印刷ブログ
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なぜか続くマグカップへの小ロット回転シルク印刷

なぜだろう、というくらい続けて小ロットのマグカップへの回転シルク印刷が続いている。とは言っても毎日ではなく、2週連続できているだけの事だが、、、今まではあまりなかったので何か年末の需要なのかもしれない。

今回は1面ともう反対側もあるので、弊社のようなアナログの回転シルク印刷では取っ手の重さがあるので1回で両面ができない。ということでとりあえず片面を仕上げ、乾いた段階でもう片面を仕上げる予定。とはいっても1週間もかからない。今週末が納期なので金曜までには仕上げて乾燥、そのまま発送をするか新潟県内なので先週ほったらかしだった子供を連れて、週末のドライブついでにお届けしようと思っている。
mugcatblog

カフェタンブラーに回転シルク印刷

昨日に引き続きなぜか極小ロットのタンブラーやカップが2日連続であった。版はついでなので一緒に製版をした。これで手間を削減できる。

数量は先日のプラマグが30個程だったが、こちらのタンブラーは50個。これでも世間でいえば小ロットではなく、極小ロットだとは思われる。

素材も先日と同じ、インキもすべて同じなのでプライマー処理を行い、治具を調整し印刷を開始。無事完了させ、到着後1週間も経過せずに完了、すぐにでも発送ができる。

タンブラーへの小ロット印刷、お問い合わせください
puramagu

プラマグに回転シルク印刷 

30個という超小ロット、プラマグという洗面所にありそうな?PP製のマグに回転シルク印刷。

ここまで小ロットの回転シルクはなかなか受けてくれないと思うが、こういう小ロットが弊社は大得意だ。

治具はいつものマグの治具を調整し、そのまま使用。多少のテーパーがあったが、なんなりとクリア。セットから完了まで最速の1時間ほど。PPなのでプライマー処理を行い、PPTインキで印刷。

搬入から搬出までほんの数日、こういった小ロットは大得意です。ご遠慮なくお問い合わせください
sakoblog

異形マグカップに回転シルク印刷

写真のように飲み口の部分が突起しているマグカップがやってきた。回転シルクスクリーンの場合は突起物があるとそこに版があたってしまい、本来印刷したい面までスキージが届かない場合がある。

届いたとしても印刷圧力が大きくなりうまく回転しなかったり何かしらの不具合が出てしまう。これらをなんとかクリアして印刷する術を身に着けたので最近は慣れてきている。

ロット数は150個程、印刷もピンポイントなのでパッド印刷でもいけるのかもしれないが、シルク印刷の方が色が強くでるので、私はできるかぎり回転シルク印刷で仕上げるようにしている。

マグカップへの小ロット印刷、お気軽にお問い合わせください(フルカラーは不可)
mug-cup-lino

ポリエチレンの柔らかいドリンクボトルに回転シルク印刷

写真のような押すと凹むPE素材のドリンクボトルがある、よくスポーツサイクリングで使用されているものだ。

通常こちらのボトルには専用のブロー印刷機を使わなければ印刷ができない。柔らかいのでスキージで印刷しようとすると印圧に負け、ボトルがすぐに凹むからだ。

ブロー印刷機は相当な金額になると思うので国内でも所有している印刷会社は少ないだろうと思う、あったとしても小ロットなど対応するほどの機械ではなく、1000本以上くらいになるとは思う。

弊社はこういったボトルにも100個でも200個でも小ロットで印刷ができる技術を持っている。あらかじめメーカーの方で下処理がされているのでインキはSG740と硬化剤で密着するのだが、たまに下処理されていない場合があり別のインキで無理やり密着させたことがある。

技術というよりはコツと工夫でなんとか印刷するのだが、個体によっては微妙な凹みもあるので、100本中2~3本は凹みでインキが出ない個体がある。それでもほとんどがOKになるようなコツを見つけてあるので、なんとかなる。

他社ができない強みを持つ事は大事だと思うが、その技術を身につけるまでいろいろな工夫に苦労をした。それが今生きている
PE-bottle

丸い升にぐるっと回転シルク印刷

日本酒を飲む升に印刷だが、今回は正方形の升ではなく丸い升にぐるっと1周回転印刷となった。

つなぎ目が5mm前後くらいで、ほぼ1周なのでかなり難易度が高い。枡も1つ1つ手作業で作られている物なので微妙に形が異なる。恐らくほとんどの回転シルク印刷屋では断ってくるかもしれない案件だと思う。

こういう難しい印刷があるとワクワクしてしまう反面、毎晩悩まされストレスになってしまう場合がある。しかしやってみればできる、何にでも挑戦しなければならない。

とりあえずテストをしてほしいということなので、回転治具を作成し開始点と終点がピッタリになるように試行錯誤をする。テストではほぼ0.5mmの狂いもなく仕上げることができたが、本番までにもう少し微調整を行い、完ぺきにちかくなるようにしたい。

