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2層のジグが到着 from USA

年始にアメリカから頼んだ商品が到着、これは2層の生地を押さえるジグで先日の自作治具のバックアップとして購入した。恐らく5年前だったと思うが、私がラスベガスの印刷見本市で見つけた製品で、その時は使うとは思ってはいなかったがあれば便利だな、と写真とメーカーだけ保存しておいた。

 

2層に刷る案件が増えてきたのでそろそろ欲しいなぁというところで、継続するであろう案件が出たので、購入を決めた。昨晩2層の生地を押さえてみたが、やはり自作よりは早い。具合としては自作とはあまり変わらないが、セットの速度がことなるので作業性を考えればメーカー治具の方が早い

2層の生地をシルク印刷する治具

2層になっている製品がある、その場合はそのまま刷れない、中に板を入れても2層目に付着しないので刷れない、ではどうすればいいのか、という事で2層を押さえる専用のジグが必要となる。

 

メーカー製は結構な値段だ、10~20万円程度、使ったことも無いし使えるかもわからないのに投資はできない。それも毎日使うわけでは無いので弊社には不要だ。しかしあれば印刷できる製品のジャンルが増える。ということでとりあえず自作で作成してテストしてみた。案外使えるが、もう少し改良が必要だ。メーカー製も検討はしているが、ひとまず自作製品でトライアンドエラーでやってみよう

感光乳剤を変えた フッ素乳剤

とある同業者の人よりの紹介もあり、今まで使用していた感光乳剤を変えた。使えればよいであろうと何も考えずに変えなかったが、譲り受けた版を使ってなんだかスキージのスベリが良い事に気づいた

 

どのメーカーのどの乳剤を使っているのか聞いてみて、同じものを仕入れ、製版した。価格は以前の乳剤より何倍以上もするが、製版、刷り共に全く違う。素人目で見れば何が違うのかわからないレベルだと思うが、プロの目と手の感触からすると明らかに異なる。コスト高ではあるが、やはり綺麗なものを仕上げたい。

 

高性能の乳剤とスタンダードを使い分けようと思う。どんなデータを何にするか、何回刷るか等で使い分けと思っている。 NCクレンザーは落版した後の版の紗をクリーニングしてくれる、かなりよい感じで油分を落としてくれるので重宝することになる。

 

1つ製版をしてみたが、ピンホールが全くでなかった。作業性Upが期待できる。

 

メーカーは ナカノケミカル、下記情報までに投稿します。気になる方はコンタクトしてみてください。

株式会社ナカノケミカル

〒611-0044

京都府宇治市伊勢田町名木3丁目1-18

TEL:0774-45-3700

FAX:0774-45-3770

取っ手付きバンブーマグのジグ

取っ手があるので、弊社で特注作成した回転ジグの歯車に取っ手があたってしまう。インサート型のジグが必要だが、専門に作成すると高価だ、恐らく2-3万円はするであろう。

 

大ロットであれば治具の作成費用も消化できるが、小ロットになればできない。その分案件がきまらない確率が高くなる。独自で作成すればコスト削減にもなる。ということでホームセンターに行き、塩ビのパイプを調達。1個198円だ、あとはこれに回転ジグがブレないように調整、コップの内部に傷がつかないよう緩衝材をあてる。

 

すっと挿入でき、位置決めも問題は無い。自作ではあるがこれでコスト削減ができる。最後の調整は弊社の60代のスタッフが考案してくれた。想像がすごいので、毎回ジグ作成ではアイディアをもらっている。あとはこの案件を11月に仕上げればよいだけだ、量産はいつでも開始できる。

大きな製版

1m超える、滅多にない製版だがポジだけは外注、あとは弊社にあまっていた大きなアルミ枠を使い自社製版。ここまで大きいのはあまりない、昔使っていたアルミ枠が無ければ新規での作成なので相当金額がかかるであろう。

 

弊社としても余って捨てるかもしれないアルミ枠を使ってもらえれば幸いだ、しかしそれなりの版代は請求しなければならない(枠が無い場合の事を考えて)。

 

今週は少々難しい案件が続くので、気を引き締めてすすめなければならない。土日も稼働する予定だ

PE素材 プライマーで下処理

PEの袋、ポリエチレン。 PE用のインキがあるがそれでも密着が悪い、更に目詰まりしやすいインキなので職人でもPE用のインキを使うのを嫌がる傾向がある。

 

弊社ではかなりの頻度で使っている、60Aというインキだが使い勝手が非常に悪いインキだ。使わないでよければ正直使いたくはない、、、という商品、だが、そうもいかない。

 

プライマー液で下処理をすると密着度がよくなる、表面2色、裏面2色でリピート案件。シールを貼っていたらしいが、その手間も大変であろう。シルク印刷をした方が早いかもしれない

版を繋げるクランプ

2つの版を繋げるクランプがある、滅多に使わないが時と場合によってこれを使って2つの版を繋げたり、2か所を同時に刷れるように工夫したりする。

 

今回はたまたま場所がなかったので、別の場所でする際にこのクランプで繋げた方が良い~というだけだ。通常であれば別の刷り台で刷れば不要。昨日からだいぶ涼しくなってきた、もう夏が終わって秋に突入するのであろう。

 

今週土曜はワクチン接種2回目だ、あらかじめカレーでも作っておけば日曜に何があっても寝ていれば良いと思う。土曜は午前中まで現場仕事の予定、その後はワクチンでのんびりする予定だ。

半自動機を改造する

写真のような半自動機がある、主に不織布等で仕様していたが、綺麗に刷るには板を1枚1枚入れて刷る。その板を挿入・取り出す手間が時間となり、それがネックになっていた。いっその事元からのテーブルを取り払ってしまって、簡単に被印刷物を挿入できるように改造した。

 

これがどう役立つのかはわからないが、今日バッグへの印刷がある。そこでやってみようと思う

ナイロン225メッシュバイアス

シルク印刷の版には写真のような数字が必ずある(はずだ)。これが何を意味してるかといえばNはナイロン紗、225はメッシュの数字、Bはバイアス紗張りだ。弊社はNではなくT(テトロン)を使用する場合が多い。

 

こちらはとある会社さんの現場の版で、別の職人さんが現場で刷っていたそうだ。しかし、高齢となったので、私が刷ることになりそうだ。対象物は塗装済みのステンレス板。年に数回だと思う、土曜を使えば仕上がる数量だ

青金と赤金の違い

シルク印刷で金は刷れるが、光沢があまりない。光沢のあるインキを使っても箔押しのようなギラギラにはならない。ちょうど青金(DIC620)と赤金(DIC619)の違いが見たい~という方がいたので、ベタで隣り合わせで印刷。

 

右が青金(DIC620)、左が赤金(DIC619)だ。まぜればこの中間の金色になる。配合率を調整すれば無限大に金色の調合ができるが、基本は青金(DIC620)と赤金(DIC619)のどちらかを選んでもらうことになる。

 

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