印刷ブログ
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小ロット急ぎのボールペン

即日仕上げに近い66本のゼブラボールペンにパッド印刷

文字列が細かいのでフィルムは外注、セットをして梱包、ほんの2-3日で仕上げる

恐らくメーカーで間に合わない & やってくれないロットだったのであろう。

小ロットのボールペン、即日仕上げも可能です

zebra

スポットで湿度を上げる パッド印刷の髭対策

冬場のパッド印刷は難しい、乾燥しているので静電気が出るからだ。かといって暖房を止めるわけにもいかない、だが暖房が乾燥を招くので寒いのだが邪魔な存在になる

まわりで作業をしている方に寒くなるが少し我慢してくれ、ともいえない。。 かといって大型の加湿器等を買い設備投資するほど余裕もない。

となれば試行錯誤するしかない、要するに私の周りのほんの数㎡だけ湿度をあげればよいのだ。

押入れから引き出してきた吸入器、子供のころに使った覚えがある。風邪をひいたとき等、よく母親にやらされた、かれこれ35年も前の機械ではあるが問題なく動いた。 

私が作業をしているパッド印刷機の近くにこの吸入器を設置、水を入れて5分ほどで卓上加湿器になった。湿度もすぐにわかるほど上がったので作業も楽になり、ひげも出なくなった。

身の回りにある道具を工夫すれば高価な設備投資なしでいろいろな事ができる。業者に言われている装置をすべて揃える方が楽かもしれないが、知恵と工夫次第で武器ができる。以下にコスト削減をするか、という事は小ロット印刷を割高にせず印刷できるようにすることと同じだと思っている

kyunyu

秘密兵器

写真で見た感じではいったいなんの道具だろう、、、という鉄の塊が弊社にはある。

金型の成形屋さんで特別に1枚の金属から作成してもらった弊社ならではの特殊治具となる。

これがある無いで小ロットパッド印刷の効率に品質が劇的に変わる。以前からどうしようかいろいろ試行錯誤し、年末に地元長岡市の熱処理加工専門の丸菱電子様http://www.marubishi-ht.com/に依頼し、作成していただいた。

早速先週末にあるパッド印刷でこの治具を使用したら想像通りの作業ができた、これで一段とパッド印刷への自信が持てるし、小ロットの強みを発揮できる。

できなければどうすればできるようになるか?を考える仕事が楽しい。今週も寒波ではあったが、明日は晴れるとの予報、そろそろ春がやってくるのかもしれない
himitsuheiki

パッド印刷の試作をスピーディに仕上げる

金曜日は久しぶりに晴れ間が出たのでなんとなくうれしかった。かといってのんびり日光浴をするわけにはいかないので、場内の仕事をこなした。

大雪の影響で外注に出していたパッド印刷用の高品質のポジフィルムが2日ほどの遅れで届いた。もっと早く手掛けたい案件ではあったが、パッド印刷の細かいデータはインキジェットフィルムでは綺麗に製版ができないので、写真製版の精度の高い物を使用しなければならない。

しかし普通に見れば恐らく全く気付かないレベルではあるが仕事をしている者からするとできるだけ綺麗に再現をしたい。

ということでそのフィルムが金曜の昼過ぎに届いたのですぐに製版、セットをして午後から印刷をしたり接客をしたりでボールペン200本を夕方までに仕上げた。

その後はサンプルで2種類程ある何かの入れ物、アルミ塗装されている物らしき商品に2種類のロゴをそれぞれパッド印刷。夕方の1時間ほどもかからずに2つの異なる試作が終わった。通常のパッド印刷屋であればここまでスピーディにはできないと思う、これが弊社の強みでもあると思っている。

3連休は雪下ろしに雪の作業をしようと思っていたが、急遽急ぎの紙コップへのテスト印刷やエコバッグへのサンプル印刷など、なんだかんだバタバタしそうになっている。連休明けにはサンプルを届けたいので3連休はのんびりではなく、毎日仕事をすることになりそうだ
pad

またまたやってきたUFO

新潟県にUFOが、、ということではなく、弊社に年に何度かやってくるまるでUFOのような形をした成形物へのパッド印刷だ。

この成形物は形が大きすぎて通常の受け治具のスペースには入りきらない、半自動のパッド印刷機でも恐らく無理な大きさであろうと思う。もちろん特注であれば大丈夫だと思うが、今度はロットが毎回10個という超小ロットになる。これだけの小ロットで大きなパッド印刷となるとなかなか進んでうけるところもいないのでは、と思う。

印刷自体は先週に完了していたのだが、どうも仕上がりがいまいちで気になっていたのできになった個体だけを弱いアルコールで消去し、場内が温まっている日に再度仕上げる。先週の後半から週末にかけては寒波であまりにも寒すぎてパッド印刷には不向きすぎると思い、ある程度の温度回復をまっていた。

パッドの位置を微妙に変え印刷をするとやはり綺麗に出る。ほんの数ミリの違いだが、パッドの位置で再現が異なるのでパッド印刷というものがいかに奥が深いかを感じる事ができる。こればかりはやったことがある人でなければわからないことだとは思う。

