印刷ブログ
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トートバッグ30枚にシルク印刷 2色

基本多色刷りはあまりすすんで受けていない、特にトートバッグ等、縫製でばらつきがあるからだ。もちろん多色の回転テーブルがあれば問題なく刷れるが、小ロットの場合は版のセットだけでも大変だ。

 

今回は知り合いの長岡市にあるアクリル加工を得意としている株式会社クワバラ様よりのご依頼で、トートバッグ30枚に2色の印刷。ロゴの一部分だけが赤になって、それ以外は黒。1㎜ズレてもかなり目立ってしまうので、ズレは許されない。弊社には回転テーブルの印刷台は無い、さぁどうするかは試行錯誤だ。夕方前に黒を刷り、そのまま自然乾燥で赤を刷る。コツと試行錯誤さえすれば2色のデザインでも1版ででき、ズレもほとんど出ない(コンマ㎜単位のズレは出るが、許容範囲だ)

 

これが3色~4色となるとさすがに回転テーブルがあったほうが良いが、2色であれば無くてもなんとかなってしまう

ジュート(麻)素材のバッグにシルク印刷

かなり粗い、いや、相当粗い、、、素材のジュートという麻がある。こちらにシルク印刷、既存の150メッシュの版をそのまま流用してほしいとのことだが、明らかにNGだ。恐らく70メッシュくらいで細かいデザインでないものを刷ればできるが、150だと無理がある。

 

案の定1回ではNGだった、カスレ、ジュートの穴に入らないインキが多い、無理やり強く刷れば滲んだりつぶれたり。試行錯誤で5回重ねてなんとかそれっぽく再現ができ、OKの了承を得た。枚数は20枚の小ロットだが、スキージを押す力加減もあり、20枚だが疲れた(笑)

 

今週もあと二日だが、フル稼働してやることになる。久しぶりに土日も仕事を続けそうな感じになってきているが、第二破の懸念もあり、世の中がどう動くか、、、もう気にしても仕方がないかな

 

不織布風の布?にシルク印刷

不織布だったかもしれないが、たしか5年前くらいに支給されたマラソン大会用のゼッケンの生地だ。その大会も終わったのかもうリピートは来ない、しかし支給された材料は余っている。。予備を含めて支給されたが相当余って行き場が無い

 

丁度幼稚園の名札作成依頼があり、それに使っても良いということで在庫を使うチャンスだ。材料費はいらないという事で双方にとってお得、弊社では行き場を失っていた材料で言ってしまえば宝の持ち腐れだ。

 

インキは布のような感じなのでSG740で付着する、1000枚だが6面付しているので170枚もすればそれでOK。

布製の巾着へシルク印刷

巾着袋、何を入れるかはその人の自由だとは思うが、ロゴやデザインによってはちょっとした小物入れになり可愛いと思う。刷りながら欲しいな~という商品やデザインもたまにあるが、仕事に集中しなければならない。

 

ここ最近有名なロゴ等があるらしいが、私はあまりブランド、、には興味が無いので、とにかく刷ることだけに集中し、NGを出さないように心掛けるだけだ。今週は梅雨、来週も梅雨らしいが、それを過ぎれば夏がやってくるのかな

 

デニムマルシェバッグにシルク印刷 1色

今回は黄色、青い生地に黄色なので難しい、どちらかといえば白の方がやりやすい。黄色をそのまま刷っても沈んでしまい、青と黄色を混ぜたような色になる。指定DICがあるので、試行錯誤を行い、硬いインキで5回重ねるとほぼ同じ色になった。

 

5回重ねる場合はズレが出ないよう、刷り加減、力、スピードを5回ともすべて同一にしなければならない。もちろん人間なので感覚だ、、、それはもう説明はできない。1回と5回で色が違う、やはり5回重ねたほうが綺麗だ。

 

とにかくエコバッグ類が続く

7/1からのレジ袋有料化に伴い、エコバッグ関連が続いている。いつもの取引先の方より、近くのお店より、パン屋さんより、様々だ。私は随分と前からエコバッグを使うか、袋にいれないでそのまま持参する時が多いので、ここ数年はレジ袋をもらった記憶が無い。

写真は布製のコットンマルシェバッグという随分と大きなバッグだが、いろいろ沢山はいりそうだ

 

ドイツに5年ほど住んでいたが、レジ袋は50円程だった、なので皆自前の袋を持参するのがあたりまえであった。7/1からいったいいくらになるのかはわからないが、2-3円レベルであれば軽い気持ちで買ってしまう人は多いと思われる。思い切った価格にしなければ環境保護は進まないであろう

エプロンに小ロットシルク印刷

エプロン3枚、白1色でシルク印刷。白が濃く出るように120メッシュで、ロゴや文字も細かくないので120か150と迷ったが、120でいけそうなので。

 

3枚なのであえて希釈はせずに固いまま印刷、あとは自然乾燥。連続印刷の場合は希釈をするか、2回3回重ね刷りしたりいろいろと調整する。今回はヌキデータがあったので重ねるとつぶれる恐れがあったので1回刷り。それでも120メッシュなので白は濃く出ている

 

巾着袋に白でシルク印刷

白を再現する場合、インクジェットでもできるらしいが、白を出せるインクジェットは高いらしい。再現できたとしても薄いのでどうしてもシルク印刷になることが多い。簡単に言ってしまえば、インクジェットでも濃くできるが、その分顔料を多くいれる、つまり粉の容量を多くするのでノズルが詰まるからできない、という事だと思う。

 

シルク印刷の場合、通常の白でも濃いが、それよりも濃い高濃度白やコンクホワイトという濃い白が存在する。それを更に重ねて数回刷ればもう白100%に限りなく近い。今回の巾着袋のデータは太いデータだったので重ねて刷っても問題は無い、2回刷りで濃く出たので2回刷りで100枚を仕上げた。

 

中に固い板を入れ、セットして効率よく30分で100枚を仕上げる。コロナウィルスの影響で世の中が変化すると思うが、私的にはもう1日8時間労働は不要だと思う。時給制、月給制をやめてしまい、個々人の能力で差がでる能力給や出来高給にかえてみてはどうであろうか。頑張りたい人は頑張ればよい、そうでなく食べれればよい、という人はそれで良いと思う。急げ、綺麗に、効率よく、早く~と言い続けた事で世の中が疲弊してきた、そしてストレス社会、鬱等様々な社会現象が出ていると思う。これを機に変わることにしよう

ご朱印帳に3色シルク印刷

ご朱印帳というものがある、表裏に合計3色、300冊。 布地?だがインキは希釈をせずに固いままでSG740. なんといっても刷りやすい、密着は問題は無い。本当はSG410を使いたかったが、金、銀粉との相性を考えるとSG740の方がまだ良い

 

布で沈むと思ったので150メッシュで製版、再現性はよい。あとは希釈をするとつぶれやすいので、故意に希釈をせずに固いまま刷る。十分乾燥させたいので、急がずに仕上げ。今週中には全て終わり、納品ができるであろうと思うが、この緊急事態宣言で世の中がどうなるのかわからない。

 

もう踏ん張るしかないというところまできている。

縮緬風の布地にシルク印刷

数珠入れ?か何かだと思うが、お寺様で使うような感じのふくさ袋。こちらの内側に金でシルク印刷

 

数量は40個程、急ぎらしい、、のでこれまた日曜に仕上げた。先週は土日と稼働し、月~火曜はのんびりとすることにした。こういう風に時間をずらせば作業場の有効活用にもなるし、ましてや今はコロナウィルスの影響があるので免疫力を高めるためにも無理をせずに休むべきだ

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