印刷ブログ
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形の異なるマグにパッド印刷

外国製の陶器のマグ、こちらはいつもやっている印刷なので問題は無いが、、、形に取っ手が1つ1つ異なるので印刷場所によってはかなり大変だ

今回の印刷場所は取っ手とは反対側、上部飲み口より下の指定寸法。これはもう大変だが、やるしかない(笑) 500個を1つ1つ目視で確認しながらズレが出た個体はその場で消してすぐにやり直し

取っ手のついている位置が全てことなり、マグの高さもバラバラなので位置決めができない。

2日かけて500個を完成、まだ側面に名入れだったら楽だったかもしれないが、取っ手の反対側もできます~と言ってしまった自分に後悔した2日だった(笑)

今日も引き続き難しい案件、土日も超難題がまちかまえているが、突撃するしかない。梅雨が来る前にどんどん仕上げなければ印刷環境が1年で最悪の梅雨に難題は不向きだ

なんだかんだ今週末も全て仕事で埋まってしまっているが、仕事があることは幸せだ。日曜はのんびり仕事をしながらラーメンでも食べに行こうかと計画している
hotmug

スクリーンインキをパッド印刷で使う

インキメーカーに言わせれば表題はご法度だとは思うし、メーカーとしてはパッド印刷にはパッドインキを使いなさい、と言わなければならない

しかしパッドインキは高いし小ロット用に小分けで売っているわけではない。そしてパッド印刷はインキの仕様がスクリーン印刷と比較すると少ない(それだけインキの膜が薄い)

予算がある案件や流れのパッド印刷の案件であればパッドインキを買えばよいのだが、小ロットや滅多に使わないインキの場合はスクリーンインキを代用する

これもコツと癖があり、慣れないと大変な試行錯誤になる。カタログにはのっていないしメーカーもあまり言わないようにしているのかわからないが、私はスクリーンインキをパッド印刷で使うときは某インキメーカーの希釈溶剤を使用、あとは2回3回と重ね印刷を行うことにしている。

それでもやはりなれないと使い勝手が悪い。いつかはパッドインキを仕入れて刷れるくらいになるかと思うこともあるが、大ロットの案件はあまりやっていないので、おそらくスクリーンインキを使うことになるであろう。しかし全く問題は無い、パッドインキを使用したものと同じで再現ができる
t640

治具作りの楽しさ

形ある成形物に印刷をするときは必ずと言ってよいほど治具が必要になる。

平面のスクリーン印刷の場合はXとY軸を決めればよいが、形ある成形物の場合はそこにZ軸が入る。つまりX,Y、Xという3軸を考えた治具をつくらなければならない。

聞いているだけで面倒に聞こえてしまうが、これを考えるのが面白い。人間の仕事は考えて何かを作り上げる事、AIは学習して繰り返し作業を行い、そしてそれで向上するがひらめきがない。

人間しかできないことを仕事にしなければ今後AIやロボットにどんどん仕事を奪われてしまう。 治具作りも1つ1つの創意工夫、これは人間の仕事になるであろう

今回は大きなマグにパッド印刷、それも取っ手の反対側の上部なので取っ手をいかに垂直に立たせて動かないように固定するか、試行錯誤だったが、新潟県らしい治具が弊社にあり、それを使い取っ手を上手に固定したら完成した。あとは500個を刷るだけだ
jigu

鉛筆にパッド印刷をする

金色でピカピカ光っている光沢のある鉛筆、合格祈願とか彫がしてあるが、その反対側に地元長岡市の開府300年という事で祝~ という文字を印刷

本数は400本程、場所的にもシルクスクリーン印刷でできるが、やはり細かい文字列なのでパッド印刷の方が綺麗に仕上がる。

色は黒指定だが、光沢があるので目立たない、色替えを提案したが、黒のままで良いという。私的にはどうしても気になっていたので、自転車で行けるくらい近いお客さん、4本程刷って現物を見せにいったが、それでもこのままで良いという。

ということでそのまま全数を仕上げた。光の当たり具合によってははっきりと見えるが、それはもうどうにもならない。

しかし鉛筆、、削ってしまえばなくなるのだが、最近鉛筆を使う人も少なくなっているであろう。

鉛筆への印刷、お問い合わせください
gold enpitsu

ハンモックの支え部分にパッド印刷

広げればハンモックになる、その支えの部分はPP製だ。

だいぶ大変な成形物だが、こういうチャレンジをするのが仕事だと思っている

1回ではムラがでるので2回3回と重ね印刷ができるように治具を作成。数時間かかるかと思ったが意外とひらめきがありすぐにできた。5回重ねても全くズレが出ない治具を手作りで仕上げた

