印刷ブログ
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ポリスチレンに印刷できるインク

ポリスチレンという素材がある、これに密着するインキを使わなければインキが剥がれてしまう。

幸いにも昔ポリスチレン系の素材に多く印刷していたので、弊社にはポリスチレン用のインキのストックがある。古いインキも中にはあるが、密着試験を行ったところ特に問題はなさそうなので、そのまま使えると判断した。

ABSインキという、セイコーアドバンス社製のインキ、1液なので蒸発乾燥、扱いやすいインキのⅠ種でもあるがあまり使用頻度は高くは無い。

たまたまポリスチレン製のインサートカップフォルダーに印刷する案件があり、使用するインキとなった。

ポリスチレン素材への印刷、ご相談ください。

abs

プラスチックダンボールに印刷

メーカー等で通函として使うプラスチックダンボールへの名入れ印刷をよく行っている。

一時期と比べると製造業の海外移転で少なくなってはいるが、小ロットでは続いている。大ロットは全て海外へ移転か、というくらい最近は小ロットが多い。

弊社は小ロットを得意としているので、大きなプラスチックダンボールの名入れでも20-30個でできる。

小ロットで断られている方いましたら、是非弊社までお問い合わせください
puradan

タイベック紙に全面印刷

全面ベタの印刷、特色、紙はタイベックというデュポン社?製の特殊な紙。両面へ約1mx1.5mの全面ベタ印刷。

印刷は可能ですが、すべて手刷りなので力を使った夕方にはへとへとです(笑)

タイベック紙への印刷、可能でございます

taibeku

米袋の季節

以前は皆無であった農家独自の米袋や箱のデザイン、近年は農協に頼らないで自分で作った米は自分で売る、という動きが感じられる。

それでも農家1軒で出せる米は限られ、よくある農協の米袋やPPの袋に印刷するとなると恐らくグラビア印刷、枚数も何万枚(又は100mといった単位)であろうと思う。

100枚や小ロットで印刷するとなればシルクスクリーン印刷がベストになっている。弊社でも50枚や100枚、独自で販路を開拓しようとしている農家さんの印刷をやっている。

こういった直で売る、自分の商品は自分で売る、という動きがますます活発化することであろう

kome

アクリル素材にコンクホワイト1色

黒いアクリル素材に平面のシルクスクリーン印刷を1色、素材が黒なので通常のホワイトでは色負けしてしまう。

そこで白の顔料が多いコンクホワイトを使い、印刷。そうすることにより白の強みが一層と強く出る。

アクリル素材にはいろいろなインキが使えるが、弊社はよくセイコーアドバンス2500を使い、それで印刷。

2種類、合計100枚、先日に持ちこまれ即製版、即印刷。翌日には納品できる。スピードも勝負、自営業ならではの強みです。

acrylic

大きなシルクスクリーン印刷可能です

今は殆ど恐竜か化石と言っても良いであろう仕事になっている大型のシルクスクリーン、弊社ではいまだに現役でできる

写真は弊社のなかでもかなり大きいという版を自社製版し、印刷しているところだ。ここまで大きな印刷はもう99%がインキジェットにとってかわっている時代ではある、が、しかしそのうちの1%はどうしてもインキジェットではできない材質、やりたくない色合い(色の濃さ)、出せない色(蛍光色等)となる。

妥協すれば良いのであろうが、妥協したくないデザイン、案件、プロジェクト等が世の中にはある。それを実現させるためにはアナログなやり方、シルクスクリーン印刷の手刷りで再現するしか方法が無い。

もちろんインキジェットでできる事は機械でやってしまえば楽であろうが、枚数が多い場合とデザインによってはこのような大きなシルクスクリーン印刷でもインキジェットの価格より安くできる場合がある。世の中ではインキジェットの方が安いだろう、というある意味デファクトスタンダードができあがっているので、インキジェットの価格とシルクスクリーンを比較する方は殆どいない。 逆にシルクスクリーンの価格をインキジェットと比較する方は多いであろうが、弊社のような自社製版できる印刷所の価格と比較すると驚かれる場合が殆どだ。

シルクスクリーンの版代は以前と比較すると安くなっています、ご遠慮なくお見積お問い合わせください

big

ここまでくると超大型

今日から大きな印刷がある、フィルムもB1サイズと大判となり、ここまでの大型フィルムをだせる会社を見つけるにも苦労したが、今度は製版である。

幸いにもフィルムさえできればあとは社内で大型の製版機があるので、1mx2m程の製版でも問題なく自社製版できる。

一度に1mx2mの製版はできない、どうしても露光機の範囲があるので、良くて1mx1mとなる。まずは片方を終わらせ、残りの片方は再度乳剤を塗布して乾燥させ、午後に製版をする予定でいる。ここまで大きいと乾燥させるにはドライヤーでは時間がかかるので、自然乾燥させたほうが楽だ。

大型のシルクスクリーン印刷、1mx2m程でも印刷は可能です。お問い合わせください。
han

ポスターへのシルク印刷

B1サイズのポスターへシルク印刷を行った。

色は3色、インキジェットで出せるのでは?と思うかもしれませんが、ゴールド、蛍光ピンクを入れた赤色という特殊な色があるので機械では出せない色があります。

このような時はシルク印刷の出番ですが、恐らく皆さん高いのでは?!と思うかもしれません。

しかしながら弊社では自社製版ができ、幸いにも(今はある意味邪魔な存在ではありますが)大きなアルミ紗張りの版があるので、A1~B1サイズの大きなポスターにも十分対応ができます。

色数が多いカラー4色分解の必要なポスターは難しいですが、単色~3色程度のシンプルなポスターであればシルク印刷でも可能、そして場合によってはインキジェットよりも安く仕上がるかもしれません。

自社で製版ができる強みです。重宝しなければなりません

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シール印刷

シール印刷はそれ専門の業者がいるので弊社で行うシール印刷はロット数が少ない物や大型のシールでシルクの色数で予算内で出せるような案件となる。

当然カラー分解が必要な多色のシール印刷は弊社では行わないが、単色や2-3色程度であれば問題なくできる。シール屋さんもそこらへんはご存じなのであろう、シルクでやったほうが安い場合はシルクでのシール印刷を依頼してくる。

写真は合計2色、少し大きなシールとなるのでシルク印刷の方が安価で出来上がるらしい

sticker

和紙に印刷

新潟県長岡市地域では手すき和紙というものが伝統工芸として盛んであり、そこに印刷を依頼される場合が多い

インクジェットでできる和紙もあるそうだが、和紙やサイズによっては機械が受け付けない場合があるとの事。全てを機械頼りにするデジタルな世界が私はあまり好きではないので、何でも機械でというよりは人間の知恵と技を使い印刷をすることをなるべくすすめたい。

機械の場合は小ロットに対応できない、できる機械やインキジェットもあるが万能では無いしなにかと不便でもある。それよりはメーカーの価格に含まれている保守費用を如何に払えるように受注をとり続ける事ができるか、という部分に問題があると思う。

和紙への印刷、小ロットでも対応できます。写真は黒1色、10枚ちょっとの小ロット案件でした

washi