印刷ブログ
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大型のパッド印刷

フットボールへの名入れ印刷依頼があった、当初はできるかできないかわからないのでやってみなければわからないという形で進めていたが、すでにリリース日が決まっているので今更できないというわけにはいかない、という連絡を連休前に受けた。

曖昧な回答はすべきではないのは重々承知しているのだが、形ある物への印刷はすべてやってみなければわからない、2次元の平面の成形物にはインキの密着さえ確認できればほとんどは問題が無いが、立体物で形ある平面の物でない場合は正直最後までわからない。

という理由もあり余程同じ素材と形の商品で今までやったことのある物意外に関しては最初から絶対できますよ、という回答は控えるようにしているが、それでは取引先も困るであろう。最後は腹をくくって胃が痛くなりながら解決策を必死に探すことになる。月曜日も祝日ではあったが、午前中だけ子供とBBQをして、午後から夜にかけては解決策を探すべきホームセンターにでかけたりフットボールが絶対に動かない治具を作る試行錯誤を行った。

夜には簡易治具ができたので3回の重ねパッド印刷で試してみたらそこそこの完成度だった。まだまだ表面にボツボツがあるので相当強く押さなければき既存のロゴの印刷と比較にはならないだろうが、そもそも印刷の方法がことなるので同等レベルに持っていくことが難しい

3回重ねてもこれ以上濃くはならないであろう、というところで一旦止めて、クライアントに確認してもらうことにした。
football-for-blog

100均のPVCボールへパッド印刷

100均で売っていたというPVC製の柔らかいビニールボール。

こちらに企業ロゴを入れてほしいということで1個試作。パッド印刷でやれば問題はないが、少々柔らかいのであまり高面積までパッドを押し付けることができない。

ワンポイントでも十分に目立つので問題はないと思う。1個試作、採用されると思ったら試作後に却下の連絡(涙) 折角の試作でも採用されないとなるともったいない。

サンプルは基本難しい印刷以外はサンプル代をいただかないようにしていたが、ここ最近サンプルだけで音沙汰が無くなる場合が多々発生しているので、今後は再検討することにしようと思っている。

もちろん常連様に対してはそのような事がないと思うので、できる限りサンプルは刷ろうと思っている。

PVC製のボール、柔らかくても印刷は可能です
PVC-ball

スマホを固定するノベルティにパッド印刷

スマートフォンを固定するようなノベルティ100個へパッド印刷

ベタ面があるのでパッド印刷の苦手な分野だ、そこは製版を工夫し、網掛けをすれば綺麗にできるが、色が弱い。今回のデータはなんとか重ね印刷でも問題はなさそうな感じだったので、3回重ね印刷をし、色の強みを出した。

素材は樹脂らしいのでとりあえずSG740で試験、剥離試験に問題はなかったので3回重ね刷りを行い、100個を仕上げる。あとは梱包をすればいつでも出荷できる。

パッド印刷はシルク印刷よりも色の弱みがネックだが、工夫することにより解決ができる。小ロットノベルティ印刷、数量が少なくてもご予算内におさまるよう努力しますのでお気軽にお問い合わせください
sumahoring

急ぎのボールペン

先日はパッド印刷で急ぎのボールペン200本を仕上げた、素材がなにかも書いていないOEM品なのでインキ密着がわからない

T-15溶剤でふき取りすると表面の艶が無くなるので、密着はよい素材だと思った、SG740ではダメだったがABSで密着したので、ABSインキですすめた。

午前中には終わらせ、午後からは継続している4面へのビニール傘を仕上げ、こちらも今日でおおよそ終了するとは思う。次は1面だがお盆明け納期なのでこちらにすぐとりかかろうと思っている。

その間にタンブラー2面へ1色と2色の回転シルク印刷がある、こちらも先日セットは完了したので、あとはサンプルをすって、画像を送付、お盆中に量産をしようと思っている

台風が去り昨晩は雨だったので今日は涼しい1日になりそうだ
ball-pen-blog-august

急ぎのボールペンへの印刷

急ぎでお盆前までにボールペンへの名入れ、素材も揃えての依頼があった。印刷は問題はない、恐らく1日で仕上がる、しかしボールペン材料費を入れた価格がかなり安い指定なので、格安ボールペンを探すしかない。

心当たりがあるので、見積もりをとったらなんとかなりそうだ、あとは納期だ。お盆前なのでまだまだ十分余力がある

どんなボールペンでもよければホームセンターでゼブラを買えばよいのだが、予算に合わない。こうなると量産されている国産タイプか海外製となる。海外製は素材が再生材料なのでインキの密着が怪しい。

急ぎのボールペンへの名入れ、お問い合わせください

百万塔へのパッド印刷

百万塔という法要に使用する塔がある。こちらの台座にぐるっと名入れができないか、という問い合わせがあったのが数か月前。

案件がきまり回転シルク印刷ではできない事が判明し、さてどうやればよいかの試行錯誤が続いていた。サンプルを1つ預かりそこそこできるところまでいったが、、、金曜日にその百万塔が納品され参ってしまった。

