カテゴリー: 回転印刷
たった1個のタンブラーに回転スクリーン印刷
PETボトルに細かい文字列で回転スクリーン印刷
テニスボールに回転スクリーン印刷
ボトルに1周ぐるりとスクリーン印刷
ステンレスのボトル30個程
桧のカップ8個に回転シルク印刷
これはもう極小と言ってよいと思われる回転シルク印刷だった。
たまたま同窓生の仏壇屋を経営している方より連絡があり、桧でできているカップにロゴを入れたいと。それも急ぎでやってほしいということで、弊社の得意な小ロット回転シルク印刷で仕上げた。
データをもらい、前日に製版、あとは位置合わせを行い、1個サンプル刷り。写真を見せてGOサインがでたので、そのまま連続8個を終わらせた。実際の印刷はほんの数分、セットアップこそ時間がかかったが、私はもう慣れているので30分かからなかった。
ここまでくると日本一の極小ロット回転シルク印刷、と言いたいところだが実際はどうかわからない。
ABS樹脂製のキャニスターに回転シルク印刷
キャニスターという製品にロゴを回転シルク印刷、形状もほぼ円柱形なので治具も作りやすい。
若干テーパーがかかっていたので、微調整を行い、刷りだし。素材はABS樹脂塗装だったので、SG740に硬化剤を注入
到着してから蓋に近い部分が約2-3mm程突起しているのが気になったが、これもなんなりと解決。ちょうど300メッシュのテンションの緩い版があったのでそちらをセット、スキージをあててみれば問題なく成形物に届くのでスムーズに印刷
在庫の関係で大と小の2種類があり、お客様はコスト削減ということで1版の共通で良い、との事だったがそこは私から逆提案で、折角なので1版扱いでよいので大と小のデータを変えてはどうか? という提案。その提案が通り、大は大きなロゴ、小は小さ目なロゴ、それぞれ50個程だったとは思う。
言われたことをやるだけではなく、提案できるところは提案、印刷とコンサルティングを行う、インサルティングを実行しております
お猪口20個程に回転シルク印刷
よくある市販のお猪口、こちら20個へ指定のデザインを回転シルク印刷。
20個だけ、、、となれば価格が難しい、版代、治具代、印刷単価、、、などと言っていればまず決まるわけがないし、人件費等考えれば世の中のこういった極小ロットはまず1つも決まらない。
私はそこらへんは臨機応変に対応し、十分な納期をもらえるようであればある意味破格(激安はしたくない)で対応する。それも従業員も誰もいない夜か週末をつかって一人で仕上げる。でなければなぜ社長はあんな効率の悪い安い単価の仕事をしているのだ?と思われるからだ。効率だけ考えれば最初から小ロットの案件はすべて断った方が無難だと思っているくらい効率が悪い、しかしそれを誰かがやらなければならない。
単価や値段・効率ばかり考えていればたんなるどこでもあるシルクスクリーン印刷工場で終わる、世の中にはいろいろな意味で何かを作り上げたい方がいる。モノづくりよりもPC上やネット上で仮想の空間で何かをしたほうが儲かるのかもしれない、だが、それでは日本の本来のモノづくりがなくなってしまう。私見ではあるが仮想空間でのたたかいに関してはどの分野でも日本は負けていると思う。
大量生産大量消費の時代はとっくに終わっている、今は少量多品種、めんどくさいことを仕事にしなければ時代の流れについてゆけない。
10mlの小さなフロスト瓶に回転シルク印刷
フロスト加工された小さな10ml程度の容量しかはいらない瓶に回転シルク印刷。
当初は裏表のかなり細かい文字までご希望されていたが、瓶を1つ1つ触ってみると微妙に表面が凸凹している。この場合は回転シルク印刷の印圧を上げなければならないので、細かい文字列が潰れてしまう。
表面が完ぺきな仕上がりであれば治具の調整と355メッシュの版で問題なく再現できる、しかし月曜の時点で2種類合計200程仕上げたが個体差があった。擦れる個体もあったのでそれらは選別し、再度印刷を行った。
どうしても人間が作る瓶なので個体差が出てしまうのは仕方がない、できるところまでやる、挑戦するのが弊社だ。小ロットのフロスト瓶への印刷、100個前後でも問題ありません、お気軽にご相談ください