印刷ブログ
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ガラス瓶を150度ほどで焼付け

先日upしたブログの写真の日本酒1号瓶への直接印刷、細かい文字類があまり綺麗にでていなかったので月曜に再度製版を行い、データを変えたせいもあり製版が上手くいった

何度かためし刷りをしてみたが、文字列が綺麗に出ている。ものすごく混んでいる細かい文字はそこまで綺麗には出ていないが、恐らくメッシュを355に変えれば綺麗に出るとは思う。今回は300メッシュだったのでそこそこ限界がある。しかしガラス瓶で355メッシュを使うことがあるか否か、、、恐らく目詰まりがひどいのでロット数が低くなければできないとは思う。

今回は1合瓶x12本、白で両面に回転印刷。1回で印刷できるように車輪があたる部分はなるべく文字を避けるようにしたが、それでも天地ギリギリくらいまでは印刷したと思う。

1つ1つ検品をし、ちょうど12本ぴったりはいるオーブントースターに入れ、150度ほどで30分焼きつけ。このまま朝まで放置しておけばガッチリとインクが密着していることになる。

火曜日の午後に酒蔵に持参し、瓶詰めをしてもらう。自称世界初の日本酒名刺ができあがる。ワクワクして楽しみでもある。協力いただいているのは新潟県長岡市にある酒蔵、 お福酒造 様である。中身はもちろん純米大吟醸!
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ポリカーボネート製のボトルに印刷

円柱形でポリカーボネート素材のボトルに回転シルク印刷。 個数は130個ほど。ポリカーボネート製なので失敗ができない、溶剤に弱い素材なのでインクの密着は問題は無いが、ふき取りができない+予備がないのでかなり緊張する

平面のシルク印刷とは異なり回転シルク印刷の方が難易度が高く、失敗する確立が高い。下手だからというわけではなく、円柱形の成型物の歪が出ている場合があるので、スキージのインクが上手くのらずに印刷不良になる場合がある。

成型物が中国製の場合が多く、恐らくプラスチック成型のブローの段階での不良だとは思うが、これはどうにもならない。印刷前に1つ1つ目視で確認すればよいが、それがどう出てくるかもわからないので、私は印刷の圧を多少強めにして印刷するようにしている。あまり強いと流れが出たりつぶれたりするのでそこらへんの調整が難しい。

機械任せにすればよいがそれでは全くの解決にならないので、最後は人間の”勘”でやっている。

ポリカーボネート製のボトルに回転シルク印刷、小ロットでも可能です。

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Meister磨きタンブラー ステンレス製

新潟県の燕三条地域にある磨きマイスターというブランドのステンレス製ビールグラス?らしき成型物に回転シルク印刷、極小ロットの7個が完了した。

最初の焼付けが70度ほどで焼付けが足りなかったので、温度を100度まで上げて再度乾燥させた。一番最初に印刷した時の左右の誤差が0.5mm~1mmほどあったので再度印刷をして均等に仕上げた。

極小ロットではあるが、記念品としてシールではなく印刷されていれば洗っても残る。どういう記念品だかは公表はできないが、もらった人は喜ぶであろうと思う。

写真のKENMA meisterは印刷ではなく、恐らく腐食エッジングかなにかだとは思う。

ステンレス製のタンブラー、印刷は可能です
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これは使えるオーブンだ

ドライフルーツなどを作る事ができる市販のオーブンと温風乾燥機を買った。当初は妻の台所用品として買ったつもりではあったが、そのときに製品仕様を詳しく調べて印刷の乾燥機にも代用できると思い買う決断をした

他にも1万円ほどで家庭用のドライ乾燥機があるがサイズが小さい。小ロットでも少し大きめな乾燥機がないかといろいろ探して、少し割高ではあったが、それでも業務用の乾燥機よりは断然安かった。

土曜日にアルミ製のお猪口46個に回転シルク印刷と底面にパッド印刷を行い、この乾燥機を使って乾燥をさせた。アルミアルマイトが施されている製品なのであまり高温乾燥ができない、およそ70度設定で45分ほど乾燥、あとは1日ねかせて月曜には納品ができる。

小ロット印刷が増える中それに対応できる乾燥機も必要だが乾燥機メーカーのものは大きすぎるのであまり使い勝手はよくない

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SG740と硬化剤で大丈夫だった

アルミアルマイトの酒器に底面にパッド印刷、そして側面に回転シルク印刷のサンプルがあった。

最初は硬化剤無しで印刷したらやはり剥離でインクが取れてしまった。硬化剤を注入し高温の80度で30分ほど焼付けテスト、そしたら今度はT-15の洗浄溶剤でごしごしこすっても取れなくなるくらいの密着だった。

なんとか溶剤で消したが、ここまで剥離できないのも大変であった。色はあったので硬化剤を入れ、早速回転シルクとパッドで仕上げ、今日焼き付けすれば明日のサンプル提出までには間に合う。

こちらの案件は長岡市の案件で、恐らく量産が今月末に始まるのであらかじめ準備をしておかなければならない。セットアップ、版、そして色はすべて揃ったのでいつでも量産にとりかかる準備はできている

アルミアルマイト製品や酒器などへの小ロット印刷、ご相談ください
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極小ロットの回転シルク印刷

小ロットでも弊社では特に”極小”と呼ばれるロットを取り扱う事が多い。特に進んで営業しているわけでもないがブログを拝見されて問い合わせされるデザイナーさんが近年増えているように思える。

