印刷ブログ
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形あるホットプレートにスクリーン印刷

髙さがあるホットプレートの1面に2デザインをスクリーン印刷、温度調整のつまみがあるので、それを避けるように版を作製、髙さもあるので高さ調整ができるホールド台を使用し、成形物を固定できる治具を使用。

 

治具は幸いにも弊社パッド印刷で使用する治具がちょうどよくフィットしたので、そちらとその他で固定、なんとなく連続印刷で使えるようになった。

 

失敗ができず勾配もあるので難しい印刷だが、集中して1日で仕上げ、あとは梱包。しかし開梱梱包が一番時間がかかるかんじだ、、、開梱で4時間、梱包は恐らくそれよりもかかるかもしれない。しかし納期があるので、今日中に梱包を終わらせ早めに出荷したい。寒波がやってきているので運送状況も乱れがでると予測される、早めに動かなければならない

サランラップケースにシルク印刷

冷蔵庫にマグネットで貼り付けができるタイプのサランラップケースにシルク印刷、数量は100個程、小ロットで弊社の得意分野だ。

 

小ロットの印刷のニーズはとてつもなく多くあると思っている、いまだにシルク印刷の小ロットはNGだと言われる方がいるが、時代の変化で大きなロットが少なくなってきているのは身に染みて感じる。この先どうなるのか、さっぱりわからないが、目の前にある課題をどんどん仕上げて暦が師走になるまえから師走を追い越すように走り出している。

 

毎晩ほぼ23時頃までだが、身体の不調は無い、健康診断も秋にいってきたがほぼA判定だった、、、しかし本当なのか、と言われるくらいの生活を続けている。どこかで一休みをと思っているが、恐らく年末年始まで休まることは無いと思えるスケジュールになりそうだ

卓上カレンダーの下部にシルク印刷

カレンダーの時期になった、卓上で月めくりのカレンダー、その下部に社名をシルク印刷

 

フワフワしているので少々コツがいるが、版は通常の版、その版の裏側に浮き沈みを抑える工夫をすればOKだ。週明け納品なので金曜に集中し仕上げた。土日は秋晴れで外出をしたい気分ではあるが、仕事を進めている。 週明け納品で一人で集中して仕上げなければならない案件など、平日ではあまりやりたくない難しい案件をコツコツとしあげる。

 

紅葉の季節ではあるが、このままではでかけることもできずに冬到来になりそうな勢いだ、しかし事業を営むものとしてはありがたいことではある。週末は無理なくマイペースで仕事ができる貴重な時間だ

テニスボールに回転シルク印刷が始まった

難題のテニスボールへの回転シルク印刷だが、試行錯誤で自作した受け治具が見事ドンぴしゃで回転してくれたので、一気に作業が始まった。

始まる前までは位置合わせや回転の具合などでかなりの調整をしていたが、一度正確なボールのセンターに2点のおさえ治具と回転させる歯車を4台装着し、テストを何度も繰り返したらスムーズに回転するようになった

位置決めはあらかじめまっすぐ平行になるのは難しいという事を言われており、今までも水平にはなっていなかったらいしが、やはり綺麗になるべくボールの柄に沿って水平にしたいので私なりに調整をしたら、ほとんど水平でだせるところまで完成した。中には柄そのものが歪になっているのでどうやっても水平にならない柄も含まれていたが、かなりの確率で柄に沿って水平にロゴ印刷ができるようになった

この調子だと今週中には仕上げることができ、あとはもう1件待ち構えているマグカップ40個程への回転シルクの受け治具を作成しなければならない。こちらも難題ではあるが、1つ解決し作業がすすんでいるのであまり心配ではなくなった

今週~来週と小ロットが続く、梅雨時期になるまえに今あるビニール傘の2件を仕上げて発送もしたい
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テニスボールにシルク印刷