とある有名自動車メーカーのロゴだが、こちらを印刷して現物校正。なかなか難しい仕事だが、難しいことを毎日やっているので慣れてきている。

他社が断る案件、まずはご相談ください
hanmoku

USBの扇風機にパッド印刷

USBの扇風機にパッド印刷はそれほど珍しくは無い、しかし、正面の丸い部分、パッドで押すと凹むほど柔らかい場所だ。

メーカーではNGの部分なのは理解できる、しかし工夫さえすれば印刷はできる。パッドの選択にどの角度でパッドを押し付けるか等、あとはPPなので下処理を行いPPTインキで印刷すればOKだ

途中個体差があったりしたが、無事終了。連休最終日の日曜を使い仕上げた。

ゆっくりと休めばよいのだが、勘からしてGW明けの月曜日はバタバタとなるであろうと思う、そして急ぎが入ってくると予感しているので、GWは休まずに1つ1つ仕上げることを進めた。そのぶん連休明けの余裕ができ、スムーズにスタートを切れる。

連休はどこも混雑しており宿泊施設なども値段が高い、ならば休みをずらせばいいと思っている
blog USB fan

やっぱりPPにはインキ密着が悪い

先週末所要でとんぼ返りで北京に飛んだ、機内で少しでものんびりしようとたったの3時間だけ映画でも見ることにした。

ヘッドセットにはJALの印刷、恐らくPPのパッド印刷であろうと思う。やはり完全な密着がしない素材なのであろう、使用頻度が高いのかJALのマークがかすれていた。

プライマーではだめであろが、とある処理と無理やりの方法をすればかなり密着することを実験済みだ。インキメーカーが推奨しない方法で無理やりやればいいだけだ。JALが弊社に印刷を依頼してくれないかなと思い、爪ひっかきでひっかいておいたがこれまた職業病だ(笑)

なんでもトライ&エラー、人間はAIよりひらめきがあり、そしてAIに負けたくない職人になりたい。

北京でほんの2泊、書類やいろいろなデスクワークを処理することができたが、全く休んでいない。GWは1日だけなにもしない日をもうけてのんびりできるかな、いや、性格からして無理だな(笑)
JAL

冷酒グラス十数個にパッド印刷

昨年に地元長岡市の美酒めぐりというイベント用に冷酒グラスにパッド印刷を行った

その追加分で十数個だが、追加で印刷をしてほしいという依頼。急がないとのことだったのでのんびりしていたが、、、1週間ほどして催促。ということで、セットを行い十数個をすぐに仕上げた

幸いにも版が残っていたのでセットを5分ほど、そしてインキの調合に硬化剤注入、最後は焼き付けで2時間ほど。これで納めることができる

こういう極小ロットをできるのが弊社の強みでもあるが、それをセットできるコツと慣れも身についてきた。今年はパッド印刷に更に自信がついてきたので、どんどんチャレンジをしようと思う

パッド印刷、小ロット、10個単位でも可能です。お気軽にお問い合わせください

reishu

陶器にパッド印刷で

たいそう高級な陶器の湯のみ?らしきものとポットにとある誰でもしっているような企業のロゴをパッド印刷

ポットの方は蓋なのですんなり終わった、しかし湯呑のほうは位置決めや治具が必要、そしてデータをなんとか共通の版でやりたいので、それなりのコツを使い、同じ版で印刷し、湾曲していないように綺麗に見せる。

湾曲している成形物の場合はデータにブリッジをかけなければならない、その場合1版扱いではなく2版扱いになる。しかしコツと知恵さえあれば1版でできる。 これを見つけるひらめきが出るのはAIではなく人間になる。

AI到来の時代だが、負けないと思うバカな職人が新潟県長岡市にいる。どうやってコスト削減をして印刷をするか、弊社のインサルティング、造語ですが活躍します

他社で断られた案件等、お気軽にご相談ください。できる事はチャレンジします!
ADcup

メガネのフレームにパッド印刷

伊達メガネ?のようなもの、フレームの両側に小さくピンポイントでパッド印刷

データがかなり小さいので特殊フィルムを外注し、製版は自社で行う。

100個だったが、意外とスムーズにいった。こういった小ロットでメガネのフレームに印刷はなかなかうけてくれないであろうと思うが、弊社はこういう小ロットが得意だ。

メガネのフレームへの印刷、お気軽にお問い合わせください
megane

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