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テニスボール1000個印刷が終わった

月末納期最後の難題、テニスボールへの1000個の印刷が終わった。土曜までかかると覚悟したが、やはり1年ぶりにやるとコツを思い出すのに時間がかかったが、最後は順調に綺麗にどんどん進み、金曜の夜に仕上がった。あとは梱包して出荷するだけだ

 

そのほか試作もあったが、これら2つは通常のやりかたではインキが密着しない方法を弊社独自の方法で解決し、密着させている。こちらも週明けに先方にサンプルが到着するように手配し、案件につながりそうだ。他社ではできないことをできるように工夫する、これが仕事であり弊社の強みでもある

 

テニスボールに回転印刷

硬式テニスボールへ印刷、通常はフロッキー転写だが弊社にはその設備がない、毎日やるようであれば設備を入れるが、設備投資するほどの量ではないので、知恵をしぼって印刷方法を模索

 

毎年やってくるが、これで3年目。専用の回転ジグを作成、版は70メッシュでインキが多く出る、あとは位置決めと印刷のコツだ。毛羽立っているボールなのでちょっとしたコツさえつかめばフロッキー転写に近い状態で回転スクリーン印刷でもできる。もちろん同じにはならないが、顧客よりはOKの了承を得ている。

 

金曜までに仕上げ、これで今週の難題はなんとか終わるが、来週も引き続き試作や急ぎが来ている。なんとかやりくりして仕上げなければならない。梅雨時期の製版は苦手だ、今年はどうなるのか、天気と妻の機嫌だけは読めない(笑)

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セパレートドリンクボトルに回転シルク印刷

セパレートドリンクボトルというPP ポリプロピレンでできたボトルがある。こちら20個の小ロットに回転シルク印刷

 

白いボトルには黒1色、黒いボトルには白1色。小ロットだが、データが細かいのでPPインキは目詰まりしやすい、T-950で希釈し乾燥を遅くさせることによりある程度連続印刷ができるが、再現性を重視し、10本で版を洗浄。 PPへの密着をあげるためにプライマー処理もする。

 

再来週納期ではあるが、今週後半より回転スクリーン印刷の大ロットが2件あるので(弊社にとっては、、、だが)、そちらに集中するために、小ロットは早めにしあげてしまう。

ナルゲンボトルに回転スクリーン印刷

アメリカ製のナルゲンボトルという製品があるらしい、弊社ではもう何回も印刷をしているが、印刷そのものは毎回小ロット、単純な円柱形なのでそれほど難易度は高くはないが、既存のナルゲンロゴにあわせて位置決めを行うため、位置合わせと位置をあわせて印刷するのが一番難しい。

 

1㎜単位でぴったりとまではいかないが、おそらくほぼ狂いなく印刷ができるところまできている。既存のロゴも切りかけを基準に回転させていると思われるがそれは想像するしかない、、、

 

1つ1つ位置合わせ、今回は80本ほど。位置合わせに気を使うので夜の静まり返った現場で一人コツコツと、2時間ほどですべてを仕上げ、よく日まで自然乾燥させる。こういう集中する仕事は夜が向いている。これで来週納期の難しい案件が1つ終わった、あと3件ほどあるが毎晩1つ1つ仕上げれば土曜までに仕上がる。日曜だけは休もうと思っているが果たしてどうなるかはわからない、世の中の景気が悪化するようなニュースが出ているが、私は楽観的に考えている。世界の動きを見ているとあまり気にならないような感じがする

円柱の成形物にぐるりと1周

小さな円柱形の成形物に1周印刷、余白が5mmもなく、かなり難しい、試行錯誤でジグを作成したが、どれもうまくいかずに悩んでいたが、、、なんとあっけなく解決してしまった。いろんなジグを作成したが、一番最初のオリジナル製品に戻し、試してみるとドンピシャだった。画像は公開できないが、私の世代の方が聞けばわかる有名な人らしい。

しかしもう1つだけ問題がある、余白が5mm程度なので始点と終点の版離れが悪いので、どうしても終点の部分のにじみが出てしまう。ぴったりコンマmmで始点に重ならないようにstopすればできるとは思うが、もう少しの試行錯誤だと思う。いろいろな方法を考えたが、ふとしたことからあっけなく解決してしまった。既存のジグをほんの少し調整し、創意工夫を考えただけのことだった。

 

こういうことはよくある、そういえばトイレに入ったり寝る前にジグのアイディアがよく出る、特に寝る前はアイディアが豊富だが、メモをとらないとそのまま寝てしまい忘れてしまう(笑)今後は寝室の壁にでもメモボードを設置しようかと思う。アイディア次第ではなんでも解決できる、これが仕事だと思いながら今週も突き進む。来週からは大忙しになりそうだ。しかしなぜか集中する回転スクリーン印刷、5月は月末までフル稼働する回転スクリーンになりそうなスケジュールだ

5/1 メーデーと令和元年

メーデーと新元号の令和元年初日は朝から夕方まで仕事だった、とはいっても世間は静まり返っていて、道路も混雑していない。平成最後の夜はとあるデザイナーさんと新規案件で打ち合わせを行った。こちらは20年30年先を考えている事業で、恐らく実るのが私がこの世にいないころになるかもしれない、しかし次世代と子供の事を考えると今から始めたい、そして土地柄もあるので地方でしかできない内容だ