新潟県は今週引き続き雪マークではあるが先週の寒波に比べたらなんてことはない、このまま春がやってきてくれれば良いのだが、世の中そううまくはいかない
UFO

紙コップにパッド印刷

よくある紙コップにロゴをピンポイントでパッド印刷。

ピンポイントならばパッド印刷でできるし、意外とスムーズに印刷ができる、その治具を作成するまでの方が時間がかかったかもしれない。。。

ドライラックに乗せても段々にはできないので、どんどん積み上げるようにしてラックを3台ほど使用。幸いにも土曜だったので、他の案件でラックを使うことなく、積み上げて合計1000個を完了。

朝からやって途中食事をしたりなんだかんだやったが、夕方には仕上がっていた。

大き目のロゴを印刷するとなればそれなりの治具を作るか、回転シルク印刷になる。ノベルティで一度あげれば捨てられてしまうものだと思えばピンポイントでデザインを確定させてしまった方がよいかもしれない。ピンポイントなら低予算でできる

紙コップへの印刷、お問い合わせください
cups

PETカップの治具をつくる

急ぎの依頼で(ここのところ急ぎが多く、師走より速く走っている感覚がある(笑))PETカップにロゴ印刷があった。

ペコペコしているので(ふにゃふにゃ)受け治具が必要となる、それでも到着から2-3日で全数仕上げてほしいという無理難題なので、少々頭が痛い。ここのところ急ぎだらけで少々精神的に参っているが、やはり治具作成でも半日以上かかってしまった。

結局他の案件もあったのでそちらも透明のPETボトルに回転シルク印刷、そちらを1色終わらせて頭を休め、近くのコメリにいって治具を完成させる部品を購入した。知恵を絞れば治具も安くできるが、そのアイディアを思いつくのも仕事のうちだと思っている

夜に調子だしを行い、スムーズに治具が使える事がわかったので、あとは金~土曜でどれだけ仕上げられるかが勝負となる。今週も早かった、来週もあっという間に終わるくらい案件があり年末が見えてきているが、最後のダッシュだと思っている

jig

ゴルフボールのディンプル

ゴルフボールに名入れをする場合、簡単な文字列等であればそれほど難しくは無いが、ベタ面が含まれているロゴ等の場合はディンプルに入らない場合がある。

硬めのパッドで強く押せばある程度は印刷ができるが、それでも個体によってはどうしても入らないディンプルがある。ボールが動かないように治具を固定しかなりの強さで押せばほとんどOKだが、それでもNGな個体に関しては印刷位置を少々変えるしかない。

パッドも垂直におろすよりは多少斜めの角度で押した方がなぜかディンプルに綺麗に入る。理由はわからないがそれを今日発見した。

ゴルフボールへのパッド印刷、小ロットでもお気軽にお問い合わせください
dynpul

卓上USBファンにパッド印刷

USB接続できる卓上のファンがあり、こちらの表面にロゴをパッド印刷

すんなりできると思えば、、、表面の部分をパッドで押すとすぐに凹むので、内側にあてが必要なのだが、4か所をねじ止めしてあるので、全て外さなければならない。そこまでやると時間がいくらあっても足りないので、なんとかできないかと3日ほど悩んだ結果でなんとか仕上がった。

PPなのでプライマー処理を行い、そこにPPTインキでパッド印刷。 黒い筐体なので白が負ける、コンクホワイトの1回刷りだが、それでも負けてしまう。あらかじめ了承を得ているのだが、できれば2回3回と重ねたいところだが、グラグラしている商品なので固定が難しい。カバーだけ取り外せば問題はないのだが、そこまでの時間もなければ分解にとんでもない時間がかかってしまう。

今週はUSBメモリにパッド印刷、マグカップの回転シルク印刷、ガラス製の商品1つ1つに異なる名称を入れるなど、急ぎの案件が待ち構えているが、連休前には仕上がるスケジュールで組んでいるので問題はないと思う

連休があければ冬本番がやってくるであろう、体調管理をしなければならない
USB-fan

フットボールにパッド印刷

以前サッカーボールに社名を印刷したことがあった、その時のクライアントは某有名印刷会社(紙印刷)で東京に本社を持つ企業、聞けばだれもが知っている会社ではあったが、どこでもできないということで、すぐに持ち込むからすぐに印刷をしてほしい、という悩まされる課題だった。

しかしなんとか工夫をすればできる、そして幸いにも表面がツルツルのボールだったので、問題なく仕上がった。

今回は表面がボツボツしているので難題だ。1回では薄い、しかし数回重ねるには相当な費用をかけて大きな治具を受け側と印刷側につくらなければならない。 どうすればよいかという事で私なりの知恵を絞り1回でそこそこの濃さになるパッド印刷で仕上げた。

完璧な黒かと言えば、周りの印字と比較すると薄めだが、それでも文字は読めるし再現性は良いと思っている。位置決めも1つ1つボールの柄と形が微妙に異なっていたので、最後は目視で既存のロゴに沿うような感じでなんとか仕上げた。

弊社にはこういった難題が多い、今週もあと2件ほど難しい印刷が待ち構えている、体力的にはなんとかなるのだが、精神的なめんでも鍛えなければならないと思っている
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