印刷ブログ
BLOG

...2021222324...

小さなお猪口に回転シルク印刷

支給されたお猪口に回転シルク印刷で100個程、表側と裏側に2か所あるので、1回で回転させようと治具を見つけたがうまく回らないのであきらめて、1か所x100回の工程を2回行った。それでも1日かからず終わり、夜は高温で焼き付けを行い、今週中には出荷ができる体制になっている

インキは1690がちょうどあったのでそちらを調色し、蛇の目に近い色で印刷をした。小ロットなのでメーカーの印刷だと割高になるが、メーカーの場合は恐らく焼きを入れる前に印刷をするので絶対にとれない印刷となる

弊社の場合は焼きの後に無理やり密着させる印刷なので、長期間の使用・洗浄で徐々に薄くなるがそれでもノベルティとしては十分だと思う

小ロットのお猪口印刷、1色の単色であれば個数に関係なくできますのでご遠慮なくお問い合わせください

ochokonew

日本酒のお猪口に回転シルク印刷

先日はとある県外の、それもかなり遠い酒蔵さんより日本酒のお猪口に小ロットの印刷ができないか?という依頼があった。

もちろんできますよとご連絡を差し上げ小ロットでも問題が無い旨をお伝えした。お猪口への印刷はお猪口を作成するメーカーの方で小ロットでも対応はできる感じだが、かなり単価が高くなってしまう。もちろん焼き付けも陶器の600~800℃で焼き付けるので絶対に落ちないが、ノベルティで配布するには少々割高の単価になっている感じがした。

弊社の場合はその温度帯の設備はないが、それでも150~180℃で焼き付け乾燥をすればそう簡単には落ちない。試しに事務所にあるマグカップに印刷し180℃で焼き付けをしてここ3年ほどほぼ毎朝使用しているが、まったくビクともしない。もちろん飲食店のようなシビアな環境での使用ではNGだとは思うが家庭用やノベルティ用であれば十分だとは思っている。

弊社ホームページにもお猪口の印刷サンプルを掲載してある、これは地元長岡市の国際ビジネス研究会で日本酒で乾杯をする際に使用しているお猪口だ。ほんの30個ほどの小ロットではあったがそういった小回りをきかせることができる。

http://kanpro.net/images/service/pic_curve03.jpg

お猪口への小ロット印刷、お気軽にお問い合わせください

ステンレスボトル1本に回転シルク印刷

とある方よりステンレスボトル1本に印刷をしてほしい、という依頼があったので印刷を行った。データもすべて作成し、そして回転シルクの治具を作成し、テスト印刷

版があまり綺麗にぬけていなかったので、クレンザーで洗浄して再度印刷したら綺麗にできた。1本という極小ロットの回転シルク印刷なので、割高ではあるが、恐らく他社の製版代よりも安い価格で1本を仕上げたと思う。1本なので版に治具などいろいろと単価をかけてしまえば決まらない案件だと思ったので、可能な範囲でのご予算をきいてみて、そこでこのくらいという単価でやることにした

週末には乾燥が終わっているので、週明けにもすぐに発送して差し上げようと思っている。何かの記念日のボトルらしいので、もらった方が喜ぶような仕上がりになったとは思っている

極小ロットの回転シルク印刷、まずはお問い合わせください
bottle just 1 for blog

アルミマウンテンボトルに小ロット回転シルク印刷

ちょうどタイミングが良く2つの案件で同じアルミマウンテンボトルに回転シルク印刷の依頼があった。

タイミングよく同じ期間にデータ入稿と商品が届いたので同じ治具とセットアップをそのまま使用でき、スピーディな仕上げとなった。最初の案件は事前に用意しておいたが、2つめは商品が到着したその日の夕方に仕上がってしまった。納期1日という最速の仕上げだが、アルミ製のボトルの塗装面への印刷なのでSG740と硬化剤を使用し高温乾燥を行うので2-3日は乾燥後におきたい。それでも週明けには出荷できるとは思う。

ロット数も1つは80本でそのうち40本は1色、もう40本は別の色だが版が同じなので色変えだけでできてしまう。もう1つの案件は白1色で70本程、こちらのほうがほぼ全面へのぐるっと1周なので難しいが、最初の案件も両面だったので難易度は高かった。しかし無事両方とも終わりほっとしている。

土曜日だが金曜の午前中に来週月曜納期の案件で増産依頼がきたので、土日も稼働しなければ間に合わない。noと言ってしまえばよいのだが性格上なんとかしたいということで、何とかします、と答えてしまった。しかし師走、このくらいでへこたれるわけにはいかない。あとほんの数週間だ、フル稼働で乗り切ろうと思っている
bottles for blog

飽和ポリエステル製のマグカップへ

某ノベルティ大手のトレー〇ワーク〇社よりの飽和ポリエステル製のマグ、こちらには密着するインクがあるが商品によってやり直しができなかったりできたり、様々だ。

今回支給されたのはなぜか溶剤への対抗性があり、失敗してもふき取りができる、個数は小ロットで30個ほど、特になんの問題もなく仕上がった。印刷面積が取っ手の部分を避けるようにほぼ50%となる。メーカーのカタログでは昇華転写になっているが、工夫と治具させしっかり用意すればほぼ全面印刷ができる。取っ手の部分からおよそ2cmくらい離せば恐らくぐるっと1周もできるとは思うが、フルカラーにはならず1色扱いになる。

