印刷ブログ
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印刷はベタが一番難しい

アクリルの板10枚ほど、シルバーのベタ印刷を行った。ベタといってもシルバーやゴールド系はムラが目立たないので比較的気が楽だ。

白や黒もあまり目立たないが、それ以外の色はムラがものすごく目立つ、メッシュを細かくすると綺麗に出せるがそれは素材が硬い物の時に限られる。柔らかい布などにベタを刷るときは一番難易度が高い。

かといってそれを説明しても理解してもらえることはほとんどが無いので、何とか仕上げるしかない。モノによりベタの仕上がりが異なりそして難易度が異なるという事実、インキジェットが主流な時代になっているので説明する原理も難しい。

アクリルなどは簡単な方だ、こういう素材と案件で技術を向上させることにより、他の素材にも応用ができるようになる
ginbeta

カラーガイド入れにシルク印刷

写真のような関西ペイント社のケース?に社名をシルク印刷。40冊程、素材がわからないとの事なので3種類ほどのインキをためし、SG740が一番よかったのでSG740にて印刷

フニャフニャしているので平らになるような簡易治具を作成、こういった小ロット印刷は弊社の得意分野だ。価格も小ロットなので1式でいくら~ という感じで行っている。

新潟県は寒波がやってきた、昨日はゆきかきに追われたが、いろいろな案件を終わらせることができ充実した1日となった。残るは1件、、、手ごわい仕事があるが、金曜の夜までにはある程度の目途をつけようと思っている。

paint

42版を仕上げる

42個の折りたたみ傘、持ち手に1つ1つ異なる名前を記念として名入れ。42版といっても1つのアルミ枠に収まるので正確に言えば1版、42データだ。

当然のごとくシルク印刷で行う、治具は簡易でできたので、あとは1つ1つ位置合わせをして印刷をする。想像よりも速いペースでできたので正直驚いている。当初は1個20分くらいかかるかと思ったが、想像とは異なり42個の異なるデータを2時間ほどで完了。

細かいデザインだったのでメッシュは355、だが1回しか刷らないので目詰まりなども気にならない。

3連休もコツコツと仕事を進め、だいぶ仕上がった。連休明けのドタバタは無く、スムーズに今週は始まると思う。難題が何件か待ち構えているが、時間さえかければ問題なくしあがるのを知っているので時間のコントロールと調整さえすればなんとでもなる。

1月はあっという間に過ぎると思う、そしてまた1年があっという間に経過するのであろうと思うが、今年もカンダプロセスは飛躍します。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます
42-han

PVC素材にシルク印刷

数日前のブログで紹介したが、PVC素材にはACTインキが密着する、しかし金粉を入れると急速なゲル化が始まり使い物にならない。

そこで同じPVC素材に密着する(私の実験、確認では密着していた)スーパーナイロンインキに金粉を混ぜシルク印刷。問題なく仕上がり、納品。

いろいろな素材への印刷、そして試行錯誤に経験が積み重なればどんな素材がやってきても怖くは無い。

今週はもう1つ密着性の悪い素材へのテスト印刷があるが、密着するであろうインキ2種類ともNGだった。もう少し頭をひねって考えればなんとか密着するインキがある、というアイディアは持っている。それは来年に持ち越し、今年は無理をせずに1年を締めくくろうと思っている
pvc

透明のPE袋にシルク印刷

急ぎで酒粕の袋にシルク印刷があった。PE製の袋でペラペラしている、メーカーで印刷をすればよいのかもしれないが、何かしらの事情があって急ぎとのことなので、急遽シルク印刷で。

PEに密着するインキがあるので、そちらを使用。一応剥離テストをしたが全く問題は無い。爪ひっかきテストをすると今度は素材破壊になるので、テープ剥離で合格ということにした。

年末年始で使う模様だ、なんとなく新潟っぽい袋だが、今週で今年が終わる。早いようで短かった感じだが、来年もすでに1~2週目は仕事が見えてきている。来年できることは来年行い、少しは身体を休めようと思う
PE-fukuro

ドライラックに乗らない

背の高い製品はドライラックに乗らない、かといってどうすればよいのか、、場内にばら撒くわけにもいかない。

そういう場合はドライラックの上に厚手のシートをしき、ドライラックの四角の中に入るように配置する。もちろん四角に入らない大きさのものはNGだが。。。

クリップクロックというクリップ風のタイマー200個程にシルク印刷、クリップ状になっているので、成形物を斜めに傾け、位置合わせ。

ABSインキで密着確認、この手のノベルティは多いので手馴れたものだ。午前中は新潟市内のお客様まわりをし、午後からこちらと傘の取っ手のパッド印刷。今週はなぜか慌ただしい。。。