1つ1つ手作業でつくってあるので塔の大きさがことなり、凹んでいる部分の凹みも皆ことなる。折角うまく回転する受け治具を作成したが、サンプルと本番の傾斜が異なっているので全く使えない治具になってしまった。

これを考えて作成するまでに何週間も悩み続けたが、土曜の午前中でそれがパァになったと気づいた時には本当に参ってしまった。それから再度いろいろな調整を行い、土曜日は調整が終わったかと思えば、結局はその形が異なることに気付いたのが量産を始めようとしていた日曜だった。午前中から午後までなんとかならないかといろいろと考え、ようやくうまく回転することができる治具にたどり着き、量産を始めた。

しかしやはり形が異なるのでうまくはいかなかった。ロスもでたが、木材なのでインキが乾燥してから表面を研磨すれば印刷を消すことができる、不幸中の幸いかもしれないが、その方法でNGになった品は研磨を行い、再度印刷をすることになる。

こういうときに限って納期が無い、金曜にもちこまれて火曜までにほしいという事だったから、なおさら精神的にも参ってしまい、胃が痛くなっていた。ここのところ何年も胃が痛くなることはなかったが、久しぶりに過度のプレッシャーがかかったのだと思う。

3/4は完成しているので、あとは研磨とやり直しだけなので、今が気が楽になっているが、今週もまた慌ただしい日々が続きそうになっている。
100man
今回の百万塔へのスライドパッド印刷が今迄で一番難しい印刷になったとは思うが、解決するアイディアを手に入れることができた。これでどんどんまた印刷できる成形物が広がっていくと思う

ABS製のセイコーの置時計に印刷

デジタル式のセイコーの置時計40個程、こちらも立職記念ということで名入れをしたいとのことで急遽もちこまれた

しかし形状からしてシルクスクリーン印刷ではできない場所に名入れを希望されている。少々難しいと思ったが、実際に試行錯誤をしてやってみたら、パッド印刷でなんとかできた。

パッドも時計にあたってしまうので、インキを転写した後にパッドを移動・固定し、そこに置時計をセットしなければならなかった、印刷後もそのままでは置時計がパッドにあたってしまうので、パッドを移動させてから印刷後の時計を取り出す。

40個という小ロットではあるが、こういった小ロットのパッド印刷が弊社は得意だ。ABS素材なのでSG740で密着する、色もゴールド1色指定なのでやりやすい。ゴールドの場合はパッドインキを使用しなくとも十分な発色をするので比較的やりやすい

難しい形状のパッド印刷、まずはご相談ください
tokei

追加で1個パッド印刷

香合というお仏壇の焼香を入れる器のようなものがある、正式な名称はわからないがこちらの蓋の裏側に記念の名入れ印刷を20個程。

印刷は終わったが1個商品不良があり、追加で1個だけ印刷をしてほしいという依頼だった。セットを全部外してしまって位置決めも最初からしなければならないので、少々大変ではあるが、実際にパッド印刷をやっている人にしかわからない。

幸いにも位置決めや印刷もそれほど難しくない形状だったので、5分ほどで完了。セットがしたままであれば30秒もかからない。昨晩は同じくパッド印刷でしかできない形状の時計40個程に印刷をした。

今週はパッド印刷が多い、来週も難題を控えているがなんとか解決することになるとは思っている
shoukou

日本酒のグラスにパッド印刷、 60個程

小ロットの得意な弊社には2ケタの数量の印刷物が多い。今朝も地元長岡市で使うらしい透明の日本酒グラス2ケタへの印刷依頼があった。

色はゴールドで回転シルク印刷ができるかと思ったが、湾曲しているのでパッド印刷に切り替えた。パッド印刷は面積が限定されてしまう、特にガラス製品の場合はパッドを強く押し付けすぎるとガラスが割れてしまうので印刷面積はガラスの湾曲角度と厚みを見てからでなければ決めることができない。

回転シルク印刷でできる円柱形であれば印刷面積が限定されずにぐるっと1周印刷ができる。

写真は焼き付け前の小ロット専用のオーブン。小ロットの場合はこういったオーブンでも十分焼き付けができる。ガラス製品への小ロット印刷、商品の画像とご希望のデータ(おおよそで構いません)を添えて、お問い合わせください。
nagaokasake

PP素材 ポリプロピレンにパッド印刷

PP(ポリプロピレン)にはインキの密着が悪いが、それでも各インキメーカーよりPPに密着するインキが発売されている。密着というよりは無理やり付着させている、といった方が良いかもしれない。

いろいろな処理を行えば密着度が増すが、完ぺきに密着することがないのがPP素材だと思う。

パッド印刷でPPインキを使う場合には少々コツがいる。もちろんPP専用のパッドインキを使いすべてパッド印刷専用で揃えればよいのだが、小ロットの場合はそうもいかない。弊社ではスクリーンインキのPPインキをパッド印刷で使用している。もちろん何の問題もなく使えるがコツが必要だ。

シリコンパッドと転写のタイミング、インキ希釈を上手にすれば連続印刷も可能だが、やはり20-30個くらいで希釈を再度やり直さなければならないので、大ロットには向いていないかもしれない。大ロットの場合はパッド専用のインキを使えば解決する
PPTN

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