印刷ブログ
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ビニール傘4面へのシルク印刷

ビニール傘へのシルク印刷はいつもやっているので手馴れてはいるが、4面に印刷してほしい、というのは初めてだった。

1面や2面が単純に4面になるだけなので、工程が増えるだけだと甘くみていたが、これがかなり時間がかかる。

本数が多いが、幸いにも先方がお盆休みに11日から入るので、それまでに納品ができなければ盆明けでよい、という連絡をもらった。のんびりするわけではないが、予定よりも時間がかかると気づいたので一安心。

今のペースでゆけば、来週の半ばには仕上がるペースで印刷ができている、今週は長岡花火があったせいか少しリラックスしてしまったが、お盆前とお盆明けに欲しいという印刷が何件かあるので、お盆休みはゆっくりはできなさろうだ。

1-2日くらいはどこかに出かけて、あとは仕事をする通常の平日と同じになる感じになっている。ということで、お盆休みは関係なく、8/14-16も稼働することになりそうだ。 お盆中の急ぎの案件、問題なく対応できそうです(笑)
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バスのフロント幕をシルク印刷で

路線バスのフロントに掲げるフロントマスク、というものがある。今では恐らくのぼりのような感じで機械で出力すれば安いのであろうと思うが、昔ながらのやり方でやればシルク印刷でできる。

もちろんフルカラーはできないので、色数が1~4色くらいの範囲で、ベタ面が多かったりどうしてもシルク印刷でなければ、という理由があれば問題なくできる。

1枚あたりの単価を安くというのであれば、1色にしてしまえばよいのだが、それだとさえない。機械で出力するといくらになるのかを知らないが、価格で競争をしようとは思っていない。

シルク印刷でどうしても作成しなければならない、という依頼の時に出番となるだけだ。

バスフロント幕、シルク印刷可能です。
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大きな70cmビニール傘にシルク印刷

ビニール傘へのシルク印刷はいつも手掛けているのでそこそこ慣れてはいるが、印刷面積が大きくなるとそれが難しい。

骨の部分と上に行けばいくほど狭まる印刷面積だが、下とは異なる面積になる。平面のシルク印刷になるが、その受け台とインキの希釈やスキージの返しを上手に行わなければ綺麗に印刷ができない。

先週末に70cmの大きなビニール傘に最大で印刷をしてほしいという依頼でやってきたが、難しくなるとは想像していた。実際にこの湿度や天気もあってか、印刷条件としてはあまりよくない。

明日か明後日からは晴れ模様になるとの予報なので、それまで印刷をいったんstopすることにした。雨の湿度が高い日に無理やりやっても恐らく作業効率が悪いという判断になるからだ。

一応水曜中にもう一度やってみて、それでもスムーズにいかなければ晴れ間を待つことにして、そこから一気に仕上げようと思う。来週はまた別のビニール傘で、8面中4面に印刷をされたい案件なので、そちらに集中することになる。これはお盆前までに仕上げる数量だが、インキの色もないので今日注文をしておいた。

そろそろビニール傘がいらなくなる季節ではあるが、日本では1年中必要なアイテムだとは思う。名入れ印刷をするかしないかで、インパクトも異なれば、PRにもなるのが名入れ傘だと思う
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コクヨファイルへのシルク印刷

写真のような文具店やホームセンターで販売しているコクヨのファイルへのシルク印刷

表紙はそれほど難しくはないが、背表紙は厄介だ。表紙と裏面の突起物があるので、普通に印刷をしても掠れたり潰れたりする。ある程度の強さでしかもスキージは柔らかいものであっても幅が広くなければならない。

幅の広いスキージを使い突起物をへこませ、その中心にはいる文字列をシルク印刷する。慣れればそれほど難しくはないが、個体差があるのでどうしても1-2%はNG品が出てしまう。ここまで狭い背表紙に印刷するのは少々難しいが、コツと慣れでなんとかなる。

ロットは200枚で2種類、火曜日に1種類を終わらせ残りは水曜で仕上げるつもりだ

紙製品へのシルク印刷、小ロットでもお問い合わせください、予備は1-2%程ご手配ください
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ポリエステルの折りたたみ団扇

折りたたんでしわくちゃにして収納ができるような団扇があるらしい、ということでそちらの団扇のところにロゴを1色。

ポリエステルなのでインキは何種類かあるが、印刷がしやすいインキと伸縮や折り曲げにもつよいSG410を使うことにした。あらかじめテストを行い、乾燥後にしわくちゃにして収納したがびくともしない。