今回は量産で300個くらいになるそうだ、丸い升への回転シルク印刷、小ロットでも可能です。
masublog

一度に2色を印刷する

手抜きをしているわけではないが、円筒形のボトルに2色印刷をしなければならない。2回の工程で位置合わせがぴったり行く成形物であれば問題はないが、今回のボトルは位置合わせをする場所が見当たらない。

なんとかすでに印刷されている目印をたよりに位置合わせをすればよいが、それが完ぺきになるとは限らないし、微妙なズレが出るのはわかっている。

ならば2色を1工程で印刷できるように版とスキージを改造してしまえばよいと思い、やってみた。見事に2色が1工程で印刷でき、順調に進んだかと思えば、30個くらいやったあとでインキの原因不明な不具合が出てしまった。

22時ころに解決策はなんとなく見つけたので、続けようとは思ったが、身体がどうも動きたくなさそうな雰囲気で調子が悪かったので昨晩はいったん印刷を止め、今朝からのこりの本数を行おうと思う。

できないことをどうすればできるようになるのか、これを続けているから楽しい。お盆も暦通りになりそうな仕事量に事務仕事もやっていないので、土日だけ休んで、あとは稼働することしている
hansplit

PP製のタンブラーへ回転シルク印刷

写真のようなタンブラーがある、どこそこの有名なメーカーらしいが、PP製のタンブラーでテーパーがかかっている

そのテーパー具合にもよるが、それほどの傾斜でなければデータをまっすぐにしたまま印刷ができる、テーパーの具合によっては治具の調整とデータの調整、両方を行わなければならない。

今回は100本程、ベージュと黒のタンブラーなので、ベージュには黒色で、黒には白色で印刷をする。版やセットアップは変わらず、色だけを変えればよいのでそれほど難しくはない。

治具を作成し、テスト印刷をしてみたが、位置も再現も問題はなさそうだ。あとは100回印刷するだけになるので気が楽になる。

こういった小ロットが弊社の強みでもある、今週中には仕上げてお盆前までには到着するような段取りにしようと思う。

小ロットのタンブラー印刷、お気軽にお問い合わせください
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解決の糸口をつかんでテスト成功

2週間ほど前に預かった百万塔の台座への印刷だが、ようやく特注のパッドが届いた。特注といっても既存の型のパッドなのでそれほどでもないが、これがなければできないという成形物だ。

そのパッドを使い数日前に思いついたアイディアでテストをしてみたが、やはりNGなのがわかった。扇形の回転角度があまりにも大きすぎるのでNGということになった。こうなれば何か別の方法がないかと試行錯誤したが、たまたま思いついた方法を簡易治具で作成、スライドさせてみたら見事綺麗に印刷ができた。

あとは微細な位置合わせに、印刷の開始位置と角度、高さ、インキの選択をすればほぼ完ぺきに印刷ができるようになると思う。商品は恐らく来週に到着するであろうと思うから、この3連休でじっくりとテストと練習を行い、本番に備えればと心にも余裕が出てきた。

難しい印刷の解決の糸口を見つけた日程気持ちが良い日はない、木曜の夜は1-2杯くらいひっかけるつもりで帰宅した。

このパッドは幸いにもそろそろ買い替えになっているボールペンなどへにパッド印刷する際に使えるので、ちょうど良いので、それもプラス素材になっている

円錐形で難しい回転シルク印刷

写真のような形の円錐形の成形物がある。組み立てると塔のようになり綺麗だ。

この一番下の階層のところにほぼぐるっと1周回転シルク印刷で文字列を入れる。一見それほど面倒には見えないかもしれないが、両側が突起しているので、スキージがあたってしまう。それを避けるかのようにスキージをカットし、そして紗張りもテンションを弱めにしてもらった。

治具も先日ホームセンターを徘徊し、これならば使えるであろう歯車を見つけ、ひとまず簡易治具を作成しておいた。

果たしてこれで綺麗に回転し印刷ができるのかはやってみなければわからない。形ある成形物への印刷の場合はもうすべてがやってみなければわからない事が多い。平面のシルク印刷の場合はおおよその見当がつくので即答ができるが、成形物で丸みがあったりするともうやらなければわからない。そして2度と同じ形がやってくるという事もない。ノベルティであればある程度は似ている場合があるが、そればかりリピートで来ることもなく、形が決まっている成形物であればどこでもできてしまう。

弊社にはこのような形がきまっておらず毎回異なる成形物がやってくる。これが私の挑戦心をくすぐるのだが、同時に治具のアイディアを考えることが毎晩の夢にでてきて寝不足になってしまう事もある。しかしヒントとアイディアが浮かべば今度はソワソワしてしまい、早起きしてホームセンターの朝営業に行ってしまう事もある

人生簡単な事をすれば楽ではあるが、それはそれで平凡で終わってしまう。人が嫌がることや難しい事を続けることで永遠に成長を続け、勉強を続けることが脳にとっても良い刺激になると思っている
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