 

何か夢をもち、それに向かって前進する、いろいろ考える中でやはり希望はもちたい、新しい元号になり世の中がどう変わるのかもわからないが、1日1日を大切に過ごしたいと思うだけだ。24時間365日、所得に差はあるものの、人間みな平等に与えられているのは時間だ

 

今週はなんだかボトル類が多い、夏に向けての準備が始まっているのであろうか、いずれも小ロットで100本程、弊社の得意分野だ

 

 

祝 令和元年 - 本日は大型スクリーン印刷

世間では平成の最後と新しい令和を迎える祝賀ムードでいろいろやっているが、我が家にはTVがない、見ても面白くない、、、というのが正直なところで、なんとなく昔の番組と今では異なっているかのように思えてしまう。最近は大食いだのグルメのTVが多く、なんんだか不健康な番組であり、子供に大食いを見せてもマイナスな事しかないと思えてあえてTVを買っていない

 

昨日は遠く魚沼市にあるリサイクルセンターに出向き、作業用・梱包などをする折り畳み机を2台購入した、少ないスペースでいかに作業を行うかとしてはやはり折り畳みできたほうがよく、しかも移動できるとなれば最高だ。そののち、夕方からクリアボトル100本に印刷、これは前日にセットをしてあったので刷りだし、2時間以内で完了。平成最後の仕事となった。 合間アクリルの成形物の5色目の位置だしを行い、連休明けにStaffにすぐ刷ってもらえるように準備を整えた

 

今日は大きなベニヤ板の3色目を午前に印刷し、午後は4色目を行おうと思う。こういう大きなものは休みの日の方がはかどる。5/2も引き続き、クリアボトルが100本程、こちらも連休中に仕上げ、連休明けに確定するであろう小さな円柱形のプラグへの印刷の準備を行って、晴れ間の出るGW後半を少しだけ堪能しようと思っている

天皇退位の日は 治具作り

本日は平成天皇退位の日、祝日となるが、弊社は少人数で動く。私の変人ぶりなのか、人がまとまって休んでいる時には出かけたくない、混雑、渋滞、そして割高。折角の休みなのに渋滞で疲れてイライラしては休みの意味が無く、本末転倒だ

 

近場でのんびりするか、仕事をして、その代りGW明けのバタバタにならないように準備をする。蓋を開けてみれば、、、GW明けもバタバタしない、という落ちになるかもしれないが、それはそれで仕方がない。前々から準備をして用意をすればすぐに走れる。他人が準備体操をしていない時に準備体操を行い、スタートラインに立てばすぐに走りだせる。ある意味競技ではルール違反ではあるが、、、仕事は皆で並んでよーいドンでは生きてゆけない

 

昨日調整していた小さな円柱形の小物、もう1つの案件は1周グルッと回さなければならない。歯車の遊びも1mm程ある、その遊びのせいで絵柄が歯車が当たってしまう、なので遊びを最小限にするためにホームセンターでみつけたC型ワッシャー。これを歯車の遊びに押し込み、遊びを1mm以下に調整すればできるのでは?と思いついた。1個9円、歯車は全部で4個なので改造費はたったの36円だ、アイディアと試行錯誤は数時間かかったが、これができれば来週までの校正が一気に仕上がる。

4/30~5/2までは正面のドアを閉じたまま場内はフル稼働だ、5/3からGWの後半は晴れ模様、ほったらかしの子供とは近場の山でキャンプをする約束をしている、果たして遂行できるのか。。。まだPCのデータ移行が終わっていない(汗)

急ぎでPETボトルに回転スクリーン印刷

つい先週印刷完了したと思ったPETボトル2色だが、追加でやってきた。それも急ぎ、どうしたものかと聞いてみるとボトル注入の際に熱を間違え変形してしまい全てやり直しになってしまったらしい

 

ということでセットをすぐに行い、急ぎで仕上げ。今週は急ぎが重なっているしいろいろとやるべきことがあるが、夜までコツコツと作業をこなし、なんとか間に合わせる。木金が正念場、そして土日は小ロットの仕事や試作、そして来週の用意だ。2月は短いから売り上げは少ないが、なんだかあわただしい。3月がこのままやってくると休みなく連日稼働することになる予感がする。

 

春がやってきているかのような陽気だ、雪も消えた。そろそろタイヤ交換?!

マグへの回転スクリーン印刷

とあるホテルのマグ、ここ最近増えてきている、担当者と打ち合わせをしたら今後店舗数を増やすので徐々に増えるらしい、私一人でやっていては間に合わないのでできそうなスタッフにやってもらった。

 

治具、版、セットは全ておこなってあるので、あとは慣れでコツをつかんでもらうだけだ。初めてだったが、ほぼ問題なく完成。陶器なので焼き付けをするまでは簡単にふけるのでリスクも低い。どんどんとチャレンジしていただきたいし、今年は職人育成でいろいろな案件をやってもらおうと思う。そうすることにより私はもっと難しい案件や急ぎの案件に対応できるようになる。

 

世の中急ぎが多い、そして小ロットも多い、そういった需要をこなしてゆくにはやはり機械ではなく人間の手で行うことが絶えないと強く感じる

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