データが細かかったので、少々調整を行い、版は3回ほど作成した。やはりインクが多く出たほうが良いと思ったので、最初は120メッシュだったが、少々多すぎるので、150でちょうどよかった。

数は100個程、入稿から仕上がりまで4日ほど、版の作り直しやデータ調整がなければ1日くらいで仕上がったかもしれない。

治具は収納する部分のプラスチックのおさえが突起しているので、団扇だけを上げることができるような受け治具を作成し、使った。こちらも手作りだが十分に使える。

何でもDIYで作成、これはシルク印刷やパッド印刷では必要なスキルだと思っている。幸いにも私は昔からDIYが好きなので自分で何でも作成し、使うようにしている。

ポリエステル製の折りたたみ団扇に印刷、小ロットでも可能です
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デラニウム アルミ複合板へのシルク印刷

塩ビ風の板をアルミでサンドイッチした、屋外用看板でよく使われるデラニウム という アルミ複合板がある。

こちらへのシルク印刷は弊社ではよく行っている、インキはいままではSG740に硬化剤だったが、黒以外の色が何年か経過すると飛んでしまう。今回の依頼は新潟県でも海岸沿いの方の地方都市なので潮風があたる。

MS8インクの方が飛ばないで屋外用にむいているということだったので、昨年あたりからはこちらのインキを使用するようにしている。

インクにもいろいろな種類がある、密着するだけではなく、使用環境も考えて選択しなければならない。

アルミ複合板へのシルク印刷、小ロットでもお任せください
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綿の大きな布にシルク印刷

支給された1m程の面の布にシルク印刷。 色は1色だがほぼ全面なので天地左右の調整で難しい

インクはたくさん出たほうが良いのでメッシュは100を使用、見た感じは簡単そうに見えるが目詰まりも起きる時期なので2回ほど版を洗浄。

10枚の仕上がり、小ロットは弊社の得意分野だ
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ポリエステルで撥水加工や防水加工

撥水や防水加工されている生地には特殊インキを使わなければならない、特殊といってもそれほど特殊ではないが、インキに硬化剤、最後にベーキングをすればよりよい密着となる。

弊社ではそこまでの強度を求められたことが無いが、最近は個人的に気になる。やはりインキは刷ったら落ちてほしくはない、これは職人としてのこだわりでもあるし、印刷会社としてのモットーでもある。

世の中インキがなかなか密着しないものもあるが、たいていの成形物には密着する。

写真は以前の会社の同僚より頼まれたもので、撥水や防水加工されているアウトドア風のバッグだ。一応密着するであろうインキに硬化剤を混ぜてメッシュ100くらいでインクを多めに出してテストをしてみた。木曜日には剥離テストを行う、どういう結果になるかがある意味楽しみだ
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アクリル成形物へシルク印刷

写真のような自治体のゴミ表記するアクリルの板がある、設置するにあたり曲げ加工されているが、きちんと押さえる治具のようなものを簡易で作成すれば印刷は全く問題が無い。

ただこちらの案件は毎年やってくるが、アクリルの曲げ加工がすべて異なるので個体差が出てしまう。それでもなんとかなるので印刷に関しては問題はない。

インキはアクリル&屋外使用なのでSG740で印刷をする。他のインキでも密着はするがやはり屋外使用はSG740を使いたい。黒なのでMS8にせずとも色落ちはしない。色が黒でなければMS8インキで印刷した方が良い

加工済みアクリルへのシルク印刷、お問い合わせください
akuriru

カットクロスへのシルク印刷

美容室で使用するカットクロスへのシルク印刷が度々弊社にやってくる。

今回は枚数は合計で65枚ほど、同級生が経営している地元長岡市の美容室だ。彼曰く業者に依頼したが全くすすまなかったので、私に直接依頼することになった。

白いクロスには赤金で、黒いシャンプークロスには銀色を。 インキは防水や撥水加工されたナイロンに推奨されるNewスーパーナイロンを使用し、硬化剤を注入している。SG410でも密着したりSG740でも何度もやっているが、やはりNewスーパーナイロンインキの方がなんとなく密着性がよさそうなので使用している。

今後も撥水系や防水素材にはこのインキを使用することにしたいが、溶剤やメーカーが異なるので少々使いづらい場面もある。

カットクロスやシャンプークロスへのシルク印刷、小ロットでもご相談ください。 弊社では3~5枚でも印刷をしております
asia

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