昇華転写のみといわれている形状でもシルク印刷ができます、詳細はお問い合わせください
image for blog

昇華転写しかできないと言われる取っ手付きプラマグに

メーカーのカタログでは昇華転写かパッド印刷のピンポイントしか印刷できないとなっているプラスチック製のマグに回転印刷を試みる。

取っ手付きのマグは取っ手の部分が回転を妨げるので全面印刷が難しい、それでも工夫次第では取っ手より少々余白を取ればぐるっと回転印刷で1回転できる。

何年か前に取っ手付きマグの案件があり試行錯誤しなんとか回転できる受け治具を作成した。それが今では重宝されているかのように多少の調整だけでいくらでも取っ手付きマグの回転シルク印刷に使える。最初は相当な時間と工夫が必要だったが難しい印刷は一度できれば自分の経験となり、武器となる。

来週はエプロンやノベルティへの小ロット印刷が多いので、難しい回転印刷は今週中に仕上げようと思っている。師走の忙しい中だが、短納期で対応できるようしております、年末までの案件、まだまだ納期は間に合います。
お気軽にご相談下さい

mug cup

クリアボトルへの回転印刷

先週に続きもう1種類、今度は同じボトルだが大サイズのものがあった。依頼数量は50本、メーカーのロットを大いに下回る小ロットの回転印刷だが弊社では問題なく対応できる。逆に数量が多いと困ってしまうので、大ロットは得意ではない。

100個前後くらいが弊社にとってはちょうど良いロットだと思うが、50個でも30個でもまったく問題はない。逆に1000個を超えるようなロットだと単価をたたかれてしまったり安くということになるので、小ロット専門の弊社にとってはあまり合わない仕事になってしまう。1000個を超えるのであれば製造国の中国で印刷してしまったほうが恐らく安いとは思うが、納期がかかるかもしれない。

土曜日はこちらのボトル50本を終わらせ、大きなコットンバッグ50枚を仕上げた。日曜は子供と出かけてのんびりしたが、夜は別の件で打ち合わせがあり遅くまでの会合となったが、解決策も出たしいろんな意味でよい週末になったとは思う

今週は水曜が勤労感謝の祝日ではあるが私は仕事をすることにしている、仕事に感謝する意味でも祝日にもかかわらず仕事をしたい
15%

ぐるっと1周の回転シルクベタ印刷ができた!

中国製の飽和ポリエチレンボトルへの回転シルク、ほぼ1周のベタ面が多い難しい印刷だが、なんとか完成できた。

受けた後にデータを見たらしまった、と思うくらい毎日悩んで試行錯誤、治具も作成し、テストを何度も重ねた。テストとかかった時間を考えれば到底あう金額ではないが、自分の技術力向上につながったので気にしていない。

ボトルが海外製なので歪だが、1つ1つ確認し、手触りでの感触でどこらへんが凹んでいるかを確認して印刷の圧力を変える。アナログで手動で回転印刷をやるのでそこらへんを調整できるのが強みだ。

ロットは恐らく業界最小ロットの15本、版は同じだが透明のボトルには黒1色、黒いボトルには黄色1色だった。今週末までにできるか心配であった案件、そして綺麗に仕上がるかや失敗ができない素材だったが、失敗もせずにすべて仕上がった。

難しい案件が成功した日ほど嬉しい日はない。技術向上することもでき安心してお届けできることになった。今週末は日曜をゆっくり休めるかもしれない。

写真を公表できないのが残念だが、できるか否かを聞いてみようと思う。 これは今迄で一番難しかった回転シルク印刷となる。

飽和ポリエチレン樹脂

現在難しいベタありの透明の飽和ポリエチレン樹脂ボトルへの回転印刷を行っているが、これがかなり難しい。

何が難しいかと言えば

1.外国製で個体差があるので回転印刷がすべて綺麗にならない
2.やり直しがきかない素材なので失敗ができない
3.透明ボトルなのでムラやかすれなどが目立ってしまう(#1と連動するのでどうにもならない)

しかし完璧に綺麗に仕上げた、、、が素材がこうも歪だとどうにもならない。3日目に突入した、消せるインクで何度もテストを行い印刷の開始ポイントから終了ポイント、治具のあわせ、位置合わせすべてが整った。火曜日の夜はテストに時間を費やした、かなり自信がつくところまで来たとおもっている

あとはもう本番に進むしかないが、失敗できないので水曜の夜に腹をくくって実行しようと思っている。

難しい印刷、あまり進んで受けたくはありませんが(笑)、とりあえずご相談ください

解決策がみつかったかもしれない

昨日は通常の業務を行いながら透明のボトルへの回転シルク印刷のテストを行っていた。

天地がギリギリで全周回すデザインでさらにベタ面が多い、透明のボトルにベタなので一番難しい、少しでもムラがでればわかるようなデザインなので果たして綺麗にできるか否かが勝負どころだと思っている。やり直しのきかない素材なのでこればかりはもう賭けになってしまう場面もある。

先日は密着しないインクを使いテストをした、密着しないインクなので弱い溶剤でふき取れば消すことができ、成形物を侵さない。何度も練習をしてから本番に移ろうとは思うが、それが今晩か明日の夜になると思っている

...2021222324...