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ステンレスのボトルに回転スクリーン印刷

本体はステンレス製、1面に黒で1色回転スクリーン印刷。個数は弊社の得意な小ロットで10個。ここまで少ないロットで回転スクリーン印刷を行うのは珍しいと思っている。一度セットしたら最低でも100はまわしたいが、そこまでいらないクライアントもいる。

 

版は前回のデザインを流用できるので、そのまま使用。セットだけは変わるが弊社にはXYZ軸を瞬時に調整できる独自のジグがある。これがあるのでセットも5分もかからないで終わる。あとは位置決め、印刷、焼き付け乾燥するだけだ。

 

世間はお盆休暇のようだが、弊社はカレンダー通り稼働している。なんだかんだやることはあるのでありがたい

ナイロン225メッシュバイアス

シルク印刷の版には写真のような数字が必ずある(はずだ)。これが何を意味してるかといえばNはナイロン紗、225はメッシュの数字、Bはバイアス紗張りだ。弊社はNではなくT(テトロン)を使用する場合が多い。

 

こちらはとある会社さんの現場の版で、別の職人さんが現場で刷っていたそうだ。しかし、高齢となったので、私が刷ることになりそうだ。対象物は塗装済みのステンレス板。年に数回だと思う、土曜を使えば仕上がる数量だ

9種類のボトルに回転スクリーン印刷

9種類のタンブラーやボトルなど、それぞれすべて直径が異なるので1つ1つジグを調整。弊社には日本に1台しかないカスタムメイドした回転スクリーン印刷専用のジグがある。これがなければこの9種類のサンプル校正は断っていたであろう。。

 

この特殊ジグのおかげでスムーズにすすんだ。もちろんすぐにはできないが、1つ1つジグを作成するよりは圧倒的に早い。日曜の午後~夕方で仕上げ、焼き付け。ちょうど他の案件でアルミアルマイト板に印刷をしたので一緒にやきつけた。今週はやや大ロットの案件が重なっている、1つは半自動機にかけよう、もう1つはやはり手刷りでこだわりたい。

 

ステンレスの板に青ベタでシルク印刷

青い塗装済みのステンレスが支給されるかと思えば、青ベタで色をつけてほしいとのこと。。。こうなれば見積もりとは異なる。当初は1色だったが、合計で3色。

 

まずはクリーンルームで青ベタを印刷、塵埃がなるべくつかないようにとの配慮。あとは文字と線なのでクリーンルームではなく、通常の印刷台で刷ればOKだ。毎晩1色をこなせば納期に間に合う、4デザインそれぞれ2枚、こういう小ロットは夜しかできない。

 

今週は天気が良く製版日和だ、いろいろと進める事ができそうだが、無理はできない

ハイドロマグボトルという製品に回転スクリーン印刷

60本ほど、1色だ。先週に校正をだしてあり、そのセットをそのままにしていたのですぐに量産ができた。夕方から開始、1時間ほどで終了。あとは焼き付け乾燥、送付だけだ。

 

気づけば金曜日、今週は早かったが、まだまだ土日も休まず稼働してたまっている仕事をやらなければならない。天気がよければ日曜だけでも外食して1-2時間だけのんびりと春を堪能しようかと思う。さすがに7日間屋内で過ごすのは身体にもよくない

メタルハンドサーモボトルに小ロット印刷

メタルハンドサーモボトルという製品、10個への回転スクリーン印刷。極小ロットともいえる数量だが、弊社にはこれに対応できる特注のジグがある。昨年コロナが始まったころに地元長岡市の加工業者様に依頼して完成した。依頼したのは2年前くらいだったが、面倒なので後回しにされていたのかもしれない。

 

そのジグができてからは、セットの生産性が向上し、小ロットでも対応できるようになった。これは設備投資ともいえるし、恐らく世の中に1つしかない専用のジグだ

 