通常の印刷会社ではまずすぐに断るであろうロット数(恐らく100個以下?)、またはメールで問い合わせしても無視されてしまう、、というロット数もあるであろう。私が父親の急死で急遽この業界に入ってからもう6年も経過しているが、常に思うのがシルク印刷やパッド印刷の会社さんの姿勢がどうも工業・製造ラインよりの数量と仕事に偏っているのではということだった。

もちろん版やセットアップの手間隙を考えればロット数が多いほうが良いのはあたりまえであるが、世の中の需要はそれに反比例するかのように小ロットに移行しているのを感じる。100個以下でマニアックなシルク印刷やパッド印刷を知らない方よりの問い合わせに対応するのが面倒だ、というのは気持ち的にはわかるが、裏を返せばシルク印刷の技法をしっている人がまず世の中にほぼいないという現実がある(知っている人はまず問い合わせたりせず、自分でやってしまうかもしれないか、既存の取引先のシルク印刷会社がいるであろうと思う)

私は1つ1つどんな難しい案件でも、極小ロットの案件でも手がけるようにしている。世の中同じ仕事は2つとない、1つ1つ仕上げる喜び、そしてお客さんに喜んでもらえる日々が多ければ多いほど人生が楽しい。給与、売り上げだけではない、世の中では手取りがいくらだの安定している会社だのという就職斡旋広告が多くでているが、私は仕事はどれだけ喜んでもらい、そして自分が喜べるかだと思っている。

部屋の掃除をすれば綺麗になって気持ちが良い、おいしいものを食べれば気分が良い、仕事も同じでよい仕事をして喜ばれればそれだけで気持ちの良い1日になる。創意工夫をする難しい印刷や変わった印刷ほど私の人生の励みになっているのかもしれない

先日はショットグラスの側面と底面、5個に印刷する極小ロットの問い合わせがあった。ロット数が少ないということで遠慮されていたらしいが、私にとってはまた挑戦となる印刷案件になる、快く引き受けることにした。

微妙なへこみがある円柱形ボトルに回転シルクスクリーン印刷

とある企業様より、円柱形のボトルに回転シルクスクリーンのテストを依頼されている。

そこには1つ問題がある。円柱形のボトルに回転シルクスクリーン印刷をするためには円柱形のボトルの表面が平らになっていなければならないという条件がある。円柱形の成型物には剣先スキージを使うことになるが、そのあたり具合で印刷の精度が異なる。

このボトルは製造上の不良で平らになっていないロットがあるそうで、その平らになっていない成型物にも印刷をして欲しいという内容であった。

連休中にいろいろと試してみたが、おおよそ解決策がわかってきた。あとほんの少しの調整で綺麗に印刷ができるとことまできてはいる。難しい案件ではあるが試行錯誤することにより解決できるということを学んだ連休だった。

天気もよく夏用のタイヤ交換も終わり、春の訪れが楽しみになってきている

円柱形ボトルに2色印刷は難しかった

昨晩は入稿のあった円柱形ボトルの小ロット印刷で2色、12個という印刷を行った。恐らく他の業者に依頼すれば断られる、または相当高い見積もりを出されるであろう案件ではあったが、私なりの挑戦心と小ロット専門と歌っているだけあってやる気満々で作業を開始した。

やってみればかなり難易度が高い、かといって断れない、もうやるしかない。ということで夜なべをしながらなんとかしあげたが、やはり微妙にズレが出ている。円柱形の多色印刷は難しい、わかっていはいたがここまで難しいとなればなかなかの達成感になる。夜中の3時くらいまでかかったが、なんとか納得いく仕上がりで終わり、乾燥にいれた。 木曜の夕方に出荷すれば納期に間に合うスケジュールとなる。

これが経験となり、将来につながるとは思う。円柱形の局面印刷、小ロットから可能です。色数にもよりますが、まずはご相談ください

マグカップに印刷

小ロットのマグカップ名入れ、1色となればシルクスクリーン印刷が活躍する場となる。

100個や200個の場合は特にそうだ。今回は1690Nインキに硬化剤を入れて150℃焼き付けをするのでそこそこの密着にはなる。

治具も以前作ったマグ専用の特性治具がほとんどそのまま使えるので治具つくりに時間がかからす、すぐにセットアップできるようになった。恐らくこの治具は今後重宝することになると言える

mugmug

某国製のフードポットに回転シルク印刷

某国製造のフードポットに回転シルク印刷。印刷は問題が無い、治具も以前の治具がちょうどよく使えほんの少しの改造だったのですぐにできた。

位置合わせも問題なし、インクは塗装面なのでSG740と硬化剤でOKであろう。

テスト印刷をしたいので、透明のシールを表面に貼り印刷、綺麗にできた。そしていざ透明シールをはがすと、、、塗装面が剥がれるではないか。。。あぁ、、これではダメだ。こんなひ弱な塗装で商品になっているとは想像もつかず、しかし某国製なので何とも言えない。。。(泣)

さらに始点をあわせる為に蓋の凹んでいる部分を始点と設定、何個かやってみたがおかしい。。。ボトルに貼ってあるバーコードもバラバラ、正面は始点から見た取っ手の中央部、しかしそこにおもいっきりバーコードが。。。(泣泣~~~)

円錐形・円柱形の回転印刷の場合は始点を決めるのに苦労する場合があるが、ここまでバラバラだとどうにもならない。もうこれは依頼者に判断してもらい、全てのバーコードを剥がすかバーコードを避けて印刷するか、等々。

某国製の製品に名入れ、いろいろとありますが、とりあえずご相談ください(笑)
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