表題のような難題が週末前に問い合わせとしてやってきた。硬い野球ボールであれば選手のサイン入りのパッド印刷を何度か行ったことがあるので、問題はない。サインボールはそれ専用のボールが販売されており、実際に投球ができないようになっている。

今回は某有名スポーツメーカー(画像を見ればわかるかもしれないが)の市販ボールにとある会社のロゴ名を白で1色印刷となる。表面も毛のようなものがむじゃむじゃ出ているのでなかなか難しい。ボールの球体だが、デザインの大きさからしてパッド印刷ではできない。しかもパッド印刷ではインキが薄いので再現性が悪い。

回転シルク印刷しかないと思ったが、球体なので思い通りの方向に確実に回転させるのが難しい。テニスボールなので凹みの部分があるので、それも回転を妨げる。

いろいろと悩んで試行錯誤したのちにテストをしてみたが、なんとかうまくできるところまで近づけたとは思う。あとはボールの柄に平行に印刷できるように治具を調整し作成すれば恐らくできるとは思う。

今回のこの案件は今までの中でも難易度がかなり高い方だと思ったが、いろいろ悩んだ結果解決策を見つけることができた。もう少しの調整と試行錯誤でできるようにはなると思う。幸い納期が6月なので時間的にも余裕がある

seimei

とあるメーカーのポリカーボネート成形品へのシルク印刷

一見それほど難しくはないポリカーボネートの成形品へのシルク印刷、はい、難しくはありません(笑) ただインクが素材にしみこむのでやり直しができない素材となり、少々緊張気味ですが、弊社には素材を侵さずに消すことができる特殊溶剤があるので、とりあえず一安心ともいえます。この溶剤との出会いは数年前の見本市だったが、当初は臭いが少ない洗浄溶剤のサンプルとして提供されたものが、今では宝物になってしまっている。

こちらのポリカーボネート成形品だが、一番難しいのがそれを担当している方の柔軟性の無さと現場を知らないという理由かもしれない。。。 当初のメッシュは270だったが、それでもガタがあるというので、300に変更、それでもNGだったので、今回は355と写真製版の高性能フィルムで仕上げた。これでもNGとなればお手上げになってしまう。

位置もコンマmm単位でずれているという指摘があり、そこまで細かい精度を要求するならばと専用の治具を加工屋さんから作ってもらうことになった、そのコストがかかるが、、、それでもよいらしい。。コンマ何ミリズレたからといって色を重ねる案件でもなくまったく関係は無いとは思ってしまうが。。。なんとなく100という仕様を100に仕上げないといけないという担当者の方なのであろう。シルク印刷ではスキージの移動で多少のズレがでる、これは仕方がないが、ズレが出ても問題が無い案件とNGな案件もある。

こちらの案件を土曜の夜に仕上げ、日曜に発送。土曜の夜は飲みに出かけてたまたま取引先のスタッフの方と落合、そのまま意気投合して朝まで飲んでしまった。。。 そろそろ師走まっただ中、今週も忙しくなるので呑みすぎ注意かもしれない
porika

昇華転写しかできないと言われる取っ手付きプラマグに

メーカーのカタログでは昇華転写かパッド印刷のピンポイントしか印刷できないとなっているプラスチック製のマグに回転印刷を試みる。

取っ手付きのマグは取っ手の部分が回転を妨げるので全面印刷が難しい、それでも工夫次第では取っ手より少々余白を取ればぐるっと回転印刷で1回転できる。

何年か前に取っ手付きマグの案件があり試行錯誤しなんとか回転できる受け治具を作成した。それが今では重宝されているかのように多少の調整だけでいくらでも取っ手付きマグの回転シルク印刷に使える。最初は相当な時間と工夫が必要だったが難しい印刷は一度できれば自分の経験となり、武器となる。

来週はエプロンやノベルティへの小ロット印刷が多いので、難しい回転印刷は今週中に仕上げようと思っている。師走の忙しい中だが、短納期で対応できるようしております、年末までの案件、まだまだ納期は間に合います。
お気軽にご相談下さい