メタルハンドサーモボトルはステンレス製なので、印刷後に焼き付け乾燥を行う。週明けには完了して発送できる

ボトルに回転スクリーン印刷 20個程

20個程、弊社の得意分野だ。表面が若干ザラザラしているので、スキージの圧力を強めにする。柔らかいスキージで刷れば良いが、ちょうどよいのが無いので、圧力を手加減で調整して刷る。

 

20個なのでほんの30分もかからずに終わる、あとは焼き付け乾燥すれば終わりだ

 

ステンレスボトルの目印 回転シルク印刷

ステンレスボトルを回転させ印刷する回転シルク印刷、今回は150個程、ちょうど回転シルク印刷が空いていたので週末のうちに製版、すぐにとりかかれた。色は白と指定DICだが、とりあえず窯に入る数量が100個程だったので、白を先に終わらせる。今日指定DICをやれば明日には乾燥完了している。

 

飲み口を閉めたときにロゴがセンターにくるようにという指示、アテがないボトルなので飲み口のところにあるほんのわずかな成形時にできている線を目印にする。こちらを基準に回転させるとほぼほぼ飲み口の真ん中にやってくる。

 

円柱形などの成形物はX,Y,Zの3軸を基準とする。なんだか面倒な数学に聞こえるが平らなものはXとYで位置決めができる、そうでないものは上方向への位置合わせがあるのでZが出てくる。もっと面倒に聞こえるかもしれないが、平面スクリーン印刷は足し算と引き算、曲面スクリーン印刷は掛け算と割り算、みたいに少し難しくなる。

 

私はどちらかといえば回転・曲面スクリーン印刷のほうが楽しいし慣れている。まぁ変人なんであろう(笑)

ステンレスサーモタンブラーに回転シルク印刷

Markless Style社の製品、黒と白のボトルでそれぞれ色替え、各50個、合計100本の小ロット回転シルク印刷。弊社の得意分野だ。

 

開梱し、すぐさま印刷を開始、そのまま焼き付けを行った。1日程自然放置を行い、梱包をすれば出荷できる。今週もあと何件か難題があるが、3連休を返上すればできる範囲だ。天気次第でもあるが、悪いようであれば仕事をしようと思うし、少しでもよくなれば1日だけでも出かけようと考えている。

 

ニュースでさわいでいるコロナウィルスがどこまで本当で深刻な状況なのかはわからないが、こういうときこそ下手な人混みを避け、仕事が一番なのかもしれない

ステンレスの板1枚にシルク印刷

何かの表示板らしいが、1枚。ステンレスなので密着度を上げるためにSG740か1000でも良いのだが、幸いにも弊社には1690Nインキが在庫であり、且つ先日のマグも1690Nだった。

 

ついでにもう1回マグを焼き付けしてしまおうと思い、こちらのステンレスも1690Nで印刷、同じ釜に入れて高温焼き付けを行った。1枚だが製版もする、印刷には変わりがない。昨日来てすぐに欲しい、、この時期にそこまで無理を言われてもどうにもならないが、フラットでジグが不要、且つそれほど難しくない、ついでの製版もできたので即日仕上げとなった。

 

今週はあと1件現場刷りが金~土と待ち構えている、日曜日は取引先が今まで依頼していたスクリーン印刷職人さんが脳梗塞になったらしく、急遽年内に仕上げてほしいという案件の準備だ。何十年もの経験を積んでいる職人さんの仕事がすぐにできるかどうかなどわからないが、ひとまず日曜日をフルに使い、試行錯誤しようと予定している。

 

今年もあとわずかだが、あと数件の難題を終わらせれば終わりが見えてきている。そういえば昨日も嫌な予感がしたが、また例の原因不明の高熱に見舞われた。夜中に39℃、朝おきたら38℃だったが、インフルエンザではないし風邪ではないことはわかっていた。午前中は少しだるかったが、そのまま仕事を続けたら夕方にはある程度回復したと感じた。無理はできないといつもよりは2-3時間早めに寝ることにした。