印刷ブログ
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スクリーン資材屋

とある所要で遠い国に週末の弾丸で出かけた、かなり無理があったので疲れ気味だが、、、意外と人間なんとかなるという思いで、月曜は夜中まで仕事を続けた。

 

今週もタイトな納期に急ぎが重なっているので戦いになるであろうと思うが、いつものことなので慣れている。少々使えるであろう資材が手に入った、そしてそれを手に入れる予定なので、今後の作業効率が更にUpするであろうと期待している。

 

そろそろ寒くなってきたが、早めの冬支度をして、備えなければならないと思っている

ポジフィルム

スクリーン印刷やパッド印刷の場合はポジフィルムが必要になる、これを外注すればよいが、市販で販売されているプリンターで出力もできる

 

乳白タイプのフィルムを購入し、あとは市販のプリンター(すべてではないが)を使い、K100%の黒で出力すれば問題なく使用できる。細かい設定等は以前ブログでご紹介したが、もしご興味がある方がいればご説明できるので個別でお問い合わせください

 

細かい文字や繊細な文字、パッド印刷の細かい製版の場合は写真製版所でポジを出力してもらう、特にパッド印刷の場合はインクジェットのポジと写真製版所のポジは全くことなり、製版の仕上がりも異なってくる。

 

臨機応変に対応すればコスト削減にもなり、それをお客様に還元もできる。できることは自社でやり、できない事は外注で出せば良いと思っているが、印刷は極力自社内で完結させるよう心掛けている。

作業効率が一気にupした

先週とあるスクリーン業者様からいらなくなった中古のドライラックを4台ほど安く譲り受けた。

50段のラックを4台、ちょうど流れる2万枚ほどの案件があったのでそちらで使用した。今までは既存のラックで回転させたが、専用のラックを4台駆使することにより、作業効率が劇的にUPした。

多少はよくなるであろう、と思っていた程度だが、日産800枚程度が倍の1600までこなせるようになった。これで納期短縮ができ、効率もUPする

作業のスピードが早くなったが、しかし問題は場所だ。あ、あと機械のローン返済もある(笑)

半自動スクリーン機械導入

個人的には機械はあまり好きではないが、、、なんとなく入れてしまった。

半自動で平面及び曲面印刷ができる、弊社にとっての大きなロット(1000+)はこれを使ってできる成形物なら印刷を使用と購入した。

数年前に弊社にあってほこりをかぶるくらい使用しなかった半自動機、使わないであろうと思っていたが、やはり人間は疲れてしまう。1000~のロットもたまにあるので手でやっていたが、さすがに体力にも限界がある。

しかしまた借金だ(汗) 元をとれるだけ動いてくれるのかなぁ、、まずは使い方を学ばなければ!

小ロット得意ですが、中~大ロットにも対応できるようになります
kikai

デジタル温度計は信用ならない

マグカップ500個程ではあるが温風乾燥で焼き付けを行う、メーカーの温風乾燥機にはデジタル温度計があるが、これがまた信用ならない

150度焼きではあるが、実際に温度を150℃にしても窯の温度が150℃とは限らない、なのでオーブン温度計をなかに入れてそちらの温度を見ながら調整する

150℃に達していると思っていると実際の窯はそれよりは15-30℃程低い、なので本来の乾燥条件とは異なる温度で焼き付けていることになる

これらも何度か失敗を繰り返して学ぶことだ、今や慣れているのでOKだが最初は乾燥不良が出たことがあった

念には念を、マグカップ、ノベルティ印刷であれば弊社対応可能です
ondokei

中古乾燥機をGet

弊社には2種類の温風乾燥機がある、1つは昔からあるドライラックが丸ごと入る大きな乾燥機、もう1つは小ロット用にとオーブンが少々大きくなった市販でも買えるコンベクションオーブンだ。

どちらも使い分けて使用していたが、小ロット~中ロットのノベルティの焼成には少々使い勝手が悪かった。いつもなんとか工夫して使ってはいたが、焼成の回数を増やしたりしてなんとか対応していた。

たまたまヤフオクを見ていたら中型で使い勝手がよく、まさに探していた!という温風乾燥機が中古で売りに出ていた。新品の半額以下だったのでおもわず飛びついてしまった。

これならば今まで時間がかかっていたマグカップやグラスの焼成も、100個~300個であれば1回、又は2回くらいでできる。 温度が200℃までしかあがらないので低温乾燥になるが、ノベルティには十分だ。

