印刷ブログ
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2色を同時に刷る

金曜の夜はベニヤ板に印刷をしていた。注文が入っているが在庫があるのでいつでも出せる、しかしこのベニヤ板の印刷には時間と体力がかかるので、いつも暇をみつけては進めるようにしている。

自然と客先もいつもの納期より早く手配してもらえると思ったのかいつも短納期で依頼してくる。普通にやれば3週間ほどかかるが、2週間以内で全て梱包して出している。やはり甘えがでているのであろう、こちらの無理にもなんとか答えてくれているということなのかもしれないが、こちらもそうであろうと先を読んでいるのでいつも準備をしている。でなければ急かされるだけで、こちらが大変になってしまう。

全部で5色だが途中の緑と赤はある程度離れているので真ん中に紙の仕切りをつくって2色を同時に進めれば作業効率も良くなり仕上がりも早い。以前は緑の後に赤をやっていたが、それを同時にやることにより2時間くらいの時間を節約できることになっている。

土曜は最後の黒を印刷して足りない分だけを梱包して来週に納めようと思っている。今週末も大忙しで土日も稼働することになっている
redgtreen

引続き大判ポスターにシルク印刷

昨晩も引き続きA1のポスターに蛍光ピンクで印刷を続けた。これは3種類あるうちの一番最後のデザインで面積的にも長いのだが、終わってみればかなり綺麗に再現ができたと思う。

写真では公開ができないが、色の度合いが微妙に異なりそれが遠近感・立体感を上手に再現できていると思う。色の濃さもその場にいたデザイナーの方と調整しながら行った

今夜は同じデザインで別の色になるが要領がわかっているので比較的スムーズに進むとは思う。

大判ポスターへのシルク印刷、ご予算に合わせて印刷できますのでお気軽にご相談ください

poster

米袋に7色でシルク印刷

色数が多くなればなるほどシルクスクリーン印刷は割高になると思われる、現実はその通りではあるがデザインによってはそうでもない事もあるし、ロット数によっては7色でもシルク印刷で仕上げた方が安い場合もある

今回は展示会用?の米袋、合計7色であったが、10枚程。オフセット印刷でできるそうではあるが、10枚だけの場合の単価がとてつもなく高いらしい。

今回のデザインは幸いにも弊社ですべてフィルムが出せるくらいのデザインで自社処理ができたのでそれ程割高にはならずに完成。製版は事前にしてあったので今日の午後から開始、夕方には完成。

量産前のサンプル印刷等はシルクスクリーン印刷で仕上げた方が価格的には安くなると思います。しかし色の強みや再現性など、サンプル時と量産時の印刷方法の違いで異なるので注意頂きたい。

ricebag

白のちがい

写真は白の違いを示している。上はシルク印刷のコンクホワイト、顔料が多い白のインキだ。下は機械で出すインキジェットの白、これはもう白と呼べないくらいの白、、、ではあるが機械ではこれが精いっぱいらしい。

世の中機械化が進んでいるので何でも機械でやろうとするが、アナログの職人的な仕事は永遠に無くならないと思う。何度も言ってしまうが機械は所詮補助的な存在であり、最終的には人間がやらなければならない。

白に満足できていない方、シルク印刷では力強い白の再現が可能です

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塩ビシールに3色印刷

地元長岡市では11月に市長選が行われることになった、そのステッカーをシルク印刷で3色、枚数がそこそこ多いのでシルク印刷でやった方が安くはなるし、白があるのでシルク印刷がむいている

まずは白、SG700インキのコンクホワイトで白版を刷り、明日明後日で残りの2色を刷る。市長選までの期間なのでSG700インキで十分な耐久性があり、PPラミネート加工も必要はない。

やはり白を出す、白を力強い色にするにはシルク印刷しかないと思う

シール印刷、枚数が少ない単色や数色の場合はシルク印刷がお勧めです

white

ポリウレタン風の缶クーラーにシルク印刷

缶ビールでもジュースでも手で持つとだんだんと暖かくなってくる。それが冷えたままに保てるような缶クーラーというのがあるらしい。

素材は恐らくポリウレタン風のウェットスーツの素材を使っているかのような物。こちらに急ぎで名入れ印刷だったが、これらの素材はインキが異なる。どちらかと言えばアパレル印刷で使われている発泡インキを使いメッシュが80-100位のシルク印刷でやったほうが綺麗に仕上がる。

