印刷ブログ
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御朱印帳にスクリーン印刷

流行りなのかな、御朱印帳の両面にスクリーン印刷  1面は銀、反対は金。気づけばもう9月が終わる、暑さ寒さも彼岸までというが、本当にそうなった

 

夜は窓を開けて寝ると喉をやられそうになる、そろそろ窓を閉じて寝る時期がやってきたかな。早めに冬支度をしよう、その前に食欲の秋、美味しいものをたくさん食べて体力をつけなければならない

メラミン樹脂にスクリーン印刷

メラミン樹脂という製品、そのままでは密着しないらしい(2液性) とりあえず試し刷り、1液性ではダメだったが、まぁそこそこ密着しているとは思う

 

2液性で硬化剤を入れて耐熱温度120度に達しない80度で熱硬化、ちょうどアニールするアクリル板があるので、そのアニールと一緒に乾燥させれば一石二鳥だ

プラダンにスクリーン印刷

いつものプラダンスクリーン印刷、私が子供だったころ、つまり40年前にもさかのぼるが、その当時はMade In Japanで日本の製造業が盛り上がっていた時期だった

 

円高だったり輸出も好調、まだ日本は成長期にあった。毎日がどんどん進むような感じで、高速道路もできて新幹線もできて、首都圏へのアクセスがよくなった。その前は特急にのって最短でも4時間、乗れない場合は乗り継ぎで6時間だった。いまや1時間半で上野に到着できる。

 

さて、その後は海外にどんどん製造業が出て行って日本での製造が減った。それが今は中国が人件費が高くなり、輸送費用も含めて日本で製造したほうが質も良いし安いということであろうか、製造業のリターンを感じる。が、そこに携わることができる人材がいない

 

成田空港で

11~17と渡米することになっている、それもあって渡米前は週末はほとんど休まず、夜まで現場でできる限りのことをやってのけた。そのままの疲労感でフライトだが、まだまだ身体は動く。一応栄養ドリンクで気休めではあったが

 

さて、11日に久しぶりに成田空港に来たが、このブランドが有名だとはしらなかった。つい最近このブランドをロゴをシルク印刷やパッド印刷した記憶がある。歩いていたらなんか見たことがあるロゴだな、、と思って商品を見てみた。私にはあまり関係のない製品ではあった

ビニール傘のバンドにシルク印刷

傘のバンド、こちらにシルク印刷  特に難しくはない、が、そのまま巻いて閉じるときに触らないように気を付けなければならない

 

それ以外は特にスムーズ、今日中には終わるであろう。 さて、今日の夕方から所用で米国に飛ぶことになる、弾丸で来週火曜には戻るが、本当はもう少しゆっくりと行きたい。若いころに旅をゆっくりとすべきだった、とは感じるものだ

キャンピングチェアにスクリーン印刷

キャンプやアウトドアで使うチェア、こちらの一部にスクリーン印刷

 

幸いにも外せば刷れる、以前背もたれにプリントしたときはそのまま刷ったが、今回は手を添える部分なのでネジ1つで外れる。問題は刷り方だ、そのまま刷ると難しいので、コツが必要になる。インク返しをのせないでスキージをほぼ90°にして刷る、強く刷る部分もあるが、今回はヌキのデザインもあって厄介なので、そこは弱く刷る。

 

40個程、これは難しいし機械では刷れない。手の感覚が必要だ

成形樹脂にスクリーン印刷

高さのある樹脂の成形物、こちらに黒1色でスクリーン印刷

 

印刷そのものは問題は無いが、NGが出せない。それなりの成形品なので単価も高いであろう。何度かやっているがNG分は補填しなければならないが、最低ロットで全部補填なので相当痛い。これはもうできないとバンザイ宣言をしたことがある。

 

通常成形品は予備があったり出来高だが、そうでない場合はもうお手上げだ。ハイリスクローリターンな印刷になる、そこまでリスクをとれる度胸は無い

 

ITOコーティング製品にシルク印刷

ITOコーティング、と聞きなれないコーティング。なんだかわからない場合は全てテストを行う。 見た感じ樹脂なのでとりあえずSG740に硬化剤注入で48時間自然乾燥。 問題なく密着しているので、量産開始

 

ここまでいろいろとやると世の中のどの素材がどんなインクで密着するのか、かなりの確率でわかるようになってきた。この頭にある知識をデータベース化する為に、サイボウズのキントーンを導入してもうすぐ3年目。2000件以上のデータ蓄積ができている。このまま続ければインクメーカーよりも深い知識が蓄積されるかもしれない。

 

そのころには私も世代交代でどこかにいってしまうであろう、あと20年は頑張れるかな(笑)

不織布のシルクプリント

URLが間違っていたらしいという案件で、既存のURLを潰して新しくプリント。しかしやはり透ける、本来であれば銀で潰して白をのせればよいが、ズレてしまうのでNGだ。

 

2回重ねて刷っても透けてしまう、一度乾燥すればOKではあるが枚数が1000枚以上なのでそこまでできない。 インクの希釈を固めにしてやってみようかな

ヘアブラシにシルク印刷

プリントそのものは問題は無いが、ブラシが邪魔をするのでそれを避けるようにジグをつくらなければ刷れない

 

専門のところに依頼すれば簡単だが、1-3万くらいはかかってしまう。1回限りの案件なので、自分で自作するしかない。こういう事は得意なので苦にはならない、ほんの15分ほどで完成、あとは刷るだけだ

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