これがあると内で、作業効率が全然異なる。今年はある程度の設備投資を行っているので作業性にロットの大小にかかわらず仕事ができるようになると感じている。あとはそれを操る職人を育てることに集中しようと思う
kansoki

陶器やガラスを高温で焼きつける

陶器やガラスの場合は特殊インキを使用して印刷後に高温で焼きつける。

今週行っているのがノベルティのマグだが、こちら500個にパッド印刷で名入れだ。 インキは1690Nというインキを使用する、ノベルティであればこちらのインキで十分ではあるが、窯を高温にあげるのに時間がかかる。

150℃で30分焼けば密着性が増し良い状態になる。それでも業界では低温乾燥と呼ばれ、本当の高温乾燥は600~800℃くらいまで上げる、そうすれば食洗機にかけてもまず剥がれる事は無い。ノベルティであれば低温乾燥でも十分に密着する

150度まで窯の温度が上がるのに1時間以上、それから30分だ。そろそろ夏なので昼間に窯をあげると多少でも温風が漏れるので場内が暑くなってしまう。そういう場合は夜に窯をつけて、温度があがるまで事務処理等をしてすごす

500個だが、1回に250個程。窯の上部と下部で温度が若干ことなるので、ノベルティのマグを並べた一番下に温度計を置き、下の温度が150℃に達した時点から30分を計測する。上部に温度計を置くと下部と5~10℃は温度が違うので要注意だ
150C

スクリーンインキをパッド印刷で使う

インキメーカーに言わせれば表題はご法度だとは思うし、メーカーとしてはパッド印刷にはパッドインキを使いなさい、と言わなければならない

しかしパッドインキは高いし小ロット用に小分けで売っているわけではない。そしてパッド印刷はインキの仕様がスクリーン印刷と比較すると少ない(それだけインキの膜が薄い)

予算がある案件や流れのパッド印刷の案件であればパッドインキを買えばよいのだが、小ロットや滅多に使わないインキの場合はスクリーンインキを代用する

これもコツと癖があり、慣れないと大変な試行錯誤になる。カタログにはのっていないしメーカーもあまり言わないようにしているのかわからないが、私はスクリーンインキをパッド印刷で使うときは某インキメーカーの希釈溶剤を使用、あとは2回3回と重ね印刷を行うことにしている。

それでもやはりなれないと使い勝手が悪い。いつかはパッドインキを仕入れて刷れるくらいになるかと思うこともあるが、大ロットの案件はあまりやっていないので、おそらくスクリーンインキを使うことになるであろう。しかし全く問題は無い、パッドインキを使用したものと同じで再現ができる
t640

秘密兵器

写真で見た感じではいったいなんの道具だろう、、、という鉄の塊が弊社にはある。

金型の成形屋さんで特別に1枚の金属から作成してもらった弊社ならではの特殊治具となる。

これがある無いで小ロットパッド印刷の効率に品質が劇的に変わる。以前からどうしようかいろいろ試行錯誤し、年末に地元長岡市の熱処理加工専門の丸菱電子様http://www.marubishi-ht.com/に依頼し、作成していただいた。

早速先週末にあるパッド印刷でこの治具を使用したら想像通りの作業ができた、これで一段とパッド印刷への自信が持てるし、小ロットの強みを発揮できる。

できなければどうすればできるようになるか?を考える仕事が楽しい。今週も寒波ではあったが、明日は晴れるとの予報、そろそろ春がやってくるのかもしれない
himitsuheiki

白でもコンクだったり普通だったり

コンクホワイトという顔料の強い白がある、白をより強く出したいときはコンクホワイトを使えば白くなるが、通常のホワイトもある

一見必要なさそうなホワイト、、ではあるが、だがこれが無いと作業性が悪くなる場合がある。コンクの方が顔料が多い=細かいメッシュでは目詰まりがおきやすい。

弊社は通常のホワイトPPTインキを355メッシュで使用している。コンクの時の方がつまりやすい、そしてメッシュが細かいのでコンクにしてもホワイトでもほとんどわからない

ということで作業性の良さでホワイトを使っている
konku-white

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