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透明の物にパッド印刷

透明の成形物にパッド印刷はある意味難しい。パッド印刷そのものがシリコン転写になるので、シルクスクリーンと比較するとインクが薄く見えてしまう。

ましてや透明の成形物であれば透ける、パッド印刷用専門のインクを使っても透けるらしいと聞いたことがある。もちろん白を印刷してその上に刷れば透けることはないが、2色扱いとなりさらに受け治具が大変なことになってしまう。絶対条件であればやらねばいけないが、年に何回かやっているあるメーカーの大きなUFOみたいな装置のところに社名を入れるパッド印刷では難しい。

半自動の機械にすら入らないような大きなものなのですべてが手作業の超アナログパッド印刷となる。なので2回の重ね刷りや2色はNGとなってしまう(厳密に言えば手間暇かけてしっかりとした治具をつくればできるかもしれないが、相当な改造と費用になるとは思う)

なんとか透けるのを最小限にといろいろ考えてみたがインクを変えて顔料を独自で調合し濃くする方法でいまのところは解決させている。最初は難しかったがだんだんと慣れてきて間違っても表面を侵さずにふける溶剤までみつけたので今は安心して印刷ができるところまでになった。

大きな成形物へのパッド印刷は難しい、しかし難しい印刷程やりがいがあるし技術向上になると思っている

アルミアルマイト製品にインク

SG740で試験印刷をしてみたが、やはり硬化剤を入れないとあっけなくテープ剥離してしまったので、とりあえず硬化剤を入れた黒で再度テストしてみた。

アルマイト製品は高温乾燥させるとアルマイトが駄目になってしまうので、最大でも80度くらいまでしか温度をあげることができない。理想は1000シリーズか1690でガチガチに固めればインクがはがれないが、150度まで温度をあげてしまうと今度はアルマイトが駄目になってしまう。

ひとまず常温で1日おいて、今日80度くらいで30分硬化させてから再度剥離試験をしようと思うが、今朝の段階でのつめ引っかきとテープ剥離ではそこそこの密着になっているので、恐らく大丈夫だと思う。これが1週間も経過すれば全くはがれないくらい密着しているとは思うが、サンプルの提出が今週木曜日なのでそうのんびりもしていられない。

素材により乾燥温度が変わることもいろいろある。温度が高ければよい、というだけではなく、いろんな知識が必要となってくる

アルミアルマイト製品へのシルク印刷やパッド印刷、まずはお問い合わせください

高さ20cmほどあるアクリル成型物に6色印刷

高さのあるアクリルの箱2個に6色のシルク印刷を行った。見た感じいけると思いやってみた案件だが、、、ふたを開けてみればこれは大変だった。

形になっていない状態であれば恐らく半日もあれば全て終わったかもしれない、しかし高さ20cmほどになった抽選箱のような正方形のまま納品されたので、それに合わせる版や高さを調整する印刷セットアップで何日もかかってしまった

一番難しかったのがグレーと黒のあわせで、ほんのコンマ何ミリのズレでも目立ってしまう。ましてや高さを20cm以上に上げるシルク印刷のホールド台を固定するジ具作成にも時間がかかってしまい、とりかかりから3日かけてやっと終わらせる事ができた。

連続印刷もできないので、1つ1つ印刷が終わっては洗浄し、セットアップを繰り返し終わったので時間がかかってしまったが、出来上がりはよかった。

いつも思うことだが成型物が持ち込まれるまではなんともいえない、簡単な場合もあれば逆にものすごく難しくなってしまう場合もある。見積もりどおりには進まない仕事が多いので参ってしまうときもあるが、こういった難しい案件をやり遂げたあとはすっきりする。

明日からまた別の難しいそして細かい小さな印刷のテストが始まる、こちらも綺麗に出来上がればまた嬉しい案件になるであろう

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