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赤 アメリカンレッド、ファイヤーレッド、ルビーレッド

色指定がある場合はどうするか? DICに合わせるならば特色調合を行う、もちろん無償ではなく多少の手間賃を頂戴する。人間の感覚と確認で、長い時は数時間もかかる場合がある。刷ってすぐにわからないので、乾燥させて何度か調合を重ねる。完成品はOKだが、そこまでの手間がかかる

 

黒や白という場合は缶から取り出した1発の色で刷る。問題はそれ以外の場合で黄色、赤、緑、青~等だ。原色でもかなり違う場合もあれば、赤の場合は3種類も原色で存在する。アメリカンレッド、ファイヤーレッド、ルビーレッドの3種類。どれも全部違う。。。

 

今回はクライアント様に1発の赤を刷って写真で送付。写真と現物、光の当たり具合、モニターなどでも違うがそこまでシビアではないらしいので、1発の原色の赤で量産を開始する

意外と使うTシャツ台

何年か前にポンチョ(レインコート)にシルク印刷する為に買った1色専用のTシャツ印刷台。シャツはほとんど刷らないので使わないかなと思えば、意外とトートバッグやバッグ類、カットクロス等、使用頻度が高くなってきている。贅沢を言えばもう1台あれば助かるが、毎日使うほどの頻度ではないので、スケジュール調整しながら稼働させている

 

今迄バッグ類は中に板をいれていたが、Tシャツ台で刷った方が早いし綺麗、そして重ね刷りができるので白の場合は濃く再現ができる。今日から寒波らしいが、慣れているので特に問題なく稼働することになるであろう

ポリカ製品のクラックを解決する

100%約束はできないが、新しい溶剤でポリカ製品のクラック防止を検証中だ。先週はT-980 のリターダーを使って300個程刷ったがクラックはゼロ。今回はメーカー推奨のT-952で刷ってみてどういった結果になるかを検証する。どちらも0であればT-952の方がお得だ。

 

いままでさんざん悩まされてきたが、これで解決すれば歩留まりが少なくなり、生産性もUpする

テープの端だけが粘着無し スクリーン印刷用の専用テープ

アメリカで見つけたテープ、日本では廃番になったらしいが理由がわからない。感覚としては時短・生産性Upよりはコストを重視したのであろうと思う。私的には逆で生産性Upできて時間の手間暇を削減できるのであれば、多少割高でも構わないという考えだ

 

構造は簡単で、OPPテープの端1㎝くらいが粘着が無く、剥がすのは早い。そして幸いにも上手に使えば再生できるので、ある程度は繰り返し使える。梱包には不向きだが、スクリーン版の目止めなどには十分活用できると思っている。

 

業界向けではあるが、もし気になる方はプロモーション価格にてお試しでご提供しますので、個別にメールください。 円安だからアメリカからの仕入れは割高でした(汗)

小さなアングル枠の版

突起がある成形物などには通常の版が使えない。写真のようなアングル枠という版を使って刷る。こちらの製版も少しコツがいるので、普通のやり方とは異なる。バキュームで製版をする際にきちんとポジが密着するように版の内側にタオルやスポンジなどを入れなければならない

 

今日明日は少し難しい成形物への印刷が待ち構えているが、2日もみっちりかければ終わるであろう

白を濃く出す&目詰まりを防ぐ

コットン素材に白でシルク印刷、今までは白が濃く出ないので2-3回と重ねて刷っていたが、乳剤をナカノケミカル製品に変えてからはほぼ1回で濃く出る。理由としては製版するとあきらかにわかるが、膜面の乳剤の厚みが異なる。手で触っても明らかに感光された版の厚みが異なる。その分インクが沢山出て、さらにシャープな製版ができているので綺麗な再現性になる。

 

濃さもそうだが、それよりは版の目詰まりが本当に少なくなったと感じる。目詰まりが少ない=洗浄の時間が少ない、版の崩れが防止できる(再度版をつくる手間が減る)、連続印刷が可能になる。これらが時間の削減=生産性をUpしている、つまり効率が良くなっているという結果になる

 

ナカノケミカル乳剤、気になる方は下記へお問い合わせを

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株式会社ナカノケミカル

TEL:0774-45-3700

FAX:0774-45-3770

e-mail:nakanochemical.e@guitar.ocn.ne.jp

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フッ素10倍の感光乳剤

感光乳剤にもいろいろな種類がある、昨年より紹介されたナカノケミカル社の感光乳剤を使用開始している、興味本位でフッ素をどんどん増やすといいことがあるのかと聞いてみたら、製版、刷り静電気など、どんどん作業性が良くなるとのこと。その分コストは高くなるが、一度は試してみようと思い導入した。

 

値段は前のメーカーで使用していた感光乳剤の10倍だ、、、しかし、明らかに刷りやすさや製版の完成度が違う。特に感じるのがスクリーンの印刷面の膜が明らかに厚い=色が濃く出るし目詰まりが殆どない。この夏場でもあまり感じないほどだ、コストは高いが作業性がUpしているので、結果としては効率よくなっていると思う。

 

色での違いはわからないが、右側は通常につかっている感光乳剤、左側がフッ素を10倍にした感光乳剤。見てもわかりませんね(笑)

2層のバッグにシルク印刷

リピート案件、2層の保冷バッグにシルク印刷、2層になるので専用の抑える治具が必要だ、これはわざわざアメリカのメーカーより直輸入して使っている、国産でもあったが、15万くらいだった、アメリカで見つけたのが使い勝手がよさそうで500ドル程、とりあえずダメもとで輸入したらしっかりと使えた

 

今日は傘生地や傘のハンドルにパッド印刷をしたり、多忙な1日になるであろう

クリーンルームのフィルタ交換

継続して行っている6色のメイバンへの印刷、少しでも塵埃が付着するとNG品になってしまうので、クリーンルーム内での印刷となる。

 

かれこれ5年ほど経過、フィルタも古いので業者の勧めで新品に交換。安いものではない、これを誰がカバーするか、世の中いろいろなものがUpしているので、50/50で負担してもらえると助かるくらい。まぁそこらへんの交渉は後日として、今週急ぎの案件を仕上げなければならない

 

月曜は段ボール、不織布、木札。 今日は急ぎのマグカップ120個程とトートバッグ等、気が抜けない。

 

最強の乳剤か

最強かはわからない、が、とある乳剤専門の会社様の担当者様一押し、カタログにはのっていないハイエンドの上のハイエンドだ。記載されていない商品、限定品とかそういうの大好き(笑)

 

価格もハイエンド並みだが、最高の版と最高の印刷をするには最高の乳剤が欲しい。ここは妥協することも無く悩むことも無く1㎏購入し、試してみる。気持ちの問題もあるかもしれないが、最高の状態で刷っているとなんだか品質が上がったような気分になる。

 

今後はどんどん品質をUpしようといろいろな事を試したい、ある程度世の中のほとんどの成形品にスクリーン印刷できるようになった、あとは更なる品質向上だ

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