上がり、PPインクなので乾燥は速い。今日のヤマト便で送付すれば恐らく明日、明後日には確実に到着する。ヤマト便で送付することにより送料を安くすることもできる。弊社ならではのトータルコスト削減のシルク印刷、私はかってにインサルティングと呼んでいる(コンサルティングと印刷をかけあわせた造語)

市販の紙袋へのシルク印刷は多少のコツがいります、ロット数に関係なくお問い合わせください。
bagbagbag

忙しくても晩酌は欠かさない ガラス瓶に印刷

私は新潟生まれの日本酒好きな人間である。昨年は利き酒士の資格をとった、別に印刷業で必要な資格でもなんでもないのだが、日本酒の魅力に地元の産業活性化ということで何かしら日本酒に携わる業務をしたいという思いもある。

日本酒の瓶にシルクスクリーンの回転印刷までしてオリジナルブランドを作ることも提案したが、誰も動かない。ということで自分で日本酒のブランドを立ち上げようと思い、いろいろ考えている最中ではある。

酒造りはできないが、瓶に印刷はできる。ラベルだけを貼っている既存の日本酒と比較して瓶に直接印刷してあればインパクトが違う。それを実現できるのが回転シルクスクリーン印刷であり、弊社はそれを小ロットでできる強みがある。

今週末は新潟で酒の陣が行われる。それにかかわる来客もあるので週末にかけて忙しくなる、しかし大好きな晩酌は欠かさない、それも日本酒を飲みながら。そういえば先週いった東京で居酒屋に入り日本酒と刺身を食べた記憶がある。刺身は薄く高かった。同じような量であれば新潟県では倍の量を出してくれると思う。

都会は賃料や人件費が高い、魚介類や農作物は築地まで運送され、その運賃が上乗せされる。その分単価にのってくるので高いのは仕方がないと思うが、そこまで払って食べるものかと考えてしまった瞬間でもあった。

地方都市ではおいしい食事にお酒が安くて美味い、こればかりは捨てられない。地方都市にすんでいるメリットでもあるかもしれない。

今日は自分の誕生日でもある、今夜だけは晩酌を長めに楽しもうかと思ってしまう

sakesakesake

入稿から1時間以内で仕上げるシルクスクリーン印刷

金曜の夜に突然急ぎの電話があった。これから材料を入れるのですぐに刷って欲しいとのこと。

印刷されていた文字がはがれてしまい、至急印刷をやり直さなければならないとのこと。ガラス製の商品なので恐らく密着不良か乾燥がうまくいっていなかったものと思われる。

夕方の17:30にデータをメールでいただき、すぐに製版。18:00には材料が入っていた、そのまま位置あわせをして、ガラス用のインク1690Nと硬化剤を混ぜインクを作成。位置あわせを確認してすぐに刷った。18:30には終わっているが、乾燥があるので明日の朝でよいということになった。

ここまで超特急でしあげる事ができるシルクスクリーン会社もそういないとは思う。週末直前なので特に厳しいとは思うが、弊社はこういった特急仕上げや夜・週末でも急ぎのどうしてもやらなければならない案件であれば問題なく引き受ける事ができる。

急ぎ、夜、週末の至急な印刷など、お気軽にお問い合わせください

123

リュックサックに名入れ印刷

East Pakだかのブランドがあるリュックサック、よく見かける商品だが、その裏面に名入れをする仕事があった。

きちんとセットして適切なインクを使えば印刷ができる、ただかなりかさばる商品なので大きい・場所をとるが、小ロットだったので問題なく対応ができた。これが大ロットとなると置き場だけでも大変なことになる。

リュックサック類への名入れ印刷、小ロットで可能です。まずはお問い合わせください

bag

銀のスクラッチくじ印刷

今はあまり見かけなくなったが、昔はコインでこすってあたり・はずれがわかる銀色のスクラッチくじがあった。懐かしい事で、子供ながらにそれを削るのがわくわくだった

最近は熱で変わるインクを使っているのかもしれない、どういう仕組みかわからないが、弊社にはいまだに昔ながらの銀のスクラッチを削るためのインクが在庫としてある。溶剤も古いが全く問題なく使える

とある方からの依頼でひとまずサンプルをベタで印刷して、今日の夕方に削ってもらうことになっている。普通の紙では駄目なのでニス引きをしてある紙か透明の銀スクラッチを印刷する下処理の印刷がしていなければ削れない。

あの懐かしい銀スクラッチくじ、小ロットでも問題なく対応できる。10枚でも100枚でも、ピンポイントの印刷なら安くもできる。シルク印刷なので小ロットが強い。そんな需要がもしかしたら町内会の祭りだったり商店街のセールであるかもしれない。

銀スクラッチくじの銀の部分の印刷、小ロットで可能です。お問い合わせください
scratch

...100101102103104...