印刷ブログ
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米袋へのシルク印刷が続く

不思議と今週は米袋へのシルク印刷依頼が続いた、両方とも同じ新潟県で米どころだ。

新潟県のコメは全国的にも有名なのである意味売りやすいのかもしれない、その分ブランドに胡坐をかいてしまっている部分があり積極的に全国へ販売しようという動きが昔はみられなかった。流通業者がどんどん県外に流通してくれていたからかもしれない

近年は他県のコメもだいぶおいしいらしい、あまり食べたことはないがそれだけライバルが増えているのだと思う。こうなれば特徴あるコメを生産しそしてパッケージもJA支給の普通の米袋ではなくデザイン性があるものが店頭うけするに違いないと思う。

今回の案件の1つは2色で300枚、もう1つは1枚だけの展示会用サンプルで表裏の両面で合計3色だ。展示会でうまくいけば量産になるのかどうかまではわからないが、弊社の得意とする極小ロットの案件だ。これも今週中には米袋が届くのですぐに仕上げて来週発送しようと思う

クラフト米袋へ2色シルク印刷

クラフト紙でできた米袋へ2色のシルク印刷依頼があった。いつもはほとんどが1色だが、今回は2色、それもデザイン的にかなり近い。

しかし幸いにも支給された米袋の形がしっかりしているクラフト紙で、位置合わせがやりやすかった。クラフト紙へのシルク印刷はインキがなるべく沈まないようにQセットインキを使用している。いまのところQセットインキが作業性が良く沈みが少ない、特に白は高濃度白をつかっているのではっきりとした白を再現できている。

1色は月曜に、2色目は十分乾燥させた欲日に印刷、あとは水曜日に梱包をすれば木曜には届いている。米袋が到着してから1週間もかからずに、2色合計300枚を仕上げた。弊社では珍しい納期ではなく、平らな成形物のシルク印刷であれば比較的納期は早くできる。

今は先日のブログでも書いたが、円錐形の百万塔の印刷が待ち構えている。火曜日にテストをしてみたが、やはりうまくいかなった。少し調整を行ったらだんだんと綺麗に印刷ができるようになってきたので、あとは微調整と最後の知恵を絞って治具を調整し印刷できる段階までもってゆけば印刷ができると思っている。
kbt-farm

ポリエステルのポーチへシルク印刷

東京の某博物館のロゴが入ったポリエステル製のバッグとポーチへの追加印刷があった、こちらは昨年も同じものを手掛けているのでその追加ではあったが、赤と青がある。赤の方は白インキで青の方は濃い青となる。

個人的には赤に白インキの方が見栄えがよかったし白もはっきりと出したつもりだが、どうしてか青のリピートが先にやってきた。

白インキはSG410で、青インキは沈みが少ない色なのでSG740で問題なく密着する。硬化剤も必要が無いので、スムーズに連続印刷ができる。

温風乾燥をしたいが素材がポリエステルなのであまり高温にはできないので、常温で2-3日おいてから梱包して発送しようと思う。

ポリエステル製の成形物へのシルク印刷、お問い合わせください
tokyo museum

密着しないインキを使う

通常であればありえない話ではあるが、インキが密着してしまうとNGな案件もある。昔懐かしいスクラッチくじだ。

銀色の部分を爪かコインで削ると下地の当たり・ハズレがわかるようにしなければならないので、インキが密着してしまうとNGだ。

スクラッチくじ用のインキがあるが、これは使用方法が少々異なる。紙素材であればそのまま使用すると染み込んでしまうのでNGとなるので、あらかじめニス引きをしておかなければならない。またはクリヤーのインキでスクラッチ部分に印刷を行い、その上に銀をのせればOKだ。

銀の濃度も薄いと透けてしまうので、それなりの濃さを要求される。今回はPP貼りされているカードの上に銀のスクラッチを印刷テストとなったが、問題なく爪やコインではがれる強度の弱さだったので私的には問題ないと思っている。今日にでもサンプルを発送し確認してもらえば、あとは量産するだけだ。

枚数も数百枚程度なので手刷りのシルク印刷でできる小ロットのスクラッチくじ印刷となる。100枚でも50枚でも、小ロットのスクラッチくじは問題なくできる
scratch

コロコロ

布類に印刷するときは表面の糸くずやら何かしらの付着物を除去しなければ綺麗に印刷ができない。

特に外国製のノベルティのカバンなどはかなりの確率で糸くずのようなものが付着している、除去をして印刷しなければ、版にくっついてしまい掠れ・欠け等のNG印刷になってしまう。

添付のような家庭用コロコロ掃除機のようなもので1つ1つ汚れを除去する、わざわざ専用のクリーナーを買わずとも近くのホームセンターで買えるようなもので十分代用できる。