綺麗というよりは通常の油性インキだと素材にインキがしみ込んで色の濃さが出せない。今回は濃い色の素材に白だったのでなおさらのことだ。

しかし弊社には発泡インキとそのインキを乾燥させるヒートガンが無いので重ねずりで対応することになった。セイコーアドバンス社のSG410というインキは粘り気が強いインキで適している、が、100%とは言えない。急ぎの案件なので最適だと思うSG410インキで2回3回の重ね印刷でそこそこの白を再現することができた

缶クーラーはそれ専門の業者がいるのでそちらに頼んだ方が無難だとは思っているが、色の再現にそこまでこだわりがなければ油性インキでも十分に印刷ができ密着も確認できている
nevadie

装置の面板にシルク印刷

最近は殆ど無くなった機械装置の面板へのシルク印刷、そのほとんどが海外にいってしまったのであろう、又は国内で試作する場合はシール対応したりそれなりの安いコストで対応しているものと思われる。

数量が30-50台であれば印刷はしてくれないだろうと思われているのかもしれない。それだけシルクスクリーン業界はいまだに小ロットを嫌がる傾向にある。昔からの商習慣なのであろうか採算の問題なのかもしれないが、時代の変化に合わせてやり方を変えていかなければ生き残りはできないと思っている

弊社は小ロットでも印刷をする、それよりは大ロットの案件は人数の関係で受ける事が難しい。受けれたとしても長い納期を貰わなければ印刷することは難しいであろう。連続して続く案件はメーカーが内製化すれば対応できることなので、最初からそのようにお伝えする場合が多い。

sdm

週末の実験

POM素材、ポリアセタール素材にインキを密着させる実験で土曜は朝から晩まで1日を費やした。

通常POM素材は下処理をしなければインキが密着しない、しかし某社の某インキの場合はセロテープ剥離でもなかなか取れない、しかし爪引っ掻きだととれてしまう。そこで表面素材を粗く下処理をしていろいろなインキで試すことになった。

文字そのものはかなり小さいので位置合わせに製版もルーペを使ってなんとか行い、そこそこ綺麗に印刷できるようになったが、それでもまだテスト段階なので、もし本番になるとしたらもう少し時間をかけて治具とデータを作成しなければならない

サンプルも各インキで100個だったのでなかなか早くは終わらなかったが、一度製版をやりなおして午後にはなんとか一通りのサンプルが出来上がった。一度使えばいらない素材らしいので完璧な密着までは希望していないそうだが、現状維持を希望されている。

POM

ラワンベニヤ板に大きなシルクスクリーン印刷

恐らくこれは弊社ではかなり大型の案件になっていると思う、継続して出る商品なので一度に何枚も刷らなければならない。

二人がかりで全身を使って印刷するので、その日の終わりには身体の節々が痛くなっている場合がある。しかし良い運動にもなるので、おなかも空いて食事が美味しい。

ほぼ1mx1mくらいなので、スキージも大きなものを使いインクの消費も多い。2週間ほどでようやく全部仕上がる、色は各タイプ4-5色の重ね刷のカラー。

大型のベニヤ板への印刷、お問い合わせください
beniya

バッジ類も

小ロットのバッジ類ともなるとまた割高になる場合がある。シルクスクリーンで1㎜程の塩ビ板を切って抜型を使い作成すればそこそこの予算でできる。

既存の抜型の寸法でよければ抜型代もかからないのでもっと安くできる。寸法はおおよそ、色数も最小限、既存の型でOKといった感じでこだわりが少なければどんどん安くできる。

写真は3色、寸法は名刺よりちょっと小さ目、あとは抜型で抜いて裏側にピンをつければ完成。

バッジや名札等、作成可能です

daishin

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