最後の週だけは無理をしないようにと自分に言い聞かせたが、結局は毎年同じようになる。なんだか一生ゆっくりできないかもしれないという程マーフィの法則が当てはまっている人生をおくっている。

なんとかならないかと、コントロールするしかないと思っている。
blog2612

ガジェットポーチに白を濃くシルク印刷

先週テストを行ったノベルティのガジェットポーチへのシルク印刷、ポリエステルだがこの素材はとにかくインクを吸い込む素材だ。通常のポリエステルとは異なり、かなりのインキを吸収するので1回刷りでは全く白にはならない。

3回重ねても白になるかどうか、というレベルだが、素人目にはあまり気にならない程度かもしれないが、印刷職人としては白の濃度が気になって仕方がない。 これも職業病なのかもしれない。

メッシュとインキの粘度を調整、そしてほとんど希釈をせずにあとはあるコツをつかいながら、2回の重ね印刷。今日だけで400枚程すったが全くズレが出ないように版のセットも工夫してある。

数年前だったらこのような印刷は恐れていてできない、と断るレベルではあったが、今は何度も経験を積んでいるので自信を持って印刷ができる。100%すべてが同じで完ぺきになるとは言えないし、そうはならないのが手刷りのシルク印刷だが、かなりの濃さになっているとは思う

インキ吸収の多いポリエステル生地、白印刷可能です。
how-can-make-it-white

1つだけの抱っこ紐にシルク印刷

弊社得意の極小ロット、1個という単位、これ以下の数量は世の中に存在はしない。

赤ちゃんをだっこする抱っこ紐のようなもので、海外メーカー製。その紐の部分に何かしらの社名のロゴをシルク印刷。

素材はポリエステルとかかれていたのでポリエステル用のインキを使用したが、どうみても綿にしかみえない。。。ポリエステルインキでも綿には密着するので、ひとまず素材表記を信じて印刷

あとは梱包して発送をするだけ、データ入稿から2日程度。世の中なかなかうまくいかない、人手が足りない時に急ぎの大量がやってくる、今週末も連続稼働になりそうな予感がしてきたが、仕事があることはありがたい事だと思っている
baby-rucksack

布製のポーチ風のカレンダー入れにシルク印刷

布製で中に何かを収納できるようなカバーのシルク印刷、ロットは弊社の得意な100個程、版をセットしてスムーズにいくかと思えば、、、途中で版が崩れてしまい、あと30個程のところまでいったが、版を再度製版してスタート。

1時間ほどで終わるかと思えば、製版のやり直しが出たので2時間かかってしまった。幸いにも自社製版なのですぐにできたが、そうでなければ1日以上無駄になってしまう。

自社製版なのでなにかと便利だが、それで追われる日もある。師走まっただ中、まだまだ走れます(笑)

blog12-12-2017

イソプレンゴムとポリエステル

ポーチのようなノベルティだが素材がイソプレンゴム & ポリエステル ~ となっている。いったいどちらがどう素材に使用されているのかわからないが、混ざっているのかなんだかもわからない。

新規の取引先だったので写真を送付してもらったが、同じ新潟県内なので土曜に来社したいということでサンプルを持ってこられた。写真を見た感じでは以前印刷で悩まされた素材にかなり似ているので一度の印刷では白が沈んでしまうと確信を持てた

持参されたサンプルを拝見し、案の定その時とほぼ同じ素材だったので必ず白が沈むということがわかり、データを拝見したがこれまた細い。前回も100本程のメガネのバンドではあったが線が細く悩まされたがなんとか仕上げた記憶がある。

今回もデータを頂戴し、製版を行い土曜の夜に試し刷りを行ってみたが、1回では沈む。2回重ねるとズレやにじみが出るかとおもったが、前回からのコツをつかんでいるのでズレもなく、綺麗に白に仕上がった。同じような素材を何度も経験するとだんだんとコツをつかみ経験値が上がってくる。

数量は1000個程という弊社にとっては大ロットにはなるが納期があるので、なんとかなりそうだ。

土曜は無事にタイヤ交換も済ませ、子供に手伝いをさせながらいろいろと仕上げることができた。師走が始まっているがまさに師走のように走っているが、あまり無理をしないようにしたい
snowtreasure

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