今週は急ぎで布製のトートハンドルバッグ、500枚に印刷がある。2日もあれば仕上がるので問題はないが、、、やはり海外製なので1ケース50枚入っているはずが、5ケースを完了し、50段のドライラックに5枚ずつ乗せたが、、、一番上の段がなぜか3枚になっている。つまり2枚不足しているようだ。幸いにも予備で5枚手配いただいたが、、残りの250枚が果たしてきっちり250枚あるのかが不安になってしまう
corocoro

凹凸のある紙でも

多少の凹凸がある紙でもシルク印刷で印刷ができる。紙製品で細かいデータなのでメッシュは270メッシュ、紙なので紙用のインキを使用すればよいのだが、線が細いので別のインキを使う。

紙用でないインキを紙に使ってはいけない、というルールは存在しないので、知識と経験で使い方を独自に変えることは日常茶飯事だ。カタログにのっている事だけではなく、いろいろな試行錯誤で印刷することが多い。

インキは密着していれば、メーカーの仕様通りでなくても問題はない。今回は紙のお札?のようなものにとある寺院の名前を印刷。

予備が無いので緊張する印刷だが、やはり紙製品の場合は予備があったほうがありがたい。
temple

大きなビニールシート

建設現場に貼るような大きなビニールシート、縫製前で2m四方なのでかなり大きい。

弊社にある長台の大きさがおおよそ2mx2mくらいあるのでめいいっぱい使用することになるが、実際の印刷の面積は500x500ほどのロゴ。その他1800x300くらいの社名があるが、こちらは別版を用意してあるので、月曜にでも仕上げようと思う。

乾燥の場所もとるし、吸引台をフル活用するのでテキパキとすすめて終わらせなければほかの仕事に影響がでてしまう。合計枚数5枚ではあるが、5枚仕上げるのにかなりの時間と大きな版が必要になる。

インクジェットでは色合いと強みがNGらしいが、実際のところはどうなのか、、私にもよくわからない。

大判のビニールシートやポスター等、どうしてもシルク印刷で行わなければならない案件があればまずはご相談ください。製版にポジフィルム、印刷まで無理ない価格でできることはやろうと思います
vynilforblog

アルミ製らしきカードケース

中国製のアルミ風カードケースがあり、そちら30個くらいにシルクスクリーン印刷を行った。

平らではなく真ん中が膨らんでいるような感じのケースなので、そちらの動きを留める為に治具を作成しなければ綺麗に印刷ができない。いろいろ試行錯誤と練習をして画像のような簡易の治具ができた。これでもしっかりと綺麗に印刷ができる。失敗ができない素材なので3回ほど何度かテストをしながら調整をし、完ぺきになったところで本番の30個を一気に仕上げた

しかし商品そのものが外国製で最初からかなり汚い、、、いくら綺麗に印刷ができても商品がもとから汚ければどうにもならない。まぁ最近の海外ノベルティ物は汚いものが多いような気がする

小ロットのシルクスクリーン印刷、お気軽にお問い合わせください。

card case

大きなフィルムは赤ベースで

野外解体作業のところに貼るターポリンという素材で大きな2m四方のビニールシートにシルク印刷の依頼があった

大きさがあるので通常はインクジェットで出力をすると思っていたのだが、ビニール専門の業者様の方で強度が欲しいということで、どうしてもシルク印刷でやってほしいということになった

製版でも2m近い版を使い、平台でも大きなスペースでやることになるが、ここまで大きな印刷は滅多にやらない。恐らく2-3年に1回あるかないかの頻度だとは思う。

ここまで大きくなるとインクジェットフィルムで出力してはとんでもない金額と黒インクの消耗になる。ここは昔からの赤ベースフィルムを知り合いの看板屋さんでカッティングマシーンを使い切ってもらった。赤ベースフィルムは昔のロールがいまだに残っており劣化もしないのでまったくの現役で使える。

色数は合計で3色なので比較的やりやすい、5枚だが1800x1800mmのシートなので取り回しにはかなりの苦労をするであろうと思う。

大型のターポリンへのシルク印刷、一応可能です。
akabesu

ポリエチレンのビニール傘

市販でどこでもみかけるようなポリエチレン製のビニール傘がある、こういった傘はもう消耗品といってよいほどの値段で販売され、いろんなところで利用されていると思う。

昔は傘が壊れれば修理をして大事につかったが、100均が出てきて高度経済成長が終わったあたりからだんだんと使い捨ての時代になってきた。個人的には使い捨てがあまり好きではなく、物は大事に使いたいと思うが、世の中の流れがこうなってしまっているのでどうにもならないのかもしれない。

ポリエチレン製なのでインキは特殊なインキを使用、下処理までせずにきっちりと密着はする。あとはビニール傘の表面のしわを取り印刷する。少しでもしわが残っていると流れになるので注意しなければならない

昨日は60本のビニール傘にピンク色で印刷、印刷面積が大きいのでなかなか難しい、結局まる1日かかって60本が終わった計算になるが途中乾燥もしたりしたので、1日以下で終わったとは思う

市販のビニール傘、小ロット20本でも30本でも、印刷可能です。お気軽にお